山口県が実証事業に取り組む参加企業を募集「シビックテックチャレンジYAMAGUCHI」、デジタル技術で地域・行政課題の解決を目指す
山口県では、スタートアップ企業等と行政・県民が協働して、デジタル技術で地域・行政課題を解決する事業「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」に取り組んでいます。
県庁各部局、市町、外郭団体等から課題を募集したところ12課題の提案があり、企業等と共に解決に取り組む8課題を下記のとおり決定し、企業等の募集を開始いたします。
■シビックテックチャレンジYAMAGUCHIとは
「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」(主催:一般財団法人 山口県デジタル技術振興財団、以下「CCY」)はスタートアップ企業等と山口県の行政・県民が協働して、デジタル技術を活用して地域・行政課題の解決を目指すプロジェクトで、2021年から始まり、今年で5年目を迎えます。山口県および県下の市町村から出された8つの課題について、スタートアップ企業などから提案を募集し、それぞれ一つのアイデアを採択して自治体と企業が協働して実証実験を行い、その効果・成果について検証を行った後、サービスを導入して課題の解決を目指します。
■オンライン課題説明会

開催日時:2025年6月27日(金)13:30-16:25
当日は事業概要紹介や担当課によるテーマ説明に加え、テーマ別Q&A会(ブレイクアウトルーム)にて、直接担当課に質問できる機会もございます。
応募をご検討中の方は、ぜひご参加ください。
オンラインで開催:詳細・お申込みはこちらから
■課題は8テーマ 応募は7月16日(水)まで
▼市町課題
山口市[市民税課]※
自動車税も軽自動車税もまとめてOK!24時間365日どんなツールでも、どこでも確認できる!
車両のナンバープレートの番号と車台番号を入力することで、「納税証明が出せる状態か出せない状態か」を即時に回答するオンラインシステムを構築し、車検代行事業者と自動車保有者の利便性向上と職員の業務軽減を図りたい。
※県税務課(自動車税所管)も共同で実証に参加
長門市[企画政策課]
増加する移住相談にAIで対応!きめ細やかなサポートを実現したい
増加する移住相談に対し、AI等のデジタル技術で移住相談対応システムを開発することで、業務の効率化と相談者への適切な情報提供の両立を実現したい。
長門市[市民活動推進課]
空き状況をリアルタイム表示!誰もが使いたくなる交流プラザへ!
紙ベースの申請・管理となっている交流プラザ(旧公民館)の貸館業務について、オンライン申請と貸館状況のリアルタイム表示システムを構築し、業務効率化と利用者の利便性の向上を図りたい。
平生町[建設課]
災害対応は時間とのたたかい!スマートな樋門管理で少しでも早く的確な対応を
デジタル技術を活用し、急激な水位変化や天候にも迅速に対応できる樋門管理体制を構築することで、町全体の防災力向上と職員の負担軽減を図りたい。
▼県庁・外郭団体課題
公立大学法人 山口県立大学
県内企業の魅力を伝え、学生をひきつけるデジタル手法を実証したい!
大学内でデジタル技術やAI等を活用し、学生が大学生活の中で県内企業の情報に自然と触れる新しいソリューションを提供することで、県内就職の促進を図りたい。
公益財団法人 山口県スポーツ協会
スポーツトレーナー研修をオンライン化して、登録トレーナー数を増やしたい!
現地参加が必須のスポーツトレーナー研修会のオンライン化によってトレーナーの負担を軽減することで、登録数を増やして県民が気軽にトレーナーを活用できる環境を作りたい。
県警本部[警務課]
生成AIでバズる採用へ!山口県警のショート動画コンテンツ共創
生成AIを活用することで、職員誰もがショート動画を制作・発信できるようにし、多くの若者に警察の多様な魅力を伝えたい。
県警本部[交通規制課]
消えかけた路面標示を見逃さない!画像解析AIで交通安全を実現!
警察車両のドライブレコーダー等の画像データを活用し、路面標示の摩耗度をAIで判別できるようにすることで、“消える前に気づける”新しい交通安全の仕組みを構築したい。