Urban Innovation JAPAN


残り27

締 切

産業振興課

どんな中小企業でも迅速に必要な支援情報が手に入る環境を!

Point

解決したい課題

中小企業に向けた支援策は岡山市だけでなく、国や岡山県など多種多様な支援があるが、情報が複雑で探しにくく、本当に必要とする事業者が情報を手に入れることが難しい。

想定する実証実験

生成AIなど新しい技術やアイデアを活用し、中小企業が求める支援情報へ簡単にたどり着ける仕組みの検証。あわせて可能であれば市が支援した中小企業の情報をストックして共有化できる仕組みの検証。

提案企業に求める専門性

情報を分かりやすく整理し、効果的に伝達するためのデザインやコミュニケーションに関する専門知識や実績を重視します。
また、利用者の視点に立ったシステムやサービスの設計・開発能力、データを活用した課題解決の経験も期待しています。
生成AI等の新しい技術動向に明るく、その社会実装に関する知見や実績があればなお望ましいです。
行政の取り組みや中小企業の実情を理解し、共に新しい価値を創造できる柔軟な発想力も求めています。

Story

成長する岡山市の地域経済

岡山市の経済は、平成23年から10年間の市内総生産の伸び率が、政令指定都市の中で3位、民間投資の伸び率が、政令指定都市で2位となるなど、順調に成長しており、その発展を牽引する市内中小企業は成長のため絶えず新たな情報を求めています。
地域経済の持続的な発展を支えるため岡山市は、市内で活動するすべての中小企業が、必要な情報を迅速かつ的確に手に入れ、それを成長の糧として事業を飛躍させられる社会を目指しています。
情報が中小企業にとって真の力となり、新たな挑戦やイノベーションを後押しすることで、地域全体がより一層活性化していく。
私たちは、そんな未来の実現を強く願っています。
この岡山の地で、中小企業の皆様と共に、活力あふれる経済の好循環を創り出していきたいのです。

そのためには中小企業が本当に求めている情報を、ストレスなく、最適なタイミングで取得できる。
そんな理想的な情報環境の仕組みを、ぜひ皆様と共にデザインし、実証実験を通じて形にしていきたいと考えています。
この挑戦を通じて、岡山市から情報取得の新しいモデルを発信し、ひいては全国の同様の課題を抱える地域にも貢献できるような成功事例を築き上げたい。
岡山の未来を、そして地域経済の未来を、共に明るく照らすこの取り組みに、ぜひあなたの力を貸してください。

序章:事業者向けの多数の支援策、いくつ知っていますか?

岡山市では、事業者向けに補助金や助成金を始め、数多くの支援策を提供しています。その数がどのくらいか、ご存知でしょうか?
実は、岡山市商工部の支援メニューはざっと数えても60以上あります。
その他にも情報提供をはじめとした補助金以外の支援策もありますし、国や岡山県、別支援団体などが行う取り組みなどもありますので、中小企業が活用できる支援策は思っている以上にあると感じていただけるのではないでしょうか。

第一章:情報届いていますか?

一方で、市内中小企業の方々からは、
「支援制度について知りたいが、どこに情報があるのか分かりにくい」
「多くの情報の中から自社に合うものを選ぶのが大変だ」
という声が聞かれます。
国や県、市が提供する支援策は多岐にわたり、それぞれ情報提供の形も異なるため、中小企業が必要な情報にたどり着くには手間と時間がかかるのが現状です。結果として、活用できるはずの支援策が見過ごされてしまうケースも少なくありません。

第二章:課題解決へ向けて

私たちは、このような情報入手の課題を重く受け止め、解決に向けて取り組む必要があると考えています。
中小企業の方々が情報を得る際の不便さは、個々の事業活動だけでなく、地域経済全体の成長にも影響を与えかねません。
行政として情報提供のあり方を改善し、誰もが必要な情報にアクセスしやすい環境を整えることは、岡山市の産業振興における喫緊の課題です。

第三章:新たな視点での情報取得環境を求めて

これまでも岡山市では、公式ウェブサイトや広報誌、関係機関との連携を通じて、中小企業への情報提供に努めてきました。
しかし、情報が一方通行になりがちであったり、個々の事業者の状況に合わせた情報提供が難しかったりするなど、改善すべき点があったことも事実です。
これらの経験を踏まえ、従来のやり方を見直し、より中小企業目線に立った効果的な情報伝達および中小企業が自分たちで必要な情報を取得できる環境を具体的に検討する必要性を感じています。

第四章:思いもよらぬ新しい技術・新しい手法で改善へ

そこで今回は、AIなどの新しい技術や新しい手法によって、複雑な支援情報を整理し、事業者が必要とする情報を分かりやすく取得できる環境を整備する上でどのように役立つかなどの実証にチャレンジしていきたいと思っています。
目指すのは、中小企業が求める情報へより簡単に、そして迅速にたどり着ける仕組みです。
行政側の運用負荷も考慮し、持続可能な情報提供の形を模索し、実現へとつなげていきたいと考えています。

終章:共に築く、岡山の新たな支援体制

この実証実験をより実りあるものにするためには、行政の取り組みだけでなく、新しい技術やアイデアを持つ企業様との連携が欠かせません。
皆様の専門知識やサービス開発のノウハウを活かしていただき、岡山市の事業者支援における情報提供のあり方を一緒に改善していきたいと考えています。
この取り組みを通じて得られた知見は、今後の岡山市の施策展開に活かされるとともに、他地域へのモデルケースとなる可能性も秘めています。
ぜひ、このチャレンジにご参加いただき、共に岡山の未来づくりにご協力ください。

Vision

実現したい未来

市内中小企業が自分たちに必要な支援を最大限に活用し、事業を成長していける未来。
実証で得た成果を基盤に、より効果的な情報提供を実現し、地域経済全体の活性化に繋げたい。

