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豊岡市 コウノトリ共生部農林水産課

ICT活用でスマート農業を押し進め、「コウノトリ育む農法」を広めたい!

要点 Point

解決したい課題

無農薬栽培のハードルとなる除草作業を省力・省人化することにより、生産性向上と農家の所得向上を図りたい。

想定する実証実験

自動航行ロボットによる水田での除草実験

実現したい未来

ICTを活用したスマート農業で農家をサポートしたい

得られるもの

無農薬栽培の分野での省力化支援で、商品に対する訴求力が向上し、無農薬栽培を実践する農家や自治体の関心が高まる。

物語 Story

集合写真

田んぼ1

それは、コウノトリとの約束から始まった

私たちは、一度は絶滅したコウノトリを飼育下で増やし、かつての生息地である人里に帰していくというプロジェクトに取り組んでいます。

かつて、コウノトリは日本の各地で暮らしていました。しかし、銃による乱獲や、戦後の日本の高度経済成長にともなう開発などによって湿地や湿田環境が減少し、さらに農薬の大量使用でエサとなる生きものが激減し、1971年、日本の空からコウノトリは姿を消しました。豊岡は最後の生息地でした。

1965年に野生のコウノトリを捕まえ、「いつか空へ帰す」と約束し、人工飼育が始まりました。

繁殖は苦難の連続でしたが、1989年、人工飼育の開始から25年目の春、初めてのヒナが誕生しました。2005年9月、飼育している5羽のコウノトリを放鳥し、私たちはコウノトリとの約束を果たしました。今では、200羽を超えるコウノトリが日本の空を自由に飛んでいます。

コウノトリグラフ

生き物を育む「コウノトリ育む農法」

コウノトリを再び空へ帰すための取り組みが始まり、生息地となる水田や河川の自然再生、人工の巣の設置、そして無農薬によるコメ作りも始まりました。

コウノトリは生きていくために大量のエサ(魚や虫、ヘビ、カエルなど)を必要とします。コウノトリの主な生息地である“田んぼ”を“生きものいっぱいの田んぼ”にしなければなりません。コウノトリ復活のプロセスで、最も変わらなければならなかったものが“農業“だったからです。

コウノトリ育む農法

「コウノトリ育む農法」は農薬や化学肥料に頼らず、おいしいお米と多様な生き物を同時に育みます。 6月頃、田んぼの水を抜く時期(中干し)を遅らせることによって、オタマジャクシはカエルに変態し、ヤゴは羽化してトンボになります。カエルやトンボは稲作にとって害虫と呼ばれるカメムシやバッタなどを食べるため、殺虫剤を使わなくてもお米作りができるようになりました。

そして、生きものでいっぱいになった田んぼには、コウノトリが舞い降ります。多様な生きものが絶妙なバランスでつながり合う田んぼ、それが「コウノトリ育む農法」の田んぼです。

コウノトリ育む農法

安全安心とのトレードオフ

このように、コウノトリも住める環境づくりのために、豊岡の農家は決して生産性が高いとは言えない農法と“折り合い“をつけながら取り組んでいます。

 稲作農家にとって田んぼの雑草駆除は、収量減収につながるために欠かせない作業です。一般的には除草剤を使用することで簡単で確実に駆除することができます。

しかし、コウノトリ育む農法(無農薬栽培)では除草剤を使用しません。そのため、田植後の除草作業に時間と労力がかかります。乗用除草機は200万円以上する高額な機械なのですべての農家が保有している訳ではありません。機械を保有していない農家は、田んぼの中を歩いて、雑草を抜きますがこれがとても重労働なのです。

