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神戸市 都市局 計画部 指導課

大規模集客施設の集積地域における安全性の検証実験

要点 Point

解決したい課題

大規模集客施設の集積に伴う、自動車・歩行者等の通行環境の安全性の事前の予測が出来ないため、対策が立案が難しい

想定する実証実験

(1)自動車・自転車・歩行者における通行環境のシミュレーション(現状把握)
(2)対策の立案(ハード、ソフト両面から)
(3)(2)の対策実施後のシミュレーション

実現したい未来

大規模集客施設集積箇所における「来る人」と「住む人」の便利と安全を両立させた街づくり

得られるもの

・神戸市との実績
・大規模集客施設事業者とのつながり
・対策案の事業実施の可能性
・他地域への展開の可能性

物語 Story

集合写真

「来る人」と「住む人」に選ばれる神戸へ

「神戸」の街といえば、どんなイメージでしょうか?

港町? 洋館をはじめとした異国情緒漂う街? おしゃれなスイーツや雑貨屋がある街?

どれも正しい答えですが、上記とは観点が異なる「神戸に住む人」に選ばれる街づくりにも、市として力を入れてきました。

たとえば、商業施設の利便性を向上と同時に、街のグレードや生活の質を重視した、若い世代が住みたいと思えるような街づくりなどです。
実際に、商業施設が揃い、「住むのに便利な街」という評価も頂いています。

しかし、商業施設が集積すると便利である一方で、集積すると歩道を横断して駐車場に出入する車両が増え、例えば自動車と歩行者や直進車と出庫車が交錯する心配が出てきます。

実は、市内のある地域には、短い区間(約100m)に商業施設が集積し、駐車場の出入口が5箇所(今後の予定を含む)とバス停が2箇所集中する箇所があり、まさに今この通行環境の評価と安全性の向上に取り組もうとしています。

図表 大規模集客施設の駐車場出入口の集積状況

最終的に、買物客と周辺住民の双方にとって、より便利で安全な街にしていきたいと考えています。

ポイントは、事前の予測と対策の立案

今までも、大規模集客施設が建設される前に、開店後の交通量を予測して必要な安全対策を確認してきました。

具体的には、一つの交差点で処理できる交通量に対する開店後の交通量の比率を示す「交差点の需要率」、「車線別混雑度」から、専用通路(進入路)の整備や駐車場出入口、入出庫ゲートの配置検討等の検討、さらに混雑時には交通整理人の配置等も検討してきました。

しかし、施設が集積してくると出入り口の数や、自動車や自転車、歩行者が交錯する箇所が多くなり、対策内容も複雑になってきます。

では、大規模集客施設が集積した際に、施設利用者や周辺住民の安全性を確保し、安心して過ごすことができるようにするためには、どうすればよいでしょうか?

安全対策の打ち合わせの様子

新たなテクノロジー活用による解決を試行したい!

考えられる対策としては、例えば、施設間通路を設置して隣接道路への負荷を軽減させることや、ITを利用した入出庫管理、デザインの力を利用した分かりやすい案内(路面標示、カラー舗装、ミラー設置)等が挙げられます。

しかし、最大の問題は、これらの対策がどの程度効果があるのかが事前に分からないことです…。

事前の対策が難しいと悩んでいる様子

そこで、商業施設が集積する地域で、入出庫車両による道路利用者への影響等を事前に評価し、対策と効果が確認できるような手法を求めています。

具体的には、斬新なテクノロジーを活用して、現状評価、対策、効果が確認できるシミュレーションが出来ないかと考えています。
 (1)自動車・自転車・歩行者における通行環境のシミュレーション(現状把握)
 (2)対策の立案(ハード、ソフト両面)
 (3)(2)の対策実施後のシミュレーション(改善予測)

「来る人、住む人にとって便利で安全なまちへ!」

実証実験を通じて、商業施設の事業者と神戸市等による関係者を巻き込んだ事業実施につなげることができれば、大きな話題づくりにもなると思われます。

さらには、商業施設の事業者も協働したいと思ってもらえるような、説得力のあるシミュレーションを実施できれば、事業者にとっても安全な事業運営が可能になり、さらなるビジネスチャンスにもつながると考えています。

もちろん、同じような悩みを持つ他地域で展開できる可能性もあります。

我々と一緒に、安心して「また来よっと!」「住んで良かった!」と思ってもらえる街づくりに取り組みましょう!

集合写真

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募集要項 Outline

背景 神戸市内に大規模集客施設等が集積し、駐車場を出入する車両と、市道を通行する自動車・自転車・歩行者が交錯している箇所があり、今後も新たな集客施設が立地し、駐車場に出入する車両が増える見込みである。
周辺住民からは、当該地域のより良い通行環境を求める声があがっている。
課題 大規模集客施設集積箇所における「来る人」と「住む人」の便利と安全の両立を、新しい技術、新たな視点で考えたい
求める解決策 IT技術等を利用した、自動車・自転車・歩行者の通行環境における現状把握・評価、対策の提言
(対策すべき事項の優先順位をつけたい。)
付加的・発展的な要素 類似する他地域でのシュミレーションの実施や実証実験
想定する実証実験内容 (1)自動車・自転車・歩行者における通行環境のシミュレーション(現状把握)
(2)対策の立案(ハード、ソフト両面)
(3)(2)の対策実施後のシミュレーション(改善予測)
ただし、提案内容によっては、一部分の実証実験も検討可能。
求めるスタートアップ像 地域関係者(住民、大規模集客施設事業者、道路管理者等)が共有出来る、実現可能性のある提案を頂きたい。
スタートアップに求める条件 打ち合わせ、現地確認の必要性等を考慮し、事務所はできる限り近い方が望ましい。
提供可能なデータ・環境等 ・直近交差点の交通量、大規模集客施設の来店車両予測台数、バス停利用者数
・大規模集客施設等の事業者との意見交換の場のコーディネイト
プログラム終了後の本格導入 大規模集客施設が集積する地域に新たに大規模集客施設を配置する場合は、本件で行うシュミレーションを参考にして、道路交通その他の都市機能の調和を検討することで、より便利で安全な街づくりを図っていきたい。

お申し込み Application

<神戸市、姫路市、豊橋市>
締切:2020年7月19日(日)


<名古屋市>
締切:2020年7月31日(金)

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神戸市 建築住宅局 保全課

事故防止に向けた、公共建築物点検結果の自動解析システムの実証開発

要点 Point

解決したい課題

公共建築物定期点検の結果を有効活用し、市有建築物の事故を防止したい

想定する実証実験

公共建築物定期点検結果に基づく修繕の優先度判定及び統計処理できるシステムのプロトタイピング

実現したい未来

安心して過ごせる市有建築物の場の提供

得られるもの

自治体への導入実績、他都市等への水平展開の可能性

物語 Story

集合写真

誰でも歳を取るんです

学校、保育所、児童館、地域福祉センター、動物園、水族園、文化ホール、国際展示場、美術館、博物館…
市有建築物といっても色々なものがあり、多くの市民の皆様や神戸市に来られる多くの国内外の人々に御利用いただいています。
これらは単なる建築物ではなく、我々の誇るべき資産として、日々、管理し活用しています。

