Urban Innovation JAPAN


残り32

締 切

都市政策課

看板管理の全業務をAIエージェントで丸ごと自動化したい!

実証支援金:最大50万円

実証にかかる実証プロジェクト経費の支払
1件(1課題)あたり50万円(税込み)上限

Story

どうしたら、現場で見かけた一枚の看板について、許可済みか・条例に合っているかを、担当者でなくてもその場で見極められるようになるだろうか?

詳細はこちらの動画をご覧ください!

ご応募お待ちしています!

課題詳細・想定する実証内容

課題の背景

課題背景

【課題サマリー】

八戸市では、まちなかに数多く立つ看板(屋外広告物)を、市独自の条例に基づく許可制で管理しています。しかし数が多く、許可済みか条例に合っているかを現場で見分けられる職員は限られ、確認は持ち帰っての台帳照合が前提です。少人数の体制で網羅的な点検が難しく、判断のノウハウも特定の人に依存しているのが現状です。

(参考:屋外広告物の手引き (PDFファイル: 1.1MB)

【市の責任で許可と点検が求められる】
  • 看板の表示には市の許可が必要で、その確認や是正の指導は市が担っています。
  • 八戸市は県より踏み込んだ独自条例を運用しており、判断の基準はやや複雑です。
    【手作業の連続による非効率な業務フロー】
    • 現在、事業者からの申請を紙で受け付け、専用システムへの手入力を行っています。
    • 地図システム(GIS)への登録は、地番から場所を割り出して手作業でピンを立てているため、正確な座標データ(緯度・経度)が取得できておらず、これが後工程のパトロール時のデータ照合を困難にしています。
    • この事務負担により、本来必要な無許可・違反看板のパトロールに時間を割くことができていません。
    【現場で即断できず、二度手間が生じている】

    看板を見ても許可済みか条例に合うか即座に判断できず、写真を撮って持ち帰り、システムと照合してから判断しています。

    現在の業務フローと課題

    ①事業者からの申請を紙で受け付け、専用の管理システムに手作業で入力して台帳化しています。

    ②台帳の位置情報を書き出し、地番から場所を割り出して地図(GIS)上に手作業でピンを立てています。許可証は決裁を経て発行します。

    ③主要なルートを巡回して気になる看板を撮影し、庁内に持ち帰ってシステムと照合。無許可や違反が疑われるものには文書で是正を依頼します。

    ▶課題の所在:

    • 紙の申請書からの手作業による二重入力が発生しており、窓口対応に時間を奪われるため、違反看板を見つけるためのパトロールに十分な時間を割けない構造的な問題があります。
    • 許可台帳は市(都市政策課)が保有していますが現場に持ち出せず、その場での照合ができません。判断は熟練した担当者の知識に依存し、人の異動で受け継がれにくいこともボトルネックです。

     

    対象業務の規模

    • 年間の許可申請:おおむね500〜600件
    • 巡回ルート:主要な幹線道路を中心に約12ルート
    • 点検体制:実質1〜2名
    • 許可の有効期間:広告物の種類により異なり、長いもので3年程度(期限管理と更新確認が継続的に発生)
    • 条例:県の条例より細かい独自ルール

    参考:
    八戸市屋外広告物条例(平成31年3月28日改定版) (PDFファイル: 358.7KB)
    八戸市屋外広告物条例施行規則(平成31年3月29日改正版[様式を除く]) (PDFファイル: 279.0KB)
    屋外広告物の表示又は掲出物件の設置についての禁止区域及び禁止地域から除く区域の指定 (PDFファイル: 103.8KB)

    変えたいポイント

    <申請手続きの処理の軽減>

    【現状】
    • 事業者からの申請を紙で受け付け、手作業でシステムへ入力している。
    • 台帳のシステム入力と地図(GIS)へのピン立てなど、二重入力の手作業が多い。
    • 担当者が1人で窓口対応から審査までを担っており、物理的な業務負担が大きい。
    【想定する解決イメージ】
    • 申請内容をAIが読み取り、面積や場所などの規格適合を自動判定する。
    • 既存の管理システムや地図データと連携し、入力の重複や手作業を減らす。