除草

農家の取り組み

今回ご協力いただくのは、豊岡市日高町の神鍋高原で水稲生産をされる、ユメファーム代表青山直也さん(44歳)。

平成23年に就農され、コウノトリ育む農法による安全安心で美味しいお米作りを続けておられます。

標高250mの神鍋高原は、昼夜の気温差があり、豊富で冷たい水のおかげで、おいしいお米作りの条件が揃っていることに加えて、どん欲に技術・知識の向上もはかっており、平成28年には「米・食味コンクール国際大会総合部門」で金賞を受賞され、以降も毎年上位入賞を果たしておられます。

平成29年にはグローバルGAP認証取得、平成30年からは豊岡市スマート農業実証プロジェクトへの参加、農地管理システムZ-GISの導入など、新しい技術等にも積極的に取組んでおられます。この他にも、常にアイデアの具現化を考え、ないものはDIYで製作するなど、探求心が高く、これからの豊岡市の農業を牽引していただく農業者のおひとりです。

青山さんは、今回のテーマの除草に関してもご自身でラジコンボートに鎖をつけた除草マシンを開発して取り組んでいます。このマシンの改良もしくは、よりよい除草ロボットを目指して共同開発できればと考えています。

ボート

ボート2

農家の課題を解決するスマート農業

農業者の高齢化が進み、圧倒的にマンパワーが不足してくることから、今後、スマート農業が欠かせません。  

しかし、豊岡の農地では大型の無人農機が活躍できるような条件でもありません。派手さはなくても、確実に農家の役に立つスマート農業が必要です。本市では、2年前に水位センサーによる水管理省力化実証を行い、コウノトリ育む農法の省力化にむけた取り組みを進めています。

今回、雑草駆除でスマート農業が実現できれば、本市のコウノトリ育む農法の面積拡大はもちろんのこと、無農薬栽培に取り組む農家に注目される技術になることは間違いありません。

農家の皆さんは口々に「田んぼにもルンバのようなものが欲しい」と言います。ぜひこの願いをいっしょにかなえませんか?

集合写真

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募集要項 Outline

背景 絶滅したコウノトリの最後の生息地である豊岡では、人工飼育下や野外で繁殖したコウノトリを200羽以上、日本の空へ帰してきました。コウノトリが住みやすい環境を作るため、水田や河川の自然再生、人工巣塔の設置、そして虫、ヘビ、カエルなどが住む田んぼを作るべく、無農薬によるコメ作りも始まりました。
そんな農業に「コウノトリ育む農法」と名前をつけました。
農薬や化学肥料に頼らず、おいしいお米と多様な生き物を同時に育みます。
ただ、豊岡の農家がすべてこの農法で育てているわけではありません。全体の1割ほどです。兼業農家が多いことや、無農薬栽培に手間がかかること、特殊な苗を使わないと行けないことなど、理由はいくつかあります。
市としては、この農法を広げたいと考えていますし、この農法で作ったお米をブランド米として国内外で売っていきたいと考えているので、少しでもハードルを下げ、多くの人にコウノトリ育む農法に切り替えてほしいという状況です。
課題 ① コウノトリ育む農法(無農薬栽培)の収量向上
雑草が生い茂るため十分な肥料吸収ができず、収量が低下してしまう。
② 農業者の高齢化等による労働力を補う
重労働や機械作業が困難になりつつある。
③ 生産性の向上
高齢化等による離農により限られた人員、時間を最大限有効に活用する必要がある。
求める解決策 自動航行可能な除草ロボットの開発
想定する実証実験内容 コウノトリ育む農法で栽培されている水田での除草実験
実証実験成功後の発展性 他の無農薬栽培農家や別の自治体へ展開できること
提案企業に求める専門性 GPSなどを活用して田んぼをもれなく航行できる技術
(あると嬉しい)水稲栽培技術に関する知見
プロジェクトの進め方・打ち合せ方法 市内の農家で、ラジコンボートを使った雑草を駆除している方がいらっしゃるので、これまでの知見を共有し、共同開発できるとありがたい。(ラジコンボートへの機能アドオンも可能。)オンライン会議対応可能。
提供可能なデータ・環境等 コウノトリ育む農法栽培技術体系、ラジコンボート除草製作経緯
プログラム終了後の本格導入 今回の実証の効果を検証し、来年度以降の導入・普及を検討



お申し込み Application

<豊岡市>
締切:2020年9月30日(水)

<川西市>
締切:2020年10月11日(日)

<春日井市>
締切:2020年10月18日(日)

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豊岡市 総務課車輌管理室

公用車利用手続きをIT化し、安全で効率的な運用を目指したい!