しかしながら、約半数の施設は築30年を超え、節々が痛んできています。

建築物の保全に必要なことは随時行っていますが、経年劣化は著しく、残念ながら天井の一部材が落下したり、照明柱が倒れたりする事故も発生してきています。

何とかしたい。けが人は絶対出してはいけない。
施設管理に携わる者の想いは同じです。

ただし、歳には敵いません…。

ひび割れたコンクリートの様子

建築後の経過年別の延床面積の割合のグラフ 神戸市公共施設等総合管理計画
(平成28年3月)より抜粋

定期検診は受けています

建築物は我々の身体と一緒で常に気にかけておかないといけません。歳を取ればなおさらかもしれません。

建築物の管理の1つに、“建築基準法に定められた定期点検” があります。(我々は『公共建築物定期点検』と呼んでいます。)
対象となる建築物は、用途、面積、階数により定められますが、資格を持った専門家により、非常時の照明や防火シャッター、換気設備等の項目は毎年、外壁、屋上、床・壁・天井等の建築の項目は3年に1回点検してもらいます。
(参考) http://www.city.kobe.lg.jp/business/regulation/urban/hozen/teikitenken.html

点検では、影響度の大きいもの~小さいもの、緊急度の高いもの~低いもの、簡単に直せるもの~大規模工事が必要なもの等、様々なレベルの不具合が報告されます。
日常ではなかなか気付かない不具合を発見し、大事に至る前に直すことを目的としています。

しかし、なかなか点検結果情報を整理しきれていないのが現状です。

たとえば、専門家の言っている内容を消化しきれない方もいます。
また、不具合の状況を把握しても、今は忙しい、明日でいいか、まぁ大丈夫か…と記憶が薄れて放置され、よりひどい症状となってしまうこともありえます。
他の施設ではどうしているんだろう・・・ そんな疑問も浮かんできます。

点検結果表【建築物】

点検写真

だから、誰かが包括的に管理することが必要です。

点検結果は、カルテです。
建築物ごとに基本情報、点検チェックリスト、不具合写真、図面等で構成されており、定期的に専門家が見た診断結果です。

これらをもっと有効活用したいんです。

現在、バラバラに管理されている年間約1,000施設の建築・設備の各報告書(カルテ)を一元的に集約し、必要な特定の情報を取り出せるシステムを構築したい。
建築・設備技術者の集まりである当課において、専門家に見てもらったそれらの膨大なカルテを、更に詳しく又横断的にみて、施設管理にフィードバックすることにしようかと。

具体的には、
・不具合に優先順位をつけて確実に直していくこと
・不具合の修繕状況を把握すること
・数年前からひどくなっている事象を捉えること
・類似施設の状況がわかること
・頑張っている管理者がわかること
など、カルテから色々な傾向を捉えていきたいのです。

これらのシステムを構築し最終的に建築物の不具合を減らし、市民が安心してすごせること、それが、今回のプロジェクトの主な目的です。

建築・設備の各報告書(カルテ)

こんなことができたらいいな。

やりたいことは広がります。

不具合の写真があれば、危険度やその修繕優先度の判定、不具合区分を自動的に判定できたりしないでしょうか?
定期的に専門家に点検してもらうだけでなく、管理者の日常の点検による不具合の発見からも事故防止に繋がる、そんな、ITを駆使した未来に向けた第一歩。

我々が見るのは書類ではありません。 目指すところは、業務の効率化ではなく施設の安全を保つこと。
笑い合える未来。その第一歩。

古き良きモノを後世に残すためにも、あなたのアイデアを活かしてみませんか?

集合写真

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募集要項 Outline

背景 市有建築物の老朽化が進行し、天井部材の落下、照明柱の転倒等が発生している。それらの事故防止対策の1つとして、一定規模以上の建築物では法定点検が義務付けられており、その点検の結果、不具合が発見された場合は適切に措置することとなっている。しかしながら、日々の業務の中で埋もれてしまうこともあり、不具合が適切に措置されているか、類似施設の状況はどうか、経過年数による傾向はあるか等を包括的に管理できていない状況である。
課題 施設管理者には、建築・設備の専門家がおらず、点検結果を十分に活かせていない。一方で、当課で集約する法定点検結果は年間約1,000施設分あり、すべての点検状況を把握できない。
求める解決策 点検結果データの効率的な解析・統計処理、写真又はコメント等からの修繕の優先度判定支援
付加的・発展的な要素 危険度・優先度判定の自動処理(AIの導入)
想定する実証実験内容 公共建築物定期点検の結果の解析・統計処理、優先度判定支援ができるシステムのプロトタイピング
求めるスタートアップ像 事務処理の効率化ではなく、市民の安全確保のための業務として理解していただける方
スタートアップに求める条件 ある程度点検項目内容が分かる方・新たなアイデアを導入できる方
提供可能なデータ・環境等 公共建築物定期点検の結果
プログラム終了後の本格導入 効率的と判断された場合は、翌年度予算要求を行い、導入を推進していきたい。
また、神戸市と実証実験をした等のPR効果が得られるほか、費用対効果が見合えば、他の点検結果解析への導入へと拡大することも可能。

お申し込み Application

<神戸市、姫路市、豊橋市>
締切:2020年7月19日(日)


<名古屋市>
締切:2020年7月31日(金)

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神戸市 建設局 都市技術研究室、建設局 道路部 計画課

「カメラ x 画像認識AI」放置自転車撤去の効率化ツール実証開発

要点 Point

解決したい課題

限られた財源の中で効率的・効果的に放置自転車の撤去・予防計画を策定し実施したい

想定する実証実験

時間単位での放置自転車等の台数や放置者の属性、放置後の行動の状況把握と、今後の撤去作業の効率化に向けた分析

実現したい未来

放置自転車のない、安全で美しいまち神戸

得られるもの

・神戸市と協力して放置自転車の監視カメラの画像分析とその活用を行う実績
・放置自転車の問題は全国的なものであり、他の自治体への展開が可能なこと

物語 Story

集合写真

駅周辺の放置自転車をなくしたい!

よく駅周辺で放置自転車・原付を見かけますよね?

