Urban Innovation JAPAN


残り27

締 切

教職員課

岡山市の未来を担う教員を!「やってみたい」を引き出す出会いと情報伝達の革新

Point

解決したい課題

教職に関心のある潜在層に対し、教員の魅力や多様な働き方を効果的に伝えることで、先行するネガティブなイメージを払拭し、新たな教員志望者を増やす。

想定する実証実験

ターゲット層のニーズに基づいた情報発信や体験機会を創出し、その効果を測定・検証することで、教員採用に繋がる効果的なアプローチ方法を特定する。

提案企業に求める専門性

ターゲット層のインサイト分析、効果的な情報発信戦略の立案、多様なメディアを活用したプロモーション、体験型イベントの企画・運営、効果測定と改善提案などの専門性を期待します。教育分野に関する知見や熱意を持つ企業との連携を重視します。

Story

迫りくる教員不足という現実

私たちは、次世代を担う子どもたちの成長を支えるため、より良い教育環境の実現を目指しています。しかしながら、私たちの目の前には、教員不足という大きな課題が立ちはだかっています。
令和4年に文部科学省が公表した『「教師不足」に関する実態調査』によると、全国の小学校で794校、中学校で556校と、全体の5%近くの学校で教員不足が生じていることが発表されています。

令和4年1月 『「教師不足」に関する実態調査』(文部科学省) p.4 より引用

教員不足の要因は様々ですが、特に、教職に関心を持つ潜在層への情報発信が十分でなく、その結果、必要な人材を確保することが難しい状況にあります。このままでは、子どもたちの学びの機会が損なわれ、先生方の負担が増加してしまうことが懸念されます。

教育への情熱を絶やさないために続けてきた取り組み

現状を打破し、未来の教育をより良くしていくために、 私たちは様々な方法で教職の魅力を発信してきました。
説明会のみならず、駅や駅連絡通路のデジタルサイネージ、各方面へのチラシ配付、さまざまなイベントへの参加、ラジオやTVの出演など、試行錯誤を繰り返しましたが、十分な効果を得るには至りませんでした。


私たちは、今一度、原点に立ち返り、広報とは何か、本当に必要としている人たちに届く情報発信とは何か、効果的なメッセージを届ける手段はほかにないのか、改めて考え直すことにしました。

眠れるチカラを呼び覚ますために

私たちは、これまで十分にアプローチできていなかった層、特に社会経験豊富な40代の方々に注目しました。人生経験を活かし、新たなキャリアとして教職に挑戦したいと考えている潜在的な力は、非常に大きなポテンシャルを備えていると考えたからです 。
では、その方々にとって、教職を志望するまでのハードルは何が考えられるのか。
1つは、教職の魅力発信が届いていないこと。
もう1つは「教員という仕事は大変そう」というマイナスのイメージです。


でも、実際の現場の声はイメージとは違います!
「子どもたちと一緒に成長できる!」
「子どもたちの人生に関わることのできるやりがいのある仕事!」
「同僚性の高い職場環境!」
「長期休暇の取れる福利厚生の整った仕事!」
「大変だけど、やりがいがある魅力的な仕事!」
など、ポジティブな言葉ばかりです。
上記については、過去に全国の教員を対象に実施した意識調査においても、一般企業と比べて高い働きがいを有しているという形で表れています。

玉置 千歳,高原 龍二 「Int’lecowk : 国際経済労働研究」 67 (1), 2012-01より引用

つまり、「大変そう」というイメージを払拭し、教職の魅力や多様な働き方を伝えることが、私たち教育委員会の重要なミッションです。

ともに未来を切り拓く仲間を求めて

わたしたちは、この課題を共に解決し、未来の教育を創造していくパートナーを募集します。
あなたの経験、知識、そして熱意は、きっと子どもたちの笑顔につながります。
私たち教職員課は、教育にかける情熱、教員という職業の楽しさを感じる気持ちは誰よりも負けないと自負しています。
岡山市のこどもたちの笑顔のために、先生たちの笑顔ために、私 たちと一緒に、新しい教育の未来を拓きましょう!!