要点 Point

解決したい課題

公用車の安全運転の推進、関連業務の省力化と効率的な運用

想定する実証実験

公用車の運行管理に関連するアナログ業務のICT技術利用による改善(省力化)の実証

実現したい未来

公用車運転に関連するアナログ業務から解放され、公用車の安全運転の推進と効率的な運用が実現されている未来

得られるもの

公用車は全ての自治体が所有しており、同じ課題を抱えている自治体への水平展開が可能となる

物語 Story

集合写真

公用車の安全運転の推進と効率的運用に向けて

公用車の管理と使用にはルールがあります

豊岡市は、兵庫県下最大の面積の自治体で、公共交通機関は十分に整備されておらず、日々の業務の主な移動手段は自動車がメインです。

市役所でも、職員が移動する際は「公用車」と呼ばれる、市が購入またはリースで所有する車で、職員自らが運転します。現在、豊岡市では200台超の公用車を管理・使用しています。そして、そこにはさまざまな細かいルールが存在します。

公用車台数一覧

豊岡市には、「豊岡市車両の管理及び使用に関する規程」という公用車の管理と使用に関して必要な事項を定めたルールがあります。お役所言葉が続きますが、少し辛抱してお付き合いください。

①車両の保全及び盗難防止のため車両の格納場所およびカギの保管場所を定め、確実に収納及び保管する。
②運転者名簿を備え、運転者を登録し、登録した運転者以外の者に車両の運転を禁じる。
③車両台帳を備え、車両について必要な事項を記載し、記載事項に変更を生じたときは、その都度補正する。
④車両運行日誌を備え、運転者に運行状況等必要事項を記録させる。
⑤運行実績表を備え、車両の走行距離、給油等の実績を記録する。

このように、公用車の管理・使用だけでもこれだけの手続きが存在します。車両の管理については、Microsoft Accessのシステムを構築し運用していますが、まだまだ業務改善する部分は残っていると考えています。

公用車

公用車の運用にはアナログ業務がいくつかあります

規程のとおり公用車を運転して庁舎に戻るまでには、いくつかのプロセスが存在します。

①グループウェアで使用する公用車を予約
②使用者の所属長による運転免許証の確認とアルコールチェック
③車両管理室で車両運行日誌とカギを受け取り出発(運転)
④帰庁後に車両運行日誌を記入し、カギを返却

このうち、②の確認、④の日誌はすべて紙で管理しているうえ、所属長の目の前で呼気のアルコール濃度を計測するチェックを行わなければならず、朝一番や昼休みあけなど、所属長に確認を取るタイミングがかぶると、確認待ちの列が出来してしまいます。

これらの業務は必ずしも対面でなくても良いかもしれませんし、わざわざ手で入力する必要がないかもしれません。これらのアナログ業務をデジタル化することで安全運転の推進と業務効率化できないかと考えています。

公用車2

公用車3 車輌ごとに車両運行日誌のファイルが用意されている

自動車利用票

帰ってきたことがわかる。より効率的な公用車運用へ

実は、公用車の効率的な運用においてもうひとつ課題があります。今、使える車をリアルタイムで把握出来ないことです。

グループウェアで管理しているものの、予定よりも速く帰ってきても、そのことがどこにも反映されないため、使いたい人がいても使えないということが発生します。どうしても車での移動となると渋滞などを見越して、すこし余裕を見て長めに予約してしまうことで、さらに問題を助長しています。

日本中の地方都市が欲しがるITツールをつくりたい!

