八戸市が協働で課題解決/実証実験に取り組む事業者を募集「Hachinohe X-Tech Innovation 2025(通称:ハチクロ)」応募は7/31(木)まで
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)は、八戸市(青森県)が取り組む協働実証4課題を公開し、スタートアップなど参加企業の募集を開始しました(https://urban-innovation-japan.com/city/hachinohe-city)。7月31日(木)に応募受付を終了し、8月には採択事業者を決定、今年9月-来年1月末を協働期間とする予定です。実証プロジェクト経費の支払限度額は1件あたり50万円(税込み)。
■「Hachinohe X-Tech Innovation」とは

UIJはスタートアップ企業との協働・実証実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。八戸市の実証プロジェクト「Hachinohe X-Tech Innovation(八戸クロステック・イノベーション、通称ハチクロ)」は、今回が2年目の取り組みになります。昨年に引き続き、特定非営利活動法人コミュニティリンクが事務局としてその運営をサポートします。
東北屈指の産業都市として発展してきた八戸市を取り巻く環境は、人口減少や少子高齢化の進行、デジタル化の進展、グリーン・循環型社会の実現に向けた取組の加速化など、これまでになく変容しており、大きな変革の時を迎えています。 このような時代において、明るい未来を切り拓いていくため、工業団地の開発や国際物流拠点港「八戸港」の利便性向上などの取組を進めているほか、自動車や航空機、ヘルスケア、デジタル関連産業などの成長産業分野の振興に取り組んでいます。 その一環として今回取り組んでいるのが「Hachinohe X-Tech Innovation」です。
審査により提示した4課題のうち最大3課題を選定し、選ばれた事業者には、上限50万円(税込み)の実証プロジェクト経費が支払われ、今年度の開発・実証実験を通じて、効果を検証し、次年度以降の展開を検討します。

▼オンライン説明会
(2025年7月17日(木)15:00-16:15)
事業概要、課題テーマの説明、担当課とのディスカッション・質疑応答を予定しています。参加費無料、当日参加も可能です。ぜひふるってご参加ください!
お申込みはこちらから
https://urban-innovation-japan.com/hachinohe2025-info-session/
■今年度の課題テーマは4つ(うち採択は最大3件)応募は7/31(木)まで

複雑なパズルを解き明かす!AIで実現する持続可能な八戸市バス運行
AIシステムを用いた新たなダイヤ編成により、担当者の試行(思考)回数を増やし、ダイヤ作成時間の劇的な短縮と運行コスト削減の可能性を検証する。(課題詳細はこちら)
所管課:八戸市 交通部運輸管理課、総合政策部政策推進課

「そうだ!町内会に入ろう!」参加しやすく持続可能な町内会にしたい!
市内のモデル地区を対象に、町内会への加入促進や活動参加を促すための新たな仕組みを導入し、その効果を検証する。(課題詳細はこちら)
所管課:八戸市 市民連携推進課

八戸ワインをさらに美味しく!農家さんと一緒にブドウの品質と収穫量を向上させたい!
南郷地区のブドウ畑に設置したセンサーで気象・土壌のデータを測定し、ブドウの成長、糖度・酸度との関係分析、病害虫の抑制、品質・収穫量向上に役立てられるものか検証する。(課題詳細はこちら)
所管課:八戸市 農業経営振興センター

粗大ごみ受付を電話からデジタルに?みんなが手軽だと思える受付方法を導入したい!
ウェブ申請のテストサイト構築とUX/UI検証、既存システムとの連携方法検討、委託業者の業務内容把握を通じた最適なシステムを検討する。(課題詳細はこちら)
所管課:八戸市 清掃事務所