駅前の歩行者空間は、多くの市民が集う場所であり、安全で快適に通行することができ、待ち合わせ、憩うことができる、街の顔とも言える空間です。

しかし残念ながら、放置自転車があると、通行の妨げになったり、美観を損ねることになってしまいます。

駅前の放置自転車の様子

もちろん駅前の利便性の良い場所に、駐輪場をたくさん作れば解決する可能性もありますが、実際にはそうはいきません。仮に駅周辺に新たに駐輪場をつくることができる場所があったとしても、財源も限られているからです。

なので、みなさんもよくご存知の通り、月に数回、市が放置自転車の撤去を実施すると同時に、放置の多い箇所には看板を設置するなどの啓発活動を行っています。

放置自転車の撤去の様子

解決の糸口は、撤去・啓発作業の効率化

実際に、他都市の事例からも、放置自転車を毎日撤去すれば、確実に放置自転車が減っていくことがわかっています。

しかし、財源上の制約もあり、市内のすべての駅前の放置自転車を毎日撤去するわけにもいきません。では、限られた予算の下、効果的に放置台数を減らすにはどうすればよいでしょうか。

たとえば、放置自転車をもっと効率的に撤去できれば…さらには、予防的に撤去を行い、放置を抑止できるような、コストパフォーマンスの高い取り組みができれば解決に近づくかもしれません。もしくは、より効果的な啓発活動等の放置を防ぐ対策を実施できれば、解決することができるかもしれません。

放置自転車の詳細な現状把握が難しい

でも…実際には具体的な解決策を導き出すには至っていません。

なぜなら、そもそも放置状況の詳細な現状把握が出来ていないからです。現在唯一利用可能な放置状況のデータは、二年に一度、市内全駅で特定日のある時間帯に、一定範囲の駅周辺に放置している台数を、人が目視で計測したもののみです。

つまり、一体どの曜日のどの時間帯に、どの場所でどのぐらい放置自転車が増えていき、どのような人が放置し、放置した人はその後どこへ行くのか、残念ながらそういった詳細がほとんど把握できていない状態です。

今までもビデオカメラを設置し、駅前空間のどこの箇所にどんな人が自転車を放置するのかを職員が四六時中カウントし記録し続ければ把握することも可能だったかもしれませんが、膨大なコストと手間がかかることから、実現には至りませんでした。

放置自転車の様子その2

ICTを活用して効果的・効率的な撤去・啓発作業を一緒に実現しませんか?

ところが、昨今のICTの急激な発展、とりわけAIによる物体検出・診断技術の進展により、今まで人の目でしか出来なかった詳細な放置状況の把握が出来るような技術的ブレークスルーが現実のものとなっています。

本業務により、放置自転車の状況を把握・分析することで、エビデンスに基づく効果的、効率的な撤去作業を実現したい。また、より効果的な啓発等の放置予防策につなげていけるのではないか。結果として、今までにない画期的な放置自転車・原付対策が可能になるのではないかと考えています。

また、放置自転車・原付対策は、本業務以外にもICT活用、テクノロジー活用が、遅れている分野でもあり、今後、これを皮切りに、さらにICTを活用した自転車施策を検討していきたいと考えています。たとえば、駐輪場の無人自動化や撤去計画の自動策定、撤去・保管業務のRPA 、etc…

放置自転車問題は神戸のみならず全国の自治体が同様の課題を抱えており、他都市への水平展開の需要は大きいと思います。

ぜひ我々と一緒に取り組みませんか?

集合写真

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募集要項 Outline

背景 神戸市では、歩行者と自転車の双方に安全で快適な道路空間の創出を目指している。そして、駅前の通勤・通学による放置自転車対策として①自転車駐車場の整備促進と有人・有料化、②放置禁止区域の指定、③放置禁止区域内の放置自転車の即時撤去を実施している。
放置自転車は、平成25年度に9,448台、27年度に9,020台、29年度に7,337台と年々減少傾向であるが、放置台数が多い駅では600台以上放置されており、引き続き放置自転車対策を実施していく必要がある。
放置自転車対策は撤去が大きな効果をもたらすが、駅ごとに利用形態が異り、放置自転車が多い時間帯が異なる。そのため限られた財源の中でいかに効率的・効果的に放置自転車の撤去・予防計画を策定し実施していくかが重要である。
課題 街中の放置自転車の解消
求める解決策 自転車放置状況DB構築による詳細分析(月・曜・日・時間変動、放置者の属性・行動等)に基く実効性のある対策(効果の高い撤去時間・個所の特定による撤去作業最適化、効果の高い啓発活動等の放置予防策立案)検討
付加的・発展的な要素 最適な撤去計画の自動策定、人間の行動心理まで考慮した画期的な放置予防策の立案
想定する実証実験内容 屋外監視カメラ(電柱添架、屋上からの鳥瞰等)で得る画像・動画のAI診断による放置自転車台数、属性、行動の常時リアルタイム遠隔把握、費用対効果の検証
求めるスタートアップ像 ・職員との対話を通じて解決策を見つける意欲があること
・上記解決策について、興味があり、実効性のある提案ができるスタートアップ
スタートアップに求める条件 ・高い精度と使い勝手の良さを両立するシステム・装置を構築できること。
・多角的な視点と柔軟な発想、高度な分析力により、開発したシステム・装置のさらなる活用方法や画期的な放置予防策を提案できること。
提供可能なデータ・環境等 実証実験フィールド(駅前広場、道路)、駅別自転車等放置台数の現況調査結果
プログラム終了後の本格導入 効果検証の上、システムを市内各区の主要駅前等に導入

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<神戸市、姫路市、豊橋市>
締切:2020年7月19日(日)


<名古屋市>
締切:2020年7月31日(金)

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消防局 予防部 査察課

自主防火管理x自動化! 神戸から始める安心安全の街づくり

要点 Point

解決したい課題

消防法令で義務付けられた届出等が、消防署の指導がなくても関係者から法定どおりに提出されるようにしたい

想定する実証実験

消防法令で義務付けられた届出や点検の時期、講習時期等を関係者にお知らせするアプリによって建物の自主防火管理体制を強化し、法令違反を低減する

実現したい未来

各建物が消防署の指導を受けずとも自らの建物の防火安全を確保する

得られるもの

自治体への導入実績、全国水平展開の可能性

物語 Story

集合写真

膨大な防火対象物 と 消防法令遵守の実態

私たち神戸市消防局は、その域内にある44,000件にも上る防火対象物の防火安全を指導しています。

飲食店にいらっしゃったお客さまなどの建物利用者や、オフィスで働く従業員の皆様の安全のため、建物の所有者や賃借人等(管理権原者)には、
 ①防火管理者の選任
 ②消防計画の提出
 ③消防用設備等の維持管理
などの義務が、消防法令(消防法および火災予防条例)によって課せられています。