 公用車業務をどうにかしたいと考える自治体は少なくないと思います。

豊岡市のような地方都市では、身の丈に合ったシステム調達が求められており、重厚長大なシステムではなく、クラウドを活用した最適・最小のIT導入を目指しています。日本中の地方都市が欲しくなるような・・そんなITツールをわたしたちと協働で開発してくださる企業の方をお待ちしております。

集合写真

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募集要項 Outline

背景 厳しい財政状況の中、公用車の適切な保有台数が求められており、その効率的な運用に努めなければならない。
一方で、毎年、公用車の事故が発生している中、担当課は安全運転に関する講習会等を行い事故防止に務めているが、公用車の事故は削減できない状況が続いている。他の自治体では公用車による重大事故も発生しており、職員の安全運転が推進できる環境を整備しなければならない。
課題 ① 安全運転にかかる確認業務の徹底と省力化
② 運行日誌に記入する運行情報記録の手間の削減(自動化)
③ 公用車の空き状況のリアルタイム把握
求める解決策 ICT技術を活用することで、公用車の安全運転にかかる確認作業や運行日誌への手書きによる運行情報の記入作業などの省力化を図る。また、公用車の利用状況を可視化する。
想定する実証実験内容 乗車前の運転免許証の確認、アルコールチェック等の安全運転に係る作業の自動化を実証。
IoT関連装置、あるいはタブレット端末等を利用した公用車の運行情報の自動記録とリアルタイム状況の可視化を実証。
実証実験成功後の発展性 車輌の運行管理は官民を問わない業務であり、車輌を保有する事業所を対象とした新サービスの開発につながる。
提案企業に求める専門性 ユーザビリティに優れたITツールの開発を得意とするスタートアップ
プロジェクトの進め方・打ち合せ方法 定期的な打ち合わせ(オンライン会議対応可能)
提供可能なデータ・環境等 公用車の利用予約状況に関する情報
公用車の運行日誌
プログラム終了後の本格導入 本事業を通じて検証を行い、来年度以降の導入を検討する。



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<豊岡市>
締切:2020年9月30日(水)

<川西市>
締切:2020年10月11日(日)

<春日井市>
締切:2020年10月18日(日)

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豊岡市 環境経済課(豊岡市工業会)

コロナ禍でも豊岡の子どもたちにオンラインでものづくりの楽しさを伝えたい!

要点 Point

解決したい課題

ソーシャルディスタンスの確保と三密を回避した安全な環境での、子ども向けものづくり体験学習イベントの開催

想定する実証実験

AR、VR、MR技術等を活用したオンラインによるものづくり体験学習イベントの開催

実現したい未来

イベントに参加した子どもたちがものづくりの楽しさを実感し、市内ものづくり企業への理解を深めることにより、豊岡から優れたエンジニアを輩出したい
そして、その子達が将来、市内ものづくり企業で活躍したいと思える未来

得られるもの

オンラインによる教育コンテンツを検討する自治体、教育機関、業界団体への水平展開

物語 Story

集合写真

ものづくり体験1

夏の大人気イベントに育った子ども向けのものづくり体験イベント「おっとろっしゃ!」

 豊岡市工業会は、兵庫県北部但馬地方のものづくり企業66社と1団体で構成する団体です。2011年に停滞する地域経済をなんとか元気にしたいという思いを束ね地域をリードするため設立されました。

豊岡市工業会では、毎年夏休みに小学生を対象としたものづくり体験イベント「おっとろっしゃ!豊岡のものづくり」を開催しています。

「おっとろっしゃ」とは、但馬地方の方言で「びっくり!すごい!」という意味です。イベントを通じて会員企業の知られていない高度な技術とそれを生かした製品を、来場した子どもたちや保護者に知ってもらうことで、会員企業が大人に成長した子どもたちの就職先の選択肢になることを目指しています。