Vision

実現したい未来

効果的な教員確保の仕組みを構築し、地域全体の教育の質向上に取り組むことで、子どもたちが安心して学び、先生方が意欲的に働ける教育現場を実現する

得られるもの

・新たな人材確保モデルの構築への貢献
・教育分野における知見やネットワークの獲得
・岡山市での成功事例を基にした他自治体への展開の可能性
・社会貢献を通じた企業イメージの向上

Outline

実証支援金:最大50万円

実証にかかる実証プロジェクト経費の支払
1件あたり50万円(税込み)上限

GovTech Challenge OKAYAMA2025課題説明会

開催日時:



参加申し込みはこちらから。→GovTech Challenge OKAYAMA説明会申し込みページ


募集中の課題について、岡山市職員と直接話ができる、貴重な機会です!応募をご検討中の方は、ぜひご参加ください。
◯参加費:無料
◯当日プログラム
15:00〜15:05 GovTech Challenge OKAYAMAとは 岡山市スタートアップ支援係
15:05〜15:10 GovTech Challenge OKAYAMAの流れ 事務局
15:10〜15:40 各担当課より課題説明(各5分)
15:40〜15:45 よくあるQ&Aの紹介、全体QA
15:45〜16:25 ブレイクアウトルーム 担当課との質疑応答 
16:25〜16:30 クロージング 事務局
16:30 終了

背景 岡山市では、将来を担う子どもたちの教育現場において、教員の人手不足が深刻化しています。
教職に関心を持つ、ミドル層を含めた潜在層への効果的な情報発信が十分に行き届いていない現状を踏まえ、様々な広報活動を行ってきましたが、応募者数の増加は十分とは言えず、新たなアプローチが求められています。
正規職員の充足はもちろんのこと、臨時職員や非常勤講師の確保も喫緊の課題となっています。
課題(詳細) 教職への関心はあるものの、今一歩ためらいを感じている学生や社会人などへの、効果的なアプローチが不十分となっています。
「大変そう」といったネガティブなイメージが先行し、教職の魅力ややりがいが十分に伝わっていないことが、応募を躊躇させる大きな要因の一つと考えられます。
既存の情報発信手段の効果測定や見直し、新たな情報発信手段の活用など、様々なアプローチによって現状を打破する必要があります。
求める解決策 潜在的な教員志望者、特にこれまでアプローチが難しかった層に対して、教職の魅力や多様な働き方を効果的に伝え、ネガティブなイメージを払拭するための斬新なアイデアを求めます。
ターゲット層のニーズを深く理解し、共感を呼ぶ情報発信や体験機会の創出を通じて、教員という職業への関心を喚起し、応募へと繋げるための提案を期待します。
想定する実証実験内容(詳細) ・ターゲット層のニーズ調査・分析
・ターゲット層に合わせた広報発信先の調査
・ターゲット層のニーズを踏まえたSNS等による広報及びPR
・教員志望者向けのイベント開催
実証実験成功後の発展性 岡山市での実証実験の成功事例を基に、同様の課題を抱える他の自治体への展開や、教育分野における新たな人材確保モデルの確立が期待されます。
提案企業に求める専門性 ターゲット層のインサイト分析、効果的な情報発信戦略の立案、多様なメディアを活用したプロモーション、体験型イベントの企画・運営、効果測定と改善提案などの専門性を期待します。
教育分野に関する知見や熱意を持つ企業との連携を重視します。
プロジェクトの進め方打合せ方法 実証実験の開始にあたり、提案企業と岡山市教職員課が緊密に連携し、定期的な進捗報告会や意見交換会を実施します。
双方の知見やアイデアを共有しながら、柔軟かつ効率的にプロジェクトを推進していきます。
提供可能なデータ・環境等 過去の教員採用に関するデータ、広報活動の実施状況、学校現場の紹介資料、教員からの協力体制などを提供可能です。
実証実験に必要な範囲で、学校現場や教員との連携を支援します。
プログラム終了後の本格導入 実証実験の成果を踏まえ、効果的であった取り組みについては、岡山市の教員採用活動全体への本格導入を目指し、持続可能な人材確保の仕組みを構築していきたいと考えています。

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