しかしながら、消防法令の多くは万が一のための予防的対策であり、一般的にその内容を知られているわけでもありません。

このため、消防法令を遵守する必要性を認識していなかったり、消防職員による立入検査や各種法定点検により不備を指摘されるまで関係者が違反を認識していない場合も多いのも事実です。

また、1年ないし3年に1回など定期的な法定点検についても、消防職員に指摘されるまで「忘れていた」「点検しなければいけないことを知らなかった」など、関係者に違反する意思がないのに違反となっている場合も見受けられます。

【平成30年度の査察実施状況】
 防火対象物数:44,000件、査察実施対象数:10,913件(うち不備あり数:4,105件)

図表 大規模集客施設の駐車場出入口の集積状況 1年で回れる数は4分の1(限られている)

限られている消防職員は重大案件へ

44,000件におよぶ防火対象物がありますので、消防法令の指導に専門的にあたる消防職員が、定期的な立入検査で全対象物を網羅することは現実的ではありません。
こうした専門的な消防職員は、重大な法令違反に対応し、多くの市民の安全を守るために、多くの善良な管理権原者の方々には、より簡単にかつ定期的に法令上必要な書類を出せるようになって頂きたいと考えています。

なぜなら、火災の予防、万が一火災が発生した場合の被害軽減、建物在館者の安全確保に重要になるのが消防用設備等の維持管理や、管理権原者の方々の日ごろの防火管理だからです。

防火対象物使用開始届出書その1

防火対象物使用開始届出書その2

必要な書類の一つ「防火対象物使用開始届出書」の一部抜粋

とはいえ、神戸市消防局もこうした事態に手をこまねいているわけではありません。
繰返しの行政指導にもかかわらず法令違反を改修していただけない場合には消防法令上の措置命令等を行うほか、その内容を公示し、その建物を利用する方に対して危険な建物である旨をお知らせしています。
また、特に重大な消防法令違反については覚知すればWeb等で建物利用者向けに情報を提供するための「違反対象物の公表制度」を平成25年より運用しています。

神戸市:消防法令の違反に関する情報
http://www.city.kobe.lg.jp/safety/fire/kouzikouhyo.html

最後に

措置命令に違反すれば、罰則が科されることもあります。また、万が一、火災が発生してしまったとき、消防法令上必要な建物の維持管理がされていなければ裁判で罪に問われる場合もあります。

私たち神戸市は、こうしたペナルティが発生する前に、

① 必要なタイミングで必要書類の提出を管理権原者の方々に促すこと
② 各種書類が提出しやすくなることで、管理権原者のハードルを下げること

を実装し、より違反者の少ない、多くの市民がもっと安心に暮らせる街づくりに取り組みたいと考えています。こうした取り組みに、一緒になって取組んでくれる、そんなパートナーを募集しています。

日本全体の火災の心配を減らすことに、神戸市から一緒に取り組みましょう!

集合写真

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募集要項 Outline

背景 神戸市内にはおよそ44,000件の防火対象物が存在しており、建物利用者や従業員の安全のため防火管理者の選任や消防用設備等の設置維持などの法令上の義務が課されている。

しかしながら消防法令の多くは万が一のための予防的対策であり、一般的にその内容を知られているわけでもない。
課題 消防法令を遵守する必要性を認識していない場合や、消防職員による立入検査や各種法定点検により不備を指摘されるまで関係者が違反を認識していない場合も多い。

また、定期的な法定点検についても、消防職員に指摘されるまで「忘れていた」「点検しなければいけないことを知らなかった」など、関係者に違反する意思がないのに違反となっている場合も見受けられる。
求める解決策 基本情報を登録しておけば、法定点検の時期の通知や、定例異動時期が近づくと防火管理者の選解任が必要ではないかと通知したり、立入検査によって指導を受けた際の改修計画の報告時期を登録しておけばその時期も通知するなどの通知機能や、消防局HPへのリンクにより届出等の必要な情報を取得、火災実験動画や消火器使用法など防火管理者等のe-ラーニング機能などを備えた「自主防火管理支援アプリ」を作成する。
作成したアプリは消防職員が届出受付時や立入検査時にインストールを推奨する。
付加的・発展的な要素 関係団体等とタイアップし、設備の改修や点検の依頼に際し、専門業者がすぐに見つかるような仕組みの構築。

また、雨天時などは自動火災報知設備の誤発報(非火災報)が増加する傾向にあるが、近年、関係者が対応方法(ベル停止方法等)を知らずに119通報してしまう事例が見受けられるため、それらの対応方法などもアプリで確認できるようにしていれば不要不急の消防出動の低減にもつなげる。

内容は法令に基づくものであり、全国一般に汎用性の高いものにし、優れたものになれば県下消防本部や全国消防本部へも普及の余地はあり。
想定する実証実験内容 数消防署で通常業務の中で関係者にインストールしてもらい、実際の点検結果報告率等の向上状況やアンケートにより効果検証を行う。
求めるスタートアップ像 火災予防の重要性を認識し、社会課題の解決として取り組んでいただけること。
建物利用者の利用しやすい仕組みを提案いただけること。
スタートアップに求める条件 消防局での打ち合わせに応じていただけることと、解決策・検証方法等の提案
提供可能なデータ・環境等 各種法令規定に関する資料・データ、過去の実施事業の結果、全国的な検討状況の資料(公開されているもの)等
プログラム終了後の本格導入 来年度以降の本格展開を目指す。

お申し込み Application

<神戸市、姫路市、豊橋市>
締切:2020年7月19日(日)


<名古屋市>
締切:2020年7月31日(金)

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公益財団法人 神戸市産業振興財団 商業・ものづくり支援部 ものづくり支援課

オートマッチングを見据えた、中小企業情報の効果的な運用ツール開発

要点 Point

解決したい課題

対話によって集めた中小企業の経営課題に関する膨大な情報を、様々な保存場所から取り出す作業に時間がかかっている。作業の効率化を図りたい。

想定する実証実験

現行作業の分析とその効率化のためのツール開発。

実現したい未来

中小企業に対し、適切な支援メニューや企業・団体をスピーディーにマッチングしたい

得られるもの

・全国に数ある支援機関への水平展開
・中小企業支援機関職員との協業経験
・神戸市産業振興への貢献実績

物語 Story

集合写真

市内全企業数の99%が中小企業

神戸市経済観光局の外郭団体である公益財団法人神戸市産業振興財団では、市内全企業数の99%にあたる中小企業43,837社の活性化により、神戸経済の発展に寄与したい、そんな思いで職員が日々、中小企業の経営課題に向き合っています。

中小企業庁HP-都道府県・大都市別企業数、常用雇用者数、従業者数(民営、非一次産業、2016年)(平成30年12月14日更新)を元に作成

産業大分類別従業員数 構成比の推移 神戸の経済2016(神戸市経済観光局、平成29年3月発行)より抜粋

私たちの日常業務は、中小企業の、スタートアップから事業承継まで、町工場から商店街まで、さまざまな段階や業態にある企業の状況をヒアリングし、必要とされる各種支援を行うことです。