過去6回の開催では、平均来場者数は500名以上に上り、夏休みが近づくと保護者から問い合わせがあるほど現在は夏休みの子ども向けイベントとしてすっかり定着しました。

児童クラブの様子 ※2014年は3日間開催、2015~2019年は2日間開催

市内へUIターンする若者は4割以下

このイベント開催の背景には、若者を中心とした深刻な人口減少があります。豊岡市には若者回復率という考え方があります。若者回復率とは、10歳代の転出超過数に対して20歳代の転入超過者数が占める割合です。仮に100人の10代が進学で町を離れ、20代で就職のために50人が戻ってきたら、若者回復率は50%となります。

若者回復率が100%を下回るサイクルを繰り返すことでどんどん人口は減少していきます。直近の豊岡市の若者回復率は39.5%です。このままでは将来における市内ものづくり企業の働き手の確保はますます難しくなり、会員企業の事業継続が厳しくなることが予想されます。そんな状況を少しでも改善するべく企画したのが「おっとろっしゃ!」でした。

若者回帰率

今年の夏休み開催は中止、でも来年は絶対に開催したい・・・

このイベントの最大の売りは、ものづくり体験教室です。過去の開催では、金属加工の会員企業が金属製の貯金箱、また建築関係の会員企業が木製のイス等を協力して制作したりしてきました。特に、ものづくり企業の第一線で働く社員がそれぞれの技術やアイデアを生かした工作コンテンツを製作し、子どもたちにつくり方を直接指導してくれるのがポイントです。

このイベントきっかけに、子どもたちが、ものづくりの楽しさ、技術を学ぶ喜びを感じてもらうことを第一に考えてコンテンツを提供出来たらと考えています。

しかしながら、このコロナ禍です。残念ながら今年は中止となってしまいました。でもあきらめることはできません。来年以降、コロナの状況下にあったとしても何とかこのイベントを開催できないものかと考えています。

そのためには、ソーシャルディスタンスの確保と三密を回避できる感染症対策がされた環境整備がどうしても必要になります。

ものづくり体験2

豊岡市は解決策として、一部のものづくり体験学習をオンライン化できないかと考えています。例えば、VR技術を活用し、オンライン上で工作体験、作ったものを3Dプリンターなどで出力して手元に届けることなどができないかと考えています。

これが実現できれば、体験学習をした子どもたちはものづくりに興味をもつだけでなく、ITエンジニアとしての将来を夢見ることもできるのではないでしょうか?

豊岡市はもちろん、全国には優れた技術をもつ企業がたくさん存在します。ものづくりやITエンジニアの優れた発想が企業の成長エンジンになります。そんな優れたエンジニアを地方から育てていける楽しいものづくり学習コンテンツを私たちと協働でつくりませんか?

集合写真

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募集要項 Outline

背景 豊岡市工業会では、小学生を対象としたものづくり体験学習を通じて、ものづくりの楽しさや市内企業への理解を深めるきっかけをつくり、将来の優秀な人材確保を目指し、ものづくり体験学習イベント「おっとろっしゃ!」を2014年より毎年開催してきた。コロナ禍となった2020年の本イベントは初めて中止となり、次回開催までに安全に開催できる方法を確立しなければならない。
課題 ソーシャルディスタンスの確保と三密を回避した感染症対策がされた環境で安全にものづくり体験学習が実施できる方法を確立する。
求める解決策 市内企業の技術力や製品を応用したものづくり体験学習コンテンツを、開催関係者と参加者が密になることなく、安全に提供する。
想定する実証実験内容 AR、VR、MR技術等を活用したオンラインによる小学生向けものづくり体験学習イベントの開催
実証実験成功後の発展性 豊岡市内の他のイベントや、他の教育コンテンツへの展開
他自治体、他業界団体への展開
提案企業に求める専門性 子ども向け教育コンテンツやAR、VR、MR技術等を活用したサービスの開発を得意とするスタートアップ
プロジェクトの進め方・打ち合せ方法 定期的な打ち合わせ(オンライン会議対応可能)
提供可能なデータ・環境等 豊岡市工業会会員企業の製造技術や製造品に関する情報
過去のイベント開催状況に関する情報
プログラム終了後の本格導入 本実証事業を通じて検証を行い、来年度以降の導入を検討する