    <パトロール業務>

    【現状】
    • 看板を見ても、許可済みか条例に合うか現場で判断できない
    • 写真を持ち帰って台帳と照合する二度手間が発生している
    • 判断が特定の担当者の知識に依存している
    【想定する解決イメージ】
    • 現場で撮影・読み取りすると、許可の有無や条例適合の目安がその場で分かる
    • 担当者でなくても点検に出られ、確認の結果が記録として残る
    • 点検の網羅性が高まり、見落としが減る
    • 公用車等に設置したドラレコ等も活用し、走りながらAIで看板を自動検知する。
    プロジェクトのゴール

    実証の成功指標

    【達成したい成果】
    • 申請:紙の申請書からの手作業による二重入力(専用システムやGISへの登録)にかかる作業時間が、実証前と比べて削減されること。
    • パトロール:専門知識を持たない職員でも違反の疑いがある看板を判断できるようになり、現地確認とデータ照合の手間が削減されること。
    【さらに目指したい姿】
    • 申請:申請内容の自動判定により審査業務が大幅に省力化されること。
    • パトロール:ドライブレコーダー等の映像から違反看板を網羅的に自動検知し、是正通知の自動生成や無許可看板の適正化まで繋がる持続可能な体制が構築されること。

    ※具体的な数値目標は採択後に協議します。

    最終目標

    申請の受付から点検、是正の案内までの一連の業務を、人手と勘に頼りきらずに回せる仕組みをつくり、無許可や違反の看板を着実に減らしていくこと。

    社会的意義

    良好なまちの景観を守ると同時に、老朽化した看板の見落としを減らすことは、落下などのリスクから市民の安全を守ることにもつながります。限られた職員数でも公共サービスの質を保つ、これからの行政運営の一例を目指します。

    想定する実証内容

    検証したいこと

    • 映像データ等を用いたAIによる看板の検知および違反の自動判定が現場で実用可能か。
    • 申請内容のデジタル化によって、事務処理の負担が実際にどの程度軽減されるか。

    実証の5W1H

    When(期間):採択後に協議して設定します

    Where(場所):市内の巡回エリア、まずは中心市街地や景観上重要な地区など、範囲を絞っての実施を想定。または市役所内の担当窓口。

    Who(対象):点検を担う都市政策課の職員。将来的には看板を設置する事業者も関係します

    What(内容):AI等を用いた看板の自動検知、または申請受付プロセスの自動化・省力化。具体的な手段は限定しません

    How(測定):現場データを使った精度の確認や、作業時間の比較などを想定(方法は採択後に協議)

    解決策の方向性

    解決のアプローチは、目的に沿っていれば自由です 。 パトロール業務の効率化だけでなく、申請受付から許可までの手続きを自動化するアプローチも大歓迎です 。一連の業務すべてを網羅し丸ごとAI化する提案でも、どちらか一方(申請のみ、またはパトロールのみ)に特化して担当者の負担を劇的に減らす提案でも構いません 。

    たとえば次のような方向性が考えられます。

    • 撮影した映像をAIで解析し、看板を検知して台帳と照合する方向性
    • 端末で現場の看板をその場で読み取り、許可情報を呼び出す方向性
    • 既存の管理システムや地図データと連携し、入力の重複を減らす方向性

    これらにとらわれない新しい発想の提案も歓迎します。

    提供可能なリソース

    データ

    • 屋外広告物の許可台帳(設置場所・種別・許可期間などの情報)
    • 台帳に紐づく位置情報
    • 過去の点検時の写真など
    • 現在の申請書フォーマット(参考:屋外広告物関係様式集(市条例)