こうした、ヒアリングや支援内容を、各課担当職員が各々に作成・保存しているため、情報が分散してしまっており効果的な運用をできずにいます。

各社の経営課題にあった個別支援

これらの情報群の中から、特定の企業・案件に関連する情報を取り出す作業は、職員それぞれのノウハウに依存しています。

相談の様子

もし、スピーディーかつ漏れなく必要な情報を誰もが取り出せるようになれば、もっと効果的な支援をすることが出来るという思いがあるだけに、我々職員はもどかしさを禁じえません。

また、激しい経営環境の変化に対応すべく、同じ案件に複数の担当職員が関わるような案件も増えており、職員それぞれの努力だけでは補いきれません。

より多くの中小企業を支援するための、また複数の支援を有機的に連動させるための有効な手立てが欲しい、この思いは日に日に強まるばかりです。

データベースのその先に

情報を集めてきれいに整理する単なるデータベース化だけでは終わりにしたくない。

もし、最新のテクノロジーで、中小企業の一次情報と、既存の支援内容を整理し、望ましい支援や中小企業をオートマッチングさせることができたらどうでしょうか。
そんな機能が実現できれば、中小企業を取り巻く環境は大きく変わると言っても過言ではありません。

例えばですが、企業の成長段階に合わせ、300人以上登録している専門家の中から課題解決にぴったり合う専門家を、金型メーカーを探している企業にはベストマッチな神戸の中小企業紹介を、ほぼ自動的にご提案する。
そんな企業支援の未来を実現しうるのです。

支援する中小企業は工業から商業まで幅広い

神戸の地で次世代の中小企業支援の形を共に!

だからこそ、この課題に本気で取り組むことを決めた私たちと、真剣勝負で取り組んでくれるスタートアップを求めています!

次世代の中小企業支援の形を神戸発で一緒に生み出したい。
神戸でともに実績を作りましょう。

一緒にチャレンジしてくれる企業の応募を期待しています。

集合写真

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募集要項 Outline

背景 財団では、企業ニーズに合わせ様々な中小企業支援のメニューを用意している。

起業・創業期には「神戸起業操練所」、「神戸開業支援コンシェルジュ」、インキュベーション施設の運営、成長期には専門家派遣、「神戸セレクション」、「神戸発・優れた技術」認定、無料職業紹介所、水素や航空機産業参入支援、成熟期には事業承継など、多くのメニューを各課がそれぞれ担当している。

昨今の目まぐるしい環境変化に対応し、各課がさらに連携して支援を進める必要性が高まっており、課題を抱える企業に対し、数ある支援メニューの中から最適なメニューをスピード感を持って効果的に提供するには、課単位での情報管理では不十分で、事業の垣根を超えた情報共有が何より重要であるというのが、財団職員の共通認識である。
課題 上記の各種支援メニュー遂行の過程で、各課に蓄積される市内中小企業の貴重な一次情報がワードやエクセル、手書き等で分散して管理されており、ほかの支援メニューの検討時に取り出し難く非効率な状態である。

また、中小企業に提供した支援メニューの実績管理も統一されておらず、ノウハウが財団として蓄積しにくい。
これら相互の情報を紐づけて見える化し、職員誰もが常に最新の情報にアクセス・更新できるようにすることで、各中小企業の経営課題に応じた的確かつスピーディな支援メニューの提供や企業紹介につなげたい。
求める解決策 秘密情報保持を厳守しつつ、各課担当者が横断的に利用可能な情報の紐づけと継続的な情報更新が容易なツールの提供
付加的・発展的な要素 国、県、各種支援団体による中小企業支援メニューと神戸市内中小企業とのマッチング度合いの可視化、支援メニュー利用時の効果推計の見える化、個人または企業に紐づいた個人への支援データベースの構築と連携
想定する実証実験内容 現行作業の分析と効率化のためのツール開発
求めるスタートアップ像 粘り強く解決策を考え提案できる方、システムコンサルタント・ソリューションビジネスに強い方、中小企業支援の仕組みに興味のある方など
スタートアップに求める条件 セキュリティ対策を含むデータベースや情報処理ツールの開発経験、当財団に赴いての作業が可能なこと
提供可能なデータ・環境等 Word,Excel,Access,PDF,手書き資料
プログラム終了後の本格導入 実証事業の経過により次年度での本格導入を検討する

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<神戸市、姫路市、豊橋市>
締切:2020年7月19日(日)


<名古屋市>
締切:2020年7月31日(金)

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神戸市 企画調整局 情報化戦略部

使いたくなる!マイナンバーカードを活用した新サービスの実証開発

要点 Point

解決したい課題

マイナンバーカードの普及とマイナンバーの利活用の促進

想定する実証実験

マイナンバーカードを活用した新たなサービスの構築とその実証実験

実現したい未来

マイナンバーカードという行政インフラをマイナンバーカードという行政インフラを活用した民間の様々なサービス開発が進み、市民が場所や時間の制約なく、様々なサービスを利用できる新しい社会。

得られるもの

政令市交付率1位の神戸市での利活用実績を土台に全国展開が期待できる

物語 Story

集合写真

みなさんはマイナンバーカードをお持ちですか?

マイナンバーカードは交付から3年になりますが、取得された方は神戸市で26.8万人(17.3%)。まだまだ、カードの普及を図っていく必要があるところです。

神戸市マイナンバーカードの交付率の推移グラフ 神戸市マイナンバーカード交付数の推移

一方、カードの用途は今後数年で大きく広がることが決まっています。まず、2020年夏には消費増税後の経済対策として、マイナンバーカードのポイントカード機能を活用した、「自治体ポイント」へのプレミアム付与が予定されています。マイナンバーカードを使ったキャッシュレスの取り組みとして、自治体ポイントを利用される方は2割程度のプレミアム(予定)がもらえ、お得にお買い物をすることができる、というものです。

さらに、2021年3月からは医療機関でマイナンバーカードによるオンラインでの保険資格確認が始まります。

とりわけ、誰もが利用する保険証のマイナンバーカード化は、市民への影響が大きく、もし開始直前になって神戸市民130万人が一斉に申請されたら…。
区役所には長蛇の列ができ、様々な業務が停滞、市民の方に多大なご不便をおかけする事態になってしまいます。

これらの取り組みを円滑に進めるため、市としては、市民の方になるべく早い時期でカード作成をしていただきたいと思っています。

1人に1つマインバンバー

神戸市の取り組み

現在、市では、区役所での申請受付や市内企業・大学・休日の商業施設など様々な場に、職員が出向いて「出前受付」を行うなど、取得促進のプロモーションを進めています。

4月からは、マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票などを取っていただく場合の手数料を半額まで引き下げました。また、今月、副市長をヘッドにしたカード推進本部を立ち上げ、”異次元”の取り組みで、マイナンバーカードの普及と制度の利活用を進めていくことを決定したところです。

