Urban Innovation JAPAN


残り28

締 切

豊中市 長寿安心課

スマホで安心を!高齢者のデジタル活用で地域をつなぐ

Point

解決したい課題

高齢者にスマホを活用して、地域の居場所や市サービスなどの情報を分かりやすく提供したい

想定する実証実験

高齢者向けアプリ及び市公式LINEについて、使いやすさ・コスト・将来性などを高齢者と共に検証し、高齢者向けのシンプルでわかりやすいツールの導入につなげる

提案企業に求める専門性

・高齢者向けのアプリの導入経験(LINEは市で委託している業者があるため不要)。利用時のインストール等のサポート経験があると望ましい。
・特に、高齢者が利用しやすいUI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)に配慮した開発実績があることが望ましい
・導入前と導入後に実施する、アプリと市公式LINEの利便性のアンケートの結果分析ができると望ましい。
・実証実験の結果を踏まえ、柔軟に開発を修正できる体制

Story

なぜ今取り組むべきなのか

 老人クラブから、「高齢者がスマホで情報を得ようと思うと、どのように検索したらいいのかがわからず難しい。簡単に情報を入手できるアプリなどを検討してはどうか。」との意見をいただきました。
 本市としても、高齢者が活動できる場所を提供してはいるものの、周知が難しい状況が課題となっています。携帯電話の普及により、高齢者のスマートフォンユーザーも増えてきていることから、インターネットを活用した新たな仕組みの導入を検討する必要があるという喫緊の課題を抱えています。高齢者のデジタル活用を支援することは、単に情報へのアクセスを容易にするだけでなく、高齢者の社会参加を促進し、地域社会とのつながりを深め、健康寿命の延伸にも繋がる支援です。
 私たちは、高齢者が安心して暮らせる持続可能な地域社会を構築するために、共感の輪を広げ、高齢者の心に寄り添うデジタル支援を実現したいと考えています。

これまで実施してきたこと

 豊中市では、これまでにも高齢者向けのさまざまな支援事業を実施し、高齢者の生活をより良くするためにできることはないかと模索してきました。
 しかし、高齢者が市のホームページで必要な情報にたどり着きづらい、市が届けたい情報が紙媒体以外で届かないなど、解決すべき課題はまだ多く残っています。
 これらの課題を解決するために、新たな視点を取り入れ、高齢者のニーズに応えるための、より効果的なアプローチが求められています。

今回実施したいこと

 本プロジェクトでは、高齢者向けの新たな情報発信手段として、高齢者支援アプリの導入を検討します。高齢者のニーズと使いやすさを追求したツールを開発したいと考えています。
 実証実験を通じて、これらのツールの有効性を検証し、本格導入に向けて高齢者の声を聞きながら必要なカスタマイズを明らかにしたいと考えています。

高齢者が安心して笑顔で暮らせる地域を支えるサービスを一緒に作ってください!

 私たちは、高齢者の負担を考慮する姿勢を大切にしながら、高齢者が安心して笑顔で暮らせる地域社会の実現に向けて、共に歩んでいただける企業を募集します。
 高齢者にとっても身近なスマホを活用して、高齢者に必要な情報を届けて地域のつながりを支えるサービスや技術とアイデアが必要です。
 ユーザーの声に耳を傾ける姿勢を大切にしながら、高齢者が安心して笑顔で暮らせる地域を支えるサービスを一緒に作ってください!

Vision

実現したい未来

高齢者がスマホやアプリの利用に慣れ、将来的には家にいながらも生きがいを感じ色々な人とつながれる社会へ

得られるもの

・サービスに対する市民からの複数回のフィードバック
・他の自治体での活用
・認知を広めるためのメディア露出・広報面での協力

Outline

企業募集説明会

開催日時:



豊中市内で、応募を検討している企業向けに説明会を開催します。
リアルのみとなりますが、課題について直接担当者と話すことができる機会ですので、奮ってご参加ください。
後日録画を市のウェブサイトで公開予定ですが、質疑応答部分の公開は予定しておりません。

■概要
日時:2025年5月12日(月) 15:00〜16:30
場所:地域共生センターまるぷらっと西館 3 階大会議室(〒561-0881 大阪府豊中市中桜塚2丁目28−8)
参加登録:豊中市のウェブサイトからご応募いただけます

背景 ・高齢者から市ホームページでは情報の検索が難しいというご意見をいただく
・また、携帯電話の普及により、固定電話を必要とする緊急通報システムの利用者は減少傾向。スマホを活用した新たな仕組みの導入を検討する必要がある
課題(詳細) [高齢者側の課題]
・市のホームページでは必要な情報を検索しにくい(情報にたどりつかない)
[市側の課題]
・高齢者に地域の居場所や市サービスなどの情報をわかりやすく届けたい
・紙媒体以外での情報発信の検討
・スマホから簡単に消防もしくは♯7119に連絡できる仕組みの検討
求める解決策 高齢者向けアプリを導入し、居場所・健康動画・緊急通報・福祉サービスへのリンク・プッシュ通知などの機能を検討する。
想定する実証実験内容(詳細) ・小規模な試行を通じて、高齢者支援アプリと市公式LINEの高齢者ページなどのツールの第一印象や使いやすさに関する意見を把握し、実証実験で得たいフィードバックの観点を整理した上で、高齢者への情報発信として高齢者支援アプリと市公式LINEを比較検討し、有効性やそれぞれの使いやすさ、コスト、将来性を検証する。
・アジャイル的に高齢者のニーズに合わせたツールのカスタマイズや改善点を見つけ出しながら、機能を改善していく。
実証実験成功後の発展性 ・本格導入、他自治体への展開、高齢者のデジタルデバイドの解消
・拠点に頼らない高齢者の生きがいづくり支援へ
提案企業に求める専門性 ・高齢者向けのアプリの導入経験(LINEは市で委託している業者があるため不要)。利用時のインストール等のサポート経験があると望ましい。
・特に、高齢者が利用しやすいUI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)に配慮した開発実績があることが望ましい
・導入前と導入後に実施する、アプリと市公式LINEの利便性のアンケートの結果分析ができると望ましい。
・実証実験の結果を踏まえ、柔軟に開発を修正できる体制
プロジェクトの進め方打合せ方法 ・オンライン可、打合せ回数は応相談
・高齢者施設や団体との打ち合わせへの同席も希望
・提案企業と密に連携を取りながら、効率的かつ効果的にプロジェクトを推進したい
提供可能なデータ・環境等 高齢者施設や団体を通じて、高齢者に実証実験への参加を呼びかけることが可能
プログラム終了後の本格導入

・令和7年度:実証実験
・令和8年度:上記実証実験で効果が得られれば、予算要求

選考基準・スケジュール・よくある質問など

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