    ※提供できるデータの範囲や形式は採択後に協議します。

    フィールド

    市内の実際の巡回ルートや、範囲を絞った実証エリアでの検証が可能です

    人的リソース

    現場を熟知した担当者が、条例の考え方や点検の実務について、ヒアリングや同行などを通じて知見を提供します。

    その他

    庁内の情報システム担当との連携を想定しています。既存システムとの接続に関する確認も、必要に応じて一緒に進めます。

    留意事項

    留意事項

    • 最終判断は職員が行う想定です:AIや仕組みの判定はあくまで確認を助ける目安で、是正などの最終判断は職員が担うことが好ましいと考えます。
    • 撮影画像の取り扱い:通行人や車両などが写り込む場合があるため、取り扱い方のルールを一緒に整理します。
    • 既存システムとの連携:現在の管理システムや地図との接続可否は確認が必要です。採択後に協議します。
    • 対象とする判断の範囲:まずは数値で表せる基準を中心に想定し、色合いや景観との調和といった感覚的な判断は対象外とします。
    自治体の体制・推進姿勢

    カウンターパート

    • 都市政策課(屋外広告物の許可・点検の担当)
    • 庁内の情報システム担当(システム連携の相談先)
    • 既存の管理システムを提供する事業者(連携時の調整先)
    • 看板を設置する事業者や広告業者(将来的な関係者)
    • 先行して、第三セクターの広告については協力を取り付けています

    プロジェクトの進め方

    • 採択後は、現場の実務を一緒に見ながら、試しに作って改善していく進め方を想定しています。
    • 現場の状況を知っていただくため、一度は現地を見ていただけるとありがたいです。日常の打ち合わせはオンラインでも構いません。

    担当者に関する特記事項

    条例の運用と現場点検の両方に詳しい担当者がつきます。現場で本当に使えるかという視点での率直な意見交換を歓迎します。

    実証後の発展性

    本格導入の道筋

    実証の成果を踏まえ、効果が確認できれば継続や本格的な活用を検討していきます。

    横展開の可能性

    屋外広告物の管理は、同じように人手不足や判断の属人化に悩む自治体に共通する課題です。八戸市で形になれば、似た構造を持つ自治体への展開が期待できます。また、台帳と現場を照合する仕組みは、看板以外の行政分野にも応用の余地があります。

    求める企業像

    専門性・技術

    必ずしもすべてを満たす必要はありません。

    【主に想定する技術・経験】
    • 画像や映像からの物体検知・解析の技術
    • 地図データ(GIS)や台帳データの連携・活用の経験
    • 現場で使われる端末アプリの開発
    【あわせて歓迎する経験】
    • 行政や公共分野での開発・実証の経験
    • 既存システムとのデータ連携の実装経験
    • 複雑な条件設定に基づく自動判定ロジックの構築経験

    期待する姿勢

    • 完成品の納品ではなく、現場と一緒に試しながら作り上げていける方をお待ちしています。
    • 前例の少ない領域に面白さを感じ、課題に粘り強く向き合えるアプローチを歓迎します。
    • 現場の声を聞きながら、より使いやすい形を一緒に探っていける関係を歓迎します。

    Hachinohe X−Tech Innovation オンライン課題説明会

    開催日時:


    【開催概要】
    ◯ 日時:2026年7月9日(木)15:00〜16:15(1時間15分)
    ◯開催方法:Zoomミーティング
    ※申し込み頂いた方に接続先URLをお知らせします。
    ◯ 当日プログラム
    各課題の担当課とのQAセッションができる貴重な機会となっておりますので、ぜひご参加ください。
    本事業についてのお問い合わせは事務局から回答いたしますので、担当課や関係先に直接メール・お電話等でご連絡いただかないようお願いします。

    選考基準・スケジュール・よくある質問など

    実証実例

    Urban Innovation JAPANならまちを変えたい/便利にしたい本気の自治体職員と自社サービスの検証ができます。

    もっと見る
    自社サービスでまちを変える

    私たちの仕組みについて

    想いを持った自治体と
    企業が集う場所

    Urban Innovation JAPANのプラットフォームを通して、自治体の持つ本質的な課題にアプローチします。自治体と連携したサービスの実証実験を行います。

    自社サービスでまちを変える 自社サービスでまちを変える

    おすすめの募集中課題

    資料請求・新着課題

    地域・社会課題解決に繋がる、
    本当の意味での地域創生をともに実現しませんか?

    社内で検討されたい方のために、
    実績などをまとめた案内をご用意しています
    自治体関連のお役に立つ情報や、
    新着課題をお届けします