お申し込み Application

<豊岡市>
締切:2020年9月30日(水)

<川西市>
締切:2020年10月11日(日)

<春日井市>
締切:2020年10月18日(日)

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豊岡市 教育委員会事務局こども育成課

放課後児童クラブ職員の勤怠管理・給与支払の自動化~子どもたちのことを考え・子どもたちに向き合える時間を増やしたい~

要点 Point

解決したい課題

支援員等の就業管理、給与支払い等の事務にかける時間を短縮したい

想定する実証実験

・スマホ等を使った支援員等の出退勤時間の記録により、就業時間、時間外勤務時間を管理、給与計算するツールの開発、検証

実現したい未来

放課後児童クラブの内容がさらに充実し、子どもの成長にかかわりたい職員がいきいきと働いている。

得られるもの

小規模施設の非常勤職員の就業管理と給与計算は、全国の中小自治体の課題。他都市へ展開することが可能。

物語 Story

集合写真

放課後児童クラブに残る驚愕のアナログ業務

 放課後児童クラブは、一般的に「学童保育」と呼ばれており、法律上の名称は「放課後児童健全育成事業」となっています。主に共働き家庭等の小学生に遊びや生活の場を提供して、健全な育成を図ることを目的としています。

豊岡市は市域が約700㎢と広いため、現在、34の放課後児童クラブがあり、その運営を担う支援員と、支援員を補助する補助員を計250名配置し、子どもの育成支援を行っています。

 4月、人事異動により「放課後児童クラブ」に関わる事になったのですが、驚愕の光景がそこにありました。支援員・補助員に対する給与関係事務がすべて紙ベースで報告されたものを手作業で集計処理していたのです。

250名にも上る支援員、補助員の出勤簿、時間外勤務命令簿、年次休暇簿、週休日等の振替簿、自家用自動車使用承諾願兼運転票等をすべて集計・チェックし、データ入力作業を経て給与等の支払い事務を行っています。

給与支払いの業務は月初の1週間以内に終えなければならないのですが、紙からシステムに入力したり、ミスを防ぐため担当以外の職員が再度チェックする「ダブルチェック」したりしていると、毎月月初は必然的に時間外勤務が発生してしまいます。

児童クラブの様子 キャプションの必要があれば追加します。

デジタル化が進まない背景

これらの課題にある阻害要因を整理してみました。

1 支援員等の年齢構成は、圧倒的に50代、60代が占めており、パソコン等の扱いが不得手である。
2 本市の放課後児童クラブは小学校、幼稚園等の空き部屋等をメインに利用しているため、専用の事務スペースはなく、インターネット回線どころかパソコン自体も配備されていない状況である。
3 ITベンダーへの業務委託による機器導入、インターネット回線、管理システム等の環境整備は、イニシャルコスト及びランニングコストが高額となり、事業規模を鑑みると費用対効果が見込めない。

事務の効率化はしたくても出来ない環境になっています。

かすかな光が…

こども育成課と各放課後児童クラブ、各放課後児童クラブと保護者との連絡体制の強化を図るため、スマートフォンを一斉に切り替えることになりました。クラブによっては、昔ながらの携帯電話(いわゆる「ガラケー」)のところもあり、使える機能や情報伝達の方法に差異が生じていました。

今回の更新で、全てのクラブが同一の機種、機能を有することになりました。チャンスです。最低限の設備投資ですが、全クラブが統一した機器を有するこの機会をうまく使えないものかと考えるようになりました。安直ですが、今の技術なら、携帯のアプリで事務の効率化に向けて何かできるのではないか。