デジタル社会を今すぐ実感してもらえる魅力的なサービスとは

しかし、これら市をあげたプロモーションのみでは、カードの普及に壁が立ちはだかるのは否めません。

現状では、コンビニでの証明書発行、保育利用等の電子申請などのサービスがありますが、まだカードを作っておられない方に、どんなサービスがあれば訴求できるか、日々悩んでいるところです。

悩んでいる様子

今後確実に人口減少が進み、自治体職員数も減っていく状況のなか、現行サービス水準を維持し、新たなサービス需要にも対応していくためには、区役所への来庁や郵送等による、市民にとって楽とは言えない現状の手続きや問合せ方法を、オンラインでもっともっと楽にならないのか。

マイナンバーカードの機能をフル活用したデジタル社会を今すぐ実感してもらえ、思わず「欲しくなるような」魅力的なサービスとして、どんなものがあるか。
マイナンバーカードだけが持つ公的個人認証を使い、ユーザーの利便性を優先した魅力的なオンラインサービスを開発できないのか。

全国展開モデルを神戸発で!

NFC‐B(TypeB)による認証方式、券面のOCR読取りの難しさなどは、カードの安心を支えるセキュリティの高さの所以ですが、これらと利便性の高いサービスとの折り合いをつけ、利用者目線での新たな提案をお待ちしています。

全ての自治体が悩んでいること間違いないこの問題、神戸でブレークスルーを起こし、全国に展開しませんか!

是非、ご協力を!

集合写真

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募集要項 Outline

背景 マイナンバーカードの交付開始から3年。カードを取得された方は、2019年5月末時点で神戸市で26.7万人。交付率は17.3%と決して多くはありません。
2020年夏の自治体ポイントへのプレミアム付与、2021年3月からの医療機関でのマイナンバーカードによる保険資格確認など、今後カードの用途が大きく広がる中で、少しでも早く市民の方にカード取得していただけるよう、カードを持つメリットを市民の方へ訴求したい。
課題 現状、マイナンバーカードを活用サービスメニューが少なく、現在あるサービスの認知度も低いことが課題と認識しています。
例えば、 行政手続きの効率化、プッシュ型通知の活用、個人情報にかかる問合わせのオンライン化、自己情報のオンライン提供など、新たなサービスの開発ができればよいが、事業・制度の担当部署からは、現行システム上の制約を超えた発想が出にくいこと、また利用者目線だけでは、技術的な問題がクリアできないことが課題であり、新たな発想を求めています。既存サービス(マイナポータル・マイキープラットフォーム)のAPI公開にあたっては、内閣官房・総務省との協議が必要となりますが、具体的な提案がない段階のため、協議も進んでいません。
求める解決策 ①新規利活用サービスの構築
・消費増税対策としての自治体ポイント制度の課題
 マイキープラットフォームを活用したマイキーID作成手続きの煩雑さ・使い勝手の悪さの解消
・電子申請の促進(窓口に行かなくても良い・並ばなくても良い)
 各制度の「送付先設定」等手続きの一括申請
 口座振替手続きの一括申請
 申請した手続きの進捗表示
 施設のオンライン予約
 その他電子申請手続き
・プッシュ型通知
 定例的な申請の発送・締切のお知らせ
・個人情報に係る問合わせのオンライン化
 マイナンバーカードの公的個人認証を使い、オンラインでの問合わせ受付と安全な方法での回答
・自己情報のオンライン提供

②情報発信のためのポータルサイト構築
・マイナンバーカードに関する各種サービスのまとめと情報発信
・マイナンバー関係のイベントの告知
付加的・発展的な要素 2020年夏には消費増税後の経済対策として自治体ポイントへのプレミアム付与が予定されていますが、自治体ポイントを利用できる自治体は少なく、神戸市では今秋初めて、自治体ポイント実証実験事業を予定しています。本プログラムで実証実験事業に向けたプロトタイプを開発できれば、事業の本格実施(令和2年夏~)における全国展開も考えられます。
想定する実証実験内容 サービスのプロトタイプを一部の市民に実験的に利用してもらい、フィードバック・アンケートを取得し、今後の導入の効果検証を実施する。
求めるスタートアップ像 先進的なIT技術に広く専門的な知識を有し、行政だけでは企画できない新たなサービスの実装に向けた提案をお待ちしています。
今年6月より、国をあげてマイナンバーカードを飛躍的に普及させるための施策を展開する予定であり、省庁以外にも、全国の自治体からの注目も集める可能性があります。
スタートアップに求める条件 情報化戦略部とのコミュニケーションを密にとる体制があること
先進的なテクノロジーを積極的に活用してサービス開発をすること
提供可能なデータ・環境等 必要なAPIの公開については、市から内閣官房・総務省へ協議し、全力で実装に向けた協力を行います。
プログラム終了後の本格導入 魅力的なサービスは早期に実装できるよう、当年度においても必要な予算の調整を行っていきます。必要な場合、翌年度予算要求を行い本格実施を検討します。

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神戸市 教育委員会事務局 総務部 教職員課

今までの概念を変えたい!従来型給与システムの刷新と大幅な経費削減

要点 Point

解決したい課題

既存のパッケージ製品は制度変更の際の対応に難がある。また過剰性能となっており、高価。先進的な技術を用いて新たな給与支給の仕組みを作りたい。

想定する実証実験

現行作業の分析と効率化のためのツールの試作。試行とフィードバックを繰り返すことによるアジャイル開発を行う。

実現したい未来

職員給与にかかる事務処理を定型化・自動化することで、正確性・安定性を維持しながら、処理速度の向上と費用の縮減を達成したい。

得られるもの

課題を抱える現場の職員と一緒になった協働作業。同様の課題を抱える他都市への水平展開の可能性

物語 Story

集合写真

元気があれば、なんでもできる!

わたしたちは、市立の小学校や中学校の先生に給料を支払う仕事をしています。給料は毎月決まった日に振り込まなければいけません。社会保険や税金などの引き去り額も計算して、差し引きして、口座に振り込んで・・・。年度を通じて約1万人の職員に一人ずつ、ATMで振り込むわけにもいかないので、いわゆる専用の給与システムを使って業務をしています。

この給与システムという道具が、事務職のわたしたちにはとても難しいのです。昔のものに比べると、最近のシステムはだいぶ便利になっているらしいのですが・・・。

難しい道具を使って仕事をするには、元気があっても手間や時間がかかります。データが変更できる最終日には、システムの担当者が「今月の給料が合いました!点検終了です!」というまでは、係員総出でチェックや修正を続けます。
テレビ番組のタイトルを借りると「給料がシステムで合うまで帰れまテン」ですね。

PCを前に机に突っ伏す様子

えっ?正解にシステムを合わせるの?

