Urban Innovation JAPAN


伊勢市が協働で実証事業に取り組む参加事業者を募集「いつでも伊勢へ、新たな観光誘致への挑戦」など

伊勢市が取り組む協働実証4課題を公開し、スタートアップなど参加企業の募集を開始しました(https://urban-innovation-japan.com/city/ise-city/)。9月14日(日)に応募受付を終了し、10月下旬には採択事業者を決定、2025年11月ー2026年2月を協働期間とする予定です。実証プロジェクト経費の支払限度額は1件あたり50万円。

■「Ise Startup Challenge」

UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。伊勢市の実証プロジェクト「Ise Startup Challenge(伊勢スタートアップチャレンジ)」は今年度が初めての実施となります。非特定営利活動法人コミュニティリンクは事務局としてその運営をサポートします。

歴史と文化のまち伊勢市は、人口減少、特に生産年齢人口の減少という課題に直面しています。このまちの活力を未来へ繋ぐため、スタートアップが持つイノベーティブな技術やアイデアで地域課題の解決に挑みます。

本事業を通じて、市役所はもちろん、地域の事業者や団体とも連携し、オープンイノベーションの輪を広げたいと考えています。伊勢市を実証フィールドとして、社会課題解決と新たなビジネス創出に挑戦しませんか。熱意ある皆様のご参加を心よりお待ちしています。

■オンライン課題説明会

2025年9月2日(火)15:00-16:15

募集中の課題について、伊勢市職員と直接話ができる、貴重な機会です!応募をご検討中の方は、ぜひご参加ください。

オンライン開催:お申し込みはこちらから

■課題は4つ 応募は9月14日(金)まで

カラス

観光地・伊勢の玄関口を守りたい。カラスとの共存を探り、フン害に終止符を

伊勢市の玄関口、宇治山田駅はカラスのフン害に悩んでいる 。景観や悪臭の問題を解決し、心地よく観光できる環境を取り戻したい 。AIやIoTなどの新技術で、この長年の課題に共に挑む企業を募集する 。

『働きたいけど、働けない』をなくす挑戦。短時間雇用モデルを共に創りませんか?

企業側のメリットが見えにくいことなどから短時間雇用が普及せず 、働きづらさを抱える人が働く機会を得にくい 。業務の切り出し支援やマッチングの仕組みを構築し 、誰もが短時間から働くことに挑戦できる環境を整えたい 。

先進技術で越える!視覚障がい者観光の「ラストワンメートルの壁」

視覚障がい者は、駅などに設置されたインターホンやデジタルサイネージなどの案内端末の位置が分かりにくく、必要とする支援を得にくい。この解決策として、スマートフォンなどを活用した安全で正確なナビゲーション技術が求められている。

「特別な年」だけでなく「いつでも」伊勢へ。新たな観光誘致への挑戦

伊勢市では、20年に一度の神宮式年遷宮の年に観光客が集中し、それ以外の年には観光客数が落ち着く傾向がある 。新たなアイデアや技術で安定的に観光客を誘致する仕組みを構築し 、持続的な賑わいを創出することを目指したい。