出勤簿

時間外命令簿

まずは、一歩前進

現場の支援員等や事務処理をしている職員は、勤務時間が限られており、優先順位の高い他の業務も抱えています。他の業務に時間を活用するためには、事務の効率化は避けては通れない課題です。全体から見れば小さな課題かもしれませんが、こういった課題の積み重ねが職員のワーク・ライフ・バランスに弊害をもたらしているように思います。

しかしながら、手をこまねいてばかりではいられません。

まずは、典型的な内部事務作業である給与支給事務の省力化を実現したいと考えています。放課後児童クラブの支援員等の給与支給事務の効率化という、一見、地味で小さな取り組みですが、今回の成果が市役所の他の業務についても事務改善の波及効果を生み、いつか市役所全体の働き方改革、目指すべきワーク・ライフ・バランスにもつながるものと考えています。

現状に甘んじることなく、まずはできることから一歩ずつ前進したいと思います。

協力していただけるスタートアップの皆様の応募お待ちしています。

集合写真

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募集要項 Outline

背景 豊岡市の放課後児童クラブ(34か所)は、支援員(各1~2名)と補助員(規模に応じ3~5名程度)で運営されています。支援員の総数は約50人、補助員の総数は約200人です。これらの就業管理は手書き出勤簿により行われています。
給与の支払いは、この出勤簿を元に、勤務時間を手計算し、職種ごとに別々のシステムに投入して行います。支援員は、正職員と同等に扱うため、職員と同じ給与支払システムに入力します。補助員の方は、都度支払いを行う財務会計システムに入力している。この業務に毎月4人、延べ13日分の労力がかかっており、業務量の削減が必要である。
各放課後児童クラブには、一台ずつ連絡用のスマートフォンが配布(設置)されているため、これら勤怠管理にも活用できないかと検討しているところである。
課題 ① 出退勤時間が不明瞭である(自己申告、手書き)。
② 勤務時間、給与額の計算ミスが発生するおそれがある。
③ 勤務時間の確認、給与計算、支払いに多くの時間がかかっている。
④ 担当職員がクラブの運営充実を考える時間、児童に接する時間が確保しづらい。
⑤ 支援員、補助員の「働きがい」が高まらず、職員募集への応募が少ない。
⑥ 給与支払額の確認に多くの時間がかかっている。(人事課、会計課)
求める解決策 ① スマホ等利用による出退勤時間の記録
② 勤務日数、時間、給与額の自動計算、支払いデータ生成
③ 給与支払額を給与支払いシステムと財務会計システムに送り込むところまでできるとありがたい
想定する実証実験内容 ・勤怠管理、給与支払いをデジタルで実施するためのツールを開発し、市内の33箇所(※1カ所は民間委託)の放課後児童クラブの支援員及び補助員約250人を対象に2ヶ月実証実験を行い処理に期待どおり事務処理時間が軽減するか検証を行う。
実証実験成功後の発展性 児童クラブに限らず他の施設や、他の職員にも使える仕組みになる可能性がある
本人が確かに出勤したかどうかを保証する機能(顔等生体認証など)を導入できると、より多くの自治体に導入される可能性が高い。
提案企業に求める専門性 勤怠管理や給与計算システムに明るいこと
操作の簡易性と出退勤時間等修正の容易さ
プロジェクトの進め方・打ち合せ方法 定期的な打ち合わせ(オンライン会議対応可能)
提供可能なデータ・環境等 支援員、補助員等の給与支払いに関する過去のデータ帳票
給与支払システム、財務会計システムとのインターフェース仕様
プログラム終了後の本格導入 予本事業を通じて検証を行い、来年度以降の導入を検討する。



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<豊岡市>
締切:2020年9月30日(水)

<川西市>
締切:2020年10月11日(日)

<春日井市>
締切:2020年10月18日(日)

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