条例規則を読み解き、給料を正しく計算して振り込み、職員にわかりやすく説明するというのが主な仕事のわたしたち。どの職員のどの手当がなんでその金額なのか、なんでその金額の社会保険料や税金が引かれるのかは、職員から問い合わせがあった時には、電卓を叩きながら、基本的には即答で説明することができます。

しかしなんと!わたしたちが計算した正しい給料の金額とシステムの計算が一致しないことがあるのです。

新しい制度の導入や制度の変更にあわせてシステムの設定を変更したときなどに、うまくいかず、正しい計算にならないことがあります。そんなときは、これまで色々なシステムのベンダーの方と、ああでもない、こうでもないとやりとりしながら解決してきました。最近はPCの性能が上がり、Excelで検算が可能なので、昔ほど原因の究明に手間取らなくなっていますが、システムの計算がなかなか合わず、夜中まで原因の究明やプログラム変更の作業をしていたことも…。

でもね!おかしいと思いませんか? 正しい給料は何円なのか、答えは手元に既にあるんですよ?自分たちの中での答えは出ているのに、システムの計算を合わせるために、夜中まで苦労して作業することがあるんです。

課題:システムはなぜ我々の作ったExcelでの正解と同じにならないのか!?

システムは、果たして安かろう悪かろうなのか?

給与システムというものは、大体、導入と保守で1億円以上の費用がかかると言われています。多くの機能を持ち、1万人規模の管理ができる給与システムのパッケージ製品としては、相応の費用なのかも知れませんが、果たして本当に高いシステムにだけ価値があり、安いものには価値がないのでしょうか。

そもそも給料を支払うための給与システムにそこまで多くの機能が必要なのか、制度変更時の設定変更に苦労するパッケージ製品でなければ給料の支払いができないのか、そこに大きな疑問を持っています。

数えてみると、給与明細に記載する項目は100項目もありません。(支給で約60項目、引去で約30項目)。いずれも、簡単な四則計算とテーブル参照で答えの出る数字です。給料ですから複雑怪奇な計算などないのは当たり前ですね。

つまり、給与システムのパッケージ製品で給与計算を行うのは「牛刀をもって鶏を割く」ことになってはいないでしょうか。一方、これまで誰も考えなかった最小限の効率的な方法で「海老で鯛を釣る」ことはやはり不可能なのでしょうか。

給与明細書の様式

Impossible is nothing

これまでずっとわたしたちは「給与計算は給与システムでしか出来ない」「1万人規模の給与計算のためには、パッケージ製品を調達する他に方法がない」と考えてきました。

しかし、2018年度下期のUrban Innovation KOBEプロジェクトで過ごした、スタートアップとの3ヶ月間において、七転八起の苦労をしながら、業務の自動化と業務削減を可能としたことで、予想もしなかった感動を経験することができ、わたしたちには新たなチャレンジを行う自信と勇気が現在、もりもり沸いております。

伝説の世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリは言います。「不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した臆病者の言葉だ。不可能とは、現状に甘んじるための言い訳に過ぎない。」

わたしたちと、ともに考えをぶつけあい、既存のシステム一辺倒ではない、RPAやその他の技術を活用した新たな給与支給の仕組みを一緒に作りませんか?

ともに世界を切り開いていただけるスタートアップの方、ご応募、お待ちしています。

集合写真

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募集要項 Outline

背景 義務教育にかかる教職員の給与負担及び定数等に関する権限と財源が県から政令指定都市に移譲されたことに伴い、市で昨年度より小学校・中学校の教職員約8,000人の給与支給事務を行っている。
昨年度1年間の作業を通じて、安定した給与支給に向けた事務の定型化を図ってきたところであるが、働き方改革(業務改革)による内部事務作業の効率化の観点からも、今後は省力化、効率化を図っていく必要がある。
課題 教職員の給与計算のため、既存のパッケージ製品を使用しており、人事委員会勧告に伴う給与改定等の制度変更への対応に難がある一方、導入費用と運用費用で合わせて1億円以上の費用が必要となっている。しかし近年、PCの性能が上がり、1万人の給与支給程度では、1台のPCですら過剰性能になっている可能性があり、サーバ等は不要である可能性が高い。
制度変更があるごとに簡単に計算変更が可能で、簡素な構成のハードウェア上で運用できる給与システムを先進的な技術を持つスタートアップと協働で構築し、導入費用と運用費用を大きく軽減したい。
求める解決策 想定する解決策を例示するが、これにとらわれず、自由な発想で省力化、効率化、費用の低下を実現するものも歓迎する。
【例】下記の①~⑥が可能なソフトウェアの構築
①入力:Excelのファイルを取り込むことでデータの書換えができる。
②計算:既存のExcel、Accessのような計算ソフトやプログラムを用いて計算が行える。
③出力:結果ファイルをCSVで出力できる。
④閲覧:庁内ファイルサーバに結果ファイルを置き、複数人が見やすく閲覧できる。
⑤帳票:出力ファイルから帳票が作成できる。
⑥変更:上記①~⑤が自在に変更できる。
付加的・発展的な要素 現在、2018年下期の同プロジェクトの取り組み「毎月手作業で行っている給与関係の届出に対する処理の自動化実証」について研究を継続しているところであり、また、現行では紙資料で提出している給与関係の届出について、どういう方式に効率化していくか検討を行う予定としている。それらの仕組みと連結可能で、全体の効率化に寄与する仕組みの構築。
想定する実証実験内容 給与計算を行う上でのRPA、Excel等、手作業を組み合わせた最適な事務フローの構築を最優先とする。プロトタイピングと効果の検証においては、上記例示の①~⑥の全てが難しければ、①~③及び⑥の給与計算の基本部分の構築を優先する。
求めるスタートアップ像 先進的なIT 技術に広く専門的な知識を有し、行政だけでは企画できない事務の効率化の提案をいただきたい。
一方で、職員による手作業や民間企業が提供しているサービスを組み合わせることも含め、事務の省力化・効率化・費用の縮減の効果が最大となる仕組みを提案できる広い視野、柔軟さがあること。
スタートアップに求める条件 現地(教職員課)に赴いての打ち合わせや作業が可能なこと
提供可能なデータ・環境等 ・現行の給与計算の数式・マニュアル
・これまでの処理に用いたデータ
プログラム終了後の本格導入 2019年度にUIKを通じてプロトタイピングを行い、以降の導入を検討する。

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神戸市 経済観光局 商業流通課

子育て世代に届けたい!商店街・市場の魅力発信

要点 Point

解決したい課題

商店街・市場と関わりが薄い若年層・子育て世代に、商店街・市場に足を運んでもらい、賑わいづくりがしたい

想定する実証実験

特定の商店街・市場への広報等のツールや仕組みの試行導入および効果測定

実現したい未来

商店街・市場とつながることで、地域コミュニティが豊かになり、より良い暮らしが実現できること

得られるもの

・実証実験後の本格導入
・他都市への展開

物語 Story

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たくさんある商店街・小売市場。しかし、その多くは…。

みなさんは、神戸にどのくらい商店街・小売市場があるか、ご存知でしょうか?