得られるもの

・岡山市をフィールドとした、自社技術・アイデアの実証機会。
・行政との協働を通じた、公共分野におけるソリューション開発、展開ノウハウの獲得。
・実証成果に基づく、岡山市での本格導入や他展開への足掛かり。
・中小企業の支援活用情報の分析によりEBPMや支援情報伝達のアルゴリズムに活用できれば、サービスの先進性や他都市導入への製品価値向上が見込まれる。

Outline

実証支援金:最大50万円

実証にかかる実証プロジェクト経費の支払
1件あたり50万円(税込み)上限

GovTech Challenge OKAYAMA2025課題説明会

開催日時:



参加申し込みはこちらから。→GovTech Challenge OKAYAMA説明会申し込みページ


募集中の課題について、岡山市職員と直接話ができる、貴重な機会です!応募をご検討中の方は、ぜひご参加ください。
◯参加費:無料
◯当日プログラム
15:00〜15:05 GovTech Challenge OKAYAMAとは 岡山市スタートアップ支援係
15:05〜15:10 GovTech Challenge OKAYAMAの流れ 事務局
15:10〜15:40 各担当課より課題説明(各5分)
15:40〜15:45 よくあるQ&Aの紹介、全体QA
15:45〜16:25 ブレイクアウトルーム 担当課との質疑応答 
16:25〜16:30 クロージング 事務局
16:30 終了

背景 岡山市では、市内中小企業の多様なニーズに応えるため、様々な支援策や補助金制度を展開しています。
しかしながら、これらの情報は多岐にわたり、中小企業が必要とする情報に容易にアクセスし、適切なタイミングで活用することが難しいという状況が生じています。
これまでもウェブサイトや広報媒体を通じて情報提供に努めてきましたが、全ての中小企業に情報が行き届いているとは言えず、より効果的な情報伝達手段の確立が求められています。
課題(詳細) 現在、中小企業は数多くの支援情報の中から、自社の状況や目的に合致するものを見つけ出すことに苦労しています。
情報が整理されておらず、どこに何の情報があるのか分かりにくいことが大きな要因です。
また、国や県、市の各支援策が複雑に絡み合い、全体像の把握がしづらいことや、情報発信の手段が限定的であるため、積極的に情報を求める中小企業以外には届きにくいという側面もあります。
岡山市の産業分野に所属する職員であっても、多種多様な制度の詳細や最新情報を常に完全に把握し、スムーズに案内することが容易ではない状況も見受けられます。
求める解決策 本プロジェクトでは、中小企業が求める支援情報を、より簡単かつ迅速に入手できるような仕組みの実現を目指します。
生成AIをはじめとする先進技術の活用も視野に入れ、現在の情報提供のあり方を見直し、中小企業が必要な時に必要な情報を的確に届けられるような、新しいアプローチを期待しています。
情報を受け取る側の視点に立ち、分かりやすさ、使いやすさを追求することで、情報格差を解消したいと考えています。
多様なアイデアと技術により、中小企業と行政の双方にとって価値のある情報伝達の形を模索します。
想定する実証実験内容(詳細) 提案いただく新しい情報伝達の仕組みが、実際に中小企業の情報アクセス向上にどの程度貢献するのかを検証します。
特に、生成AIなどの技術が、複雑な情報を整理し、個々の中小企業のニーズに応じた形で情報提供を行う上で、どのような可能性を秘めているのかを探求します。
中小企業にとって真に価値のある情報提供とは何か、どのような形であれば情報がスムーズに届くのかを、実証を通じて明らかにしていきます。
また、この仕組みを運用する行政側の負担にも配慮し、持続可能な運用が可能かどうかも評価します。実験結果から得られる知見を基に、より良い仕組みへと改善していくことを目指します。
実証実験成功後の発展性 実証実験で効果が認められた場合には、岡山市全体の中小企業支援における情報伝達基盤として発展させ、市内経済の活性化に貢献したいと考えています。
将来的には、この仕組みを通じて得られるデータを分析し、よりきめ細やかな情報提供や新たな施策展開へと繋げていくことも視野に入れています。
提案企業に求める専門性 情報を分かりやすく整理し、効果的に伝達するためのデザインやコミュニケーションに関する専門知識や実績を重視します。
また、利用者の視点に立ったシステムやサービスの設計・開発能力、データを活用した課題解決の経験も期待しています。
生成AI等の新しい技術動向に明るく、その社会実装に関する知見や実績があればなお望ましいです。
行政の取り組みや中小企業の実情を理解し、共に新しい価値を創造できる柔軟な発想力も求めています。
プロジェクトの進め方打合せ方法 プロジェクト期間中は、定期的な進捗確認や課題共有のため、オンラインでの打ち合わせを基本とします。
必要に応じて、岡山市役所内での対面協議も行い、円滑なコミュニケーションを図りながらプロジェクトを推進します。適切なツールも活用し、迅速かつ柔軟な連携を目指します。
提供可能なデータ・環境等 実証実験にあたっては、現在岡山市が公開している各種支援制度に関する情報(個人情報や非公開情報を除く)と合わせて可能な範囲で中小企業がこれまでに活用した岡山市の支援策に関する実績データを提供します。
その他、実証に必要なデータや環境については、協議の上、法令や規定の範囲内で可能な限り協力します。
庁舎内での実証スペースの提供も、内容に応じて検討します。
プログラム終了後の本格導入 実証実験の結果、その有効性、実用性、そして費用対効果が確認できた場合、岡山市として本格的な導入を積極的に検討します。
本格導入の際には、継続的な運用体制の構築や必要な予算の確保についても計画的に進め、実証の成果を活かした持続可能な事業展開を目指します。

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