Urban Innovation JAPAN


残り29

締 切

伊勢市 観光誘客課

「特別な年」だけでなく「いつでも」伊勢へ。新たな観光誘致への挑戦

Point

解決したい課題

伊勢市では、神宮式年遷宮(※)の年に観光客が集中する傾向があり、それ以外の年において誘客を促進することで、観光客数を平準化したい。
※本記事では、大御神に新宮へお遷りいただく年のことを指す。次は2033年。

想定する実証実験

国内観光客の誘客につながるようなアイデアやサービスを幅広く募集し、ご提案の内容に応じて、関係者と協議の上、決定します。

提案企業に求める専門性

・新たな観光体験や、魅力的なコンテンツの企画・プロデュースに関する実績や知見。
・ ターゲットのインサイトを捉えたマーケティングや、効果的な情報発信、ブランディングに関するノウハウ。
・旅行者の体験価値(UX)をデザインし、その効果を定性・定量の両面から分析・評価できる能力。

Story

観光分野における新たなチャレンジを募集します

 日本有数の観光地である伊勢市を舞台に、皆様の持つ新しいアイデアや技術を試してみませんか。伊勢市では、未来の観光戦略に向けて、共に次の一歩を踏み出すパートナー企業を募集しています。

伊勢市の観光の現状と目指す姿

第62回神宮式年遷宮の「お木曳(おきひき)」行事の様子

 伊勢神宮を擁する伊勢市は、年間を通じて多くの人々が訪れる日本有数の観光地です。特に20年に一度の式年遷宮の年には観光客が大幅に増加し、前回(2013年)には1400万人を超える方々をお迎えしました。一方で、それ以外の年は観光客数が落ち着く傾向にあり、例えば2024年の実績は約750万人でした。

 本実証では、このポテンシャルを最大限に活かし、特定の年に左右されない持続的な賑わい創出を目標としています。将来的には、式年遷宮の年と同水準の賑わいを安定的に達成することをビジョンとし、その実現に向け、本実証を通じて民間企業から誘客につながる新たなアイデアを広く募集し、共に次の一歩を踏み出したいと考えています。

実証実験で募集する提案内容

 本実証では、国内観光客の誘客につながるようなアイデアやサービスを広く募集します。想定する対象は国内旅行客ですが、手法や分野は問いません。テクノロジーの活用はもちろん、既存の枠組みにとらわれない、多様な視点からの提案を歓迎します。
 以下はあくまで一例であり、これらに限定するものではありません。伊勢市のフィールドを活用したトライアルとして、柔軟な取り組みを期待しています。

  • 新しい観光体験を生むコンテンツの創出
  • 観光客の行動傾向やニーズを可視化するためのデータ分析アプローチ
  • 市内の周遊や宿泊を促し、観光消費額の向上に繋がる仕組み
  • 特定の時期やエリアに偏らない、新たなリピーターを育むための体験・サービス開発

 本実証では、これらの取り組みを土台とし、新たな視点や技術との掛け合わせによる、新たな可能性を探ります。

おわりに

 伊勢市は、観光地として次のフェーズを目指しています。本プロジェクトが、皆様と共に伊勢観光の新たな可能性を探る一歩となることを期待しています。意欲あるパートナー企業からの挑戦をお待ちしております。

Vision

実現したい未来

神宮式年遷宮による賑わいを一過性のものとせず、最終的には式年遷宮の年に近い観光客数を他の年でも達成することを目指し、持続的な賑わいを創出したい。

得られるもの

日本有数の観光地「伊勢」での実証フィールド

Outline

実証支援金:最大50万円

実証にかかる実証プロジェクト経費の支払
1件(1課題)あたり50万円上限 ※消費税等も対象

オンライン課題説明会

開催日時:


【開催概要】
◯日時:2025年9月2日(火)15:00〜16:15
◯申し込み方法:お申し込みはこちら
◯開催方法:Zoomミーティング(※申し込み頂いた方に接続先URLをお知らせします。)
◯ 当日プログラム:各課題の担当課とのQAセッションができる貴重な機会となっておりますので、ぜひご参加ください。

本事業についてのお問い合わせは事務局から回答いたしますので、担当課や関係先に直接メール・お電話等でご連絡いただかないようお願いします。

背景

・伊勢神宮の式年遷宮は、20 年に一度、神宮の社殿や御装束・神宝をはじめ全てを新しくして、大御神に新宮へお遷りいただく神宮最大のお祭りで、1300年にわたり繰り返し行われてきました。9年の歳月をかけて、33の諸祭・諸行事が斎行されます。

・神宮式年遷宮のクライマックスである大御神に新宮にお遷りいただく年には、観光客が大幅に増加しますが、翌年以降はその数が減少し落ち着く傾向があります。

・次回の第63回神宮式年遷宮は2033年に実施されます。また、2026年・2027年には「お木曳行事」が行われます。

課題(詳細) 神宮式年遷宮の年に観光客が集中する傾向があり、それ以外の年において誘客を促進することで、観光客数を平準化したい。
求める解決策 国内観光客の誘客につながるようなアイデアやサービスを幅広く募集します。以下はあくまで一例ですがこれらに限定するものではありません。テクノロジーの活用はもちろん、既存の枠組みにとらわれない、多様な視点からの解決策をお待ちしております。
● 新しい観光体験を生むコンテンツの創出
● 観光客の行動傾向やニーズを可視化するためのデータ分析アプローチ
● 市内の周遊や宿泊を促し、観光消費額の向上に繋がる仕組み
● 特定の時期やエリアに偏らない、新たなリピーターを育むための体験・サービス開発
想定する実証実験内容(詳細) いただいたご提案内容に応じて、関係者と協議、調整の上、決定します。
実証実験成功後の発展性 実証実験で有効性が確認されたアプローチについては、市の次年度以降の観光戦略へ組み込むことを検討します。
提案企業に求める専門性 ・新たな観光体験や、魅力的なコンテンツの企画・プロデュースに関する実績や知見。
・ターゲットのインサイトを捉えたマーケティングや、効果的な情報発信、ブランディングに関するノウハウ。
・旅行者の体験価値(UX)をデザインし、その効果を定性・定量の両面から分析・評価できる能力。
プロジェクトの進め方打合せ方法 採択後は、1~2週に1回程度のオンラインミーティングを基本とし、プロジェクトを推進します。
提供可能なデータ・環境等 ・市が保有する各種の観光統計データや、伊勢市観光客実態調査の結果。
・実証実験の具体的内容に応じて、観光関連事業者との連携を市がサポートできる可能性。
プログラム終了後の本格導入 実証実験の結果や費用対効果などを踏まえ、総合的に判断します。

選考基準・スケジュール・よくある質問など

実証実例

Urban Innovation JAPANならまちを変えたい/便利にしたい本気の自治体職員と自社サービスの検証ができます。

もっと見る
自社サービスでまちを変える

私たちの仕組みについて

想いを持った自治体と
企業が集う場所

Urban Innovation JAPANのプラットフォームを通して、自治体の持つ本質的な課題にアプローチします。自治体と連携したサービスの実証実験を行います。

自社サービスでまちを変える 自社サービスでまちを変える

資料請求・新着課題

地域・社会課題解決に繋がる、
本当の意味での地域創生をともに実現しませんか?

社内で検討されたい方のために、
実績などをまとめた案内をご用意しています
自治体関連のお役に立つ情報や、
新着課題をお届けします