Urban Innovation JAPAN


応募終了

神戸市都市局 市街地整備部 市街地整備課

「テクノロジー×新長田」まちのにぎわいづくりを新しい切り口で見える化したい!

Point

解決したい課題

まちのにぎわいの指標が明確でなく、にぎわいづくりとして取り組むべき施策の方向性が不明瞭であるため、まちのにぎわいを誰から見ても分かりやすく、納得できる指標を構築したい。

想定する実証実験

テクノロジーやビッグデータなどを活用した、まちのにぎわいに関する新たな指標の策定やデータの測定等。

Story

集合写真

新長田におけるまちのにぎわいづくり

1995年1月17日、阪神・淡路大震災により神戸市長田区のJR新長田駅南側のエリアは大きな被害を受けました。

震災から25年が経った今では復興が進み、建物や道路、公園等も整備され、夜間人口も震災前の1.4倍となりましたが、かつての人通りが戻っていないといった意見もあるなど、まちのにぎわいという面では、まだまだ課題を抱えているのが現状です。

商店街

まちのにぎわいとは...

さて、まちのにぎわいと言われて何を想像しますか。

・人がたくさん歩いていること?
・たくさんの様々なお店が出店されていること?
・それぞれのお店が潤っていること?

他にもいろいろあるかと思いますが、どれか一つでもまちのにぎわいとは言えないし、まちのにぎわいづくりとして、みんなで目指すべきものを共有することはできないか。

店舗物件へのテナントの誘致による商業の活性化や、地域団体等と連携した、復興のシンボルである鉄人28号モニュメントのある広場でのイベント開催などの来街者を増やす取り組みをこれまで実施していますが、まちのにぎわいづくりに携わるものとして、こんな悩みを日々抱えています。

まちのにぎわいを見える化したい

そんな悩みを解決しようと、今回UIKに応募しました。

まちのにぎわいの見える化については、AIやGPS等のテクノロジーを活用し、にぎわいの新たな指標を設定します。

これまで測定できていなかった部分を補完するとともに、これまでの指標データやビッグデータ等を組み合わせることにより、様々な切り口から評価できればと考えています。

また、これらの評価方法・結果については、市内外を問わず他の地域との比較なども行いながら、誰もが納得できるようなものにしたいと考えています。

実施イメージ

「テクノロジー×新長田」新たなまちづくりを新長田から!

まちのにぎわいの評価結果については、地元の商業者や地域団体等と共有することで、これまで以上に一体となってまちのにぎわいづくりに活かしたいと考えています。

そのためには、皆さんの専門的な技術や柔軟な発想が必要です。

ぜひ、ご提案をお願いいたします。

地元との打ち合わせ
集合写真
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Vision

実現したい未来

まちのにぎわいを見える化した情報を地元の商業者や地域団体等とも共有し、まちづくりに活かすことで、さらなるまちのにぎわいづくりに繋げたい。

得られるもの

市内の他地区のみならず、他都市への水平展開。

Outline

背景 JR新長田駅南側のエリアは、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた地域のひとつである。
当該エリアは、震災前は商店・店舗・アパート等が入り混じった地域であり、震災後は再開発事業により、建物・公園・道路等が整備され、安心・安全なまちとなり、夜間人口も震災前の1.4倍となった。
また、商業に関しては、震災前から商店・店舗を営む方、震災後に新たに商売を始めた方など、比較的高齢の方から若い方まで、さまざまな年齢層の方々が商業を営んでいる。
しかし、かつての人通りが戻っていないといった意見もあり、当該エリアで商業を営む方々や地域団体は、高齢化が進むなか頑張っているものの、まちのにぎわいという面ではまだまだ課題を抱えている。
課題(詳細) まちのにぎわいづくりについては、地元の方々や地域団体と協働で取り組んでおり、市としても、まちのにぎわいに関連する指標として、
・通行量
・夜間人口
・商業床入居率
・商業床賃貸平均坪単価増減率
のデータを取得してきた。しかし、それぞれの指標一つひとつでは、まちのにぎわいを表していると言えるものではなく、まちのにぎわいとはなにかということが明確でないため、まちのにぎわいづくりとして取り組む施策を検討する際にも、その方向性が明瞭でない。
求める解決策 AIやGPS等のテクノロジーを活用し、まちのにぎわいの新たな指標を測定することで、これまで測定できていなかった部分を補完するとともに、これまでの指標データやビッグデータ等を組み合わせることにより、様々な切り口からまちのにぎわいを評価したい。
また、まちのにぎわいの評価方法・結果については、市民の方から見ても分かりやすく、納得できるものとし、今後、継続的に測定できるものとしたい。
想定する実証実験内容(詳細) ・AIやGPS等のテクノロジーを活用した、まちのにぎわいに関する新たな指標について測定。
・新たな指標に加え、これまで測定してきた指標データやビッグデータ等を組み合わせた、まちのにぎわいの見える化の検証。
・まちのにぎわいの見える化による新長田と他地区の比較。
付加的・発展的な要素 市内の他地区のみならず、他都市への水平展開。
求めるスタートアップ像 まちのにぎわいづくりに興味があり、専門的な技術や柔軟な発想でアイデアを提案してくれる方。
スタートアップに求める条件 ・定期的に打ち合わせができること。
・必要があれば現地へ足を運ぶことができること。
プロジェクトの進め方打合せ方法 適宜、オンライン会議
提供可能なデータ・環境等 これまでに測定してきたいまちのにぎわいに関連する指標データ(通行量、夜間人口、商業床入居率、商業床賃貸平均坪単価増減率)。また必要であれば、地元の商業者や地域団体等へのヒアリングも可能。
プログラム終了後の本格導入 今回の実証の効果、費用等を踏まえて本格導入を検討する。

選考基準・スケジュール・よくある質問など

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