実は、市内には約240もの団体が存在しています。アーケードのある商店街、おいしそうな商品が並ぶ市場、夏には夜店・お祭りがあったり・・・。誰もが知っている三宮・元町などの大きな商店街から、近所の人しか知らないような小さな市場まで様々です。

商店街の様子その1

商店街の様子その2

しかし、量販店やインターネット販売との競争の中で、全国的に見てもこうした商店街・小売市場は。厳しい状況に置かれています。

みなさんの中にも家の近くにどんな商店街や市場があるか知らない方や、シャッター商店街を目にしている方も多いのではないでしょうか?

事実、国の調査報告からも、全国的な課題であることがわかっています。

商店街の最近の景況グラフ (中小企業庁「平成30年度 商店街実態調査報告書」より)

でも、ちょっと待ってください。
みなさんは、商店街はただ買い物をするだけの場所だと思ってはいませんか?

スーパーとは違う、「人」からモノを買うということ

「氷入れてあげるよ!」

人と待ち合わせがあるのに、魚屋さんで話かけられておいしそうな旬の秋刀魚をついつい買ってしまった…。そんな時に、店主から掛けられる何気ない一言。

もしくは、たまに呑みに来るだけなのに、すっかり顔なじみになってしまった。

などなど、そんな、単なるモノを買うだけに留まらない、人と接する、人とつながりを持つ“ほっとする空間”が商店街にはあるのです。

魚屋さんの様子

人とのつながりが薄いと言われる昨今、商店街は一種の地域コミュニティの核としての機能を持っているとも言えます。結果として、地域の見守り・安全、防災、地域文化の継承など、直接目には見えない、しかし重要な機能を果たしてきました。

とは言いつつも、わたしたちはついつい便利なスーパーマーケットで買い物をして、家に帰る、そんな方々も多いのではないでしょうか?

神戸市も積極的に取り組んできた。だが、しかし…!

私たち職員は、商店街や市場の利用者の一人でもあります。利用者として、お気に入りの商品やお店などの魅力を発信する、そうした取組みに積極的に取り組んできました。

商店街・市場の広報物

しかし、まだまだ本当の魅力“ほっとする空間”を伝え切れていない、そう私たちは考えています。

特に、若年層や若い子育て世代や方々には、商店街でそもそも買い物自体をほとんどしたことがないなど、商店街での“ほっとする空間“の原体験すら持たない人たちも増えてきているのが実情です。
一度でも商店街の魅力を知ってもらうことさえできれば、下記のようなうれしいお声を頂けることも多いにもかかわらず、です。

<商店街ツアー 親子参加者の声>
「お店の方とお話ができてよかった。」
「サービスが良くてびっくりした。また来たいと思った。」
「商店街の店主の方の人柄が出ていて、また商店街に買物をしに来たいと思った。」
「アットホームでよかった。対面でいろいろとお話できるのがよかった。」

必要なのは、今までにない新しいきっかけづくり

そこで、若年層や子育て世帯の方々に対面販売の楽しさを知ってもらい、店主の人柄に触れてもらうために、取りも直さずまずは商店街や市場に「足を運んでもらう」今までにないきっかけづくり、仕組みづくりができないかと考えています。

そうすることで、単なる買い物に留まらない、地域コミュニティとしての商店街を、持続可能なものにする第一歩としたい。

同様の課題を抱えている商店街・市場は市内にも多くあり、効果的な手段を生み出すことができれば、他のエリアへ広げていくことも検討していきます。

ぜひ、神戸発の商店街・市場の賑わいモデルを一緒に作りませんか?

集合写真

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募集要項 Outline

背景 市内には240の商店街・市場があるが、市民の皆さんに知られていなかったり、日常的に利用いただけていなかったりする。また、新たにマンションが建ち子育て世代の転入者も増えてはいるが、地域のお買物スポットの情報や市場での対面販売の楽しさが伝わっていない。
課題 商店街や小売市場でイベントを行うと多くの人で賑わうが、日頃の買物に結びついていない。商店街・小売市場は若年層・子育て世代の新規顧客を取り込めていない。若年層・子育て世代のニーズ把握や広報の発信の仕方が課題である。
求める解決策 今までにない効果的な広報手段、もしくは賑わいづくりの仕組みの開発。
たとえば、商店街・市場をコミュニティの場ととらえ、お客さんと商店主、お客さんとお客さんの会話が広がり、お得な買物や季節の食材、お薦め店舗情報などを必要な人に発信できるしくみづくり。
たとえば、今まで市職員では思いつかなかったような、商店街・市場に足を運んでもらえるような賑わいのづくり仕組みなど。
付加的・発展的な要素 単発での広報や賑わいづくりに留まらない解決策
想定する実証実験内容 スタートアップとともに、商店街・市場の商店主と連携しながら、若年層や子育て世代の求めるニーズを把握し、必要な情報を必要なターゲットへ効果的に発信し、商店街・市場への来場者等の効果測定を実施する。
求めるスタートアップ像 若年層や子育て世代のコミュニティ形成に見識があればありがたい。商業者や商店街・市場の環境に理解があり、人とのつながりを持ちながら作成していくことができる人。行政と適度にコミュニケーションをとりながら常により良くすることを考えて提案してくれる人。
スタートアップに求める条件 打ち合わせは原則、市役所(7月に移転予定)で開庁時間に行うが、商店街・市場との打ち合わせは、現地会議室等にて夜間に行う場合もある。スタートアップ側が複数人で作業、打ち合わせを行う場合は、窓口役を一人設けること。
ただし、遠方の場合は随時オンラインでの打ち合わせも可。
提供可能なデータ・環境等 ・平成26年度神戸市概況調査、平成30年度商店街実態調査報告書(中小企業庁)
・商店街・市場等のフィールドの提供
プログラム終了後の本格導入 効果的な広報、賑わいづくり手段であると判断した場合は、市内の商店街・市場で導入を働きかけるほか、翌年度予算要求において導入にかかる支援を検討する。

お申し込み Application

<神戸市、姫路市、豊橋市>
締切:2020年7月19日(日)


<名古屋市>
締切:2020年7月31日(金)

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