Urban Innovation JAPAN


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豊橋市 都市計画課

3D都市モデルを活用して、一緒にワクワクする活用事例を作りたい!

Point

解決したい課題

新しいデジタル技術である3Ⅾ都市モデルの整備を進めているが、現状活用が防災分野に限られているため、他分野での活用事例(ユースケース)を作りたい。

想定する実証実験

3次元の都市空間データを活かしたまちの魅力発信など、民間の自由な発想でユースケースの検討・開発。

Story

◎国土交通省が主導で推進しているプラトーの活用を豊橋市でも進めています!

近年、デジタル化やDXの必要性の高まりより、国土交通省においてProject PLATEAU(プラトー)が推進され、都市を3Ⅾ空間で再現する動きが全国的に広がっています。

豊橋市においても、この3Ⅾ都市モデルをデジタルインフラと捉え、3Ⅾ都市モデルを整備しオープンデータ化することで、行政だけでなく、民間企業や大学において様々な分野で活用してもらい、都市の発展に役立てたいと考えています。

そのような背景より、令和5年度から、3Ⅾ都市モデルの整備に着手し、市域全域を対象にLOD1の整備を行います。また、ユースケースとして、洪水による浸水がどのように進み、どのくらいまで水が浸かるのかといったシミュレーションを3Ⅾ都市モデル空間で再現し、市民が参加する防災ワークショップ等で活用することで、災害を自分事として捉えてもらえるような市民の防災意識の向上を図ります。

(図1)LOD1のイメージ図
出典:国土交通省HP(https://plateauview.mlit.go.jp/

(図2)3Ⅾ都市モデル空間を活用した浸水シミュレーションのイメージ
出展:国土交通省HP(https://plateauview.mlit.go.jp/

(図3)LODによる詳細度の違い
出典:国土交通省HP(https://www.mlit.go.jp/plateau/learning/tpc01-2/#p1_3_3

◎新たなユースケース開発に頭を悩ませています...

今後、整備した3D都市モデルが幅広い分野で活用されることを期待し、LOD2の整備や新たなユースケース開発も進めていきたいと考え、庁内他部署へプロモーション等図ってはいるものの、なかなか手を挙げてくれる部署がないのが実情です。

原因として、この3D都市モデルを活用することで、どのようなことができるのか、それが自分たちの仕事とどう繋がるのか、市民にとってどのようなメリットがあるのかなど、イメージが出来ない部分が多いことが考えられます。実際、自分達で活用方法等を考えてみても、現実的に考えやすい防災関連のユースケースはイメージが出来るものの、その他となると、なかなかアイデアが浮かばず、この先どのようなユースケースを開発すべきか頭を悩ませています。

そこで、企業の知識やノウハウ等をお借りし、3D都市モデルを活用したユースケースとして、有効的なもの(市民サービスの向上に寄与するようなもの)を検討・開発することで、これを足掛かりに、庁内の3D都市モデル活用を推進していきたいと考えます。

また庁内において3D都市モデルの機運が盛り上がることで、LOD2やLOD3など更なる3D都市モデル整備も進めていきたいと考えます。

◎まちの魅力発信につながるユースケース開発に取り組みたい!

ユースケースとしては、まちづくり、交通・物流、防災、地域活性、観光、環境、エネルギーなど様々な分野が考えられると思いますが、まちの価値を高める、市民の生活利便性が向上するなど有効的なものを検討・開発し、まちの魅力発信などにつなげたいと考えています。業務が円滑に進むよう必要なデータ提供や、関係機関との調整等サポートさせて頂きます。

全国的に3D都市モデル整備の動きが広がり、関心が高まっている中、豊橋市を舞台に先進的なユースケースの開発をしてみませんか。

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Vision

実現したい未来

プラトーにより3次元で再現された都市空間を活用した有効なユースケースの開発により、市民の生活が豊かになる。

得られるもの

国土交通省主導で、3Ⅾ都市モデルの整備に係るユースケース開発は全国的に加速しているため、各自治体の関心も高く、全国の自治体においても導入が期待できる。

Outline

背景

国土交通省により3Ⅾ都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進するプロジェクトであるProject PLATEAU(プラトー)が国土交通省により進められている。国の取り組みとしては、地方公共団体におけるデータ整備やユースケースの社会実装を支援しており、2022年度末までに、全国127都市の3Ⅾ都市モデルが整備されている。
豊橋市では、令和5年度に3Ⅾ都市モデル(LOD1)の整備を実施する。DXの推進が進む中、デジタルツイン実現に向け、3Ⅾ都市モデルを活用したユースケースを開発していきたいと考えている。

課題(詳細) 高度なデジタルデータ基盤として、3Ⅾ都市モデルを整備するが、現状では活用の見込みとして、防災危機管理課と連携した浸水シミュレーションでの活用など、防災の観点での利活用が中心となっている。
そのため、市職員だけでは出てこないような発想で、官民が連携したユースケースを開発したい。
求める解決策 GIS技術やVR、AR技術等を活用し、3D都市モデルを有効に活用したユースケースの開発。またそれ以外のツールを用いた手法も大歓迎!
想定する実証実験内容(詳細) 一部のエリアを実証実験の対象エリアとして、3D都市モデル(LOD1)を活用したユースケースの開発。
対象エリアは、実証実験に合わせて協議の上、決定する。(可能な範囲で、対象としたいエリアのデータ整備を優先して行う)
(例)「まちの魅力発信」に繋がる活用事例の創出。
実証実験成功後の発展性 対象範囲の拡大やターゲットの拡大など業務範囲の拡大。特に、ユースケースの内容によってはLOD2の整備も検討。
また、プラトーにおけるユースケースとして実装されれば、本市での導入だけに限らず、国の説明会等での情報共有が図られ、他自治体での導入も期待できる。
提案企業に求める専門性 ・国土交通省が進めるProject PLATEAU(プラトー)に基づき整備する3Ⅾ都市モデルを活用したユースケースの開発であるため、プラトーに関する知識。
・行政にはない発想力や創造性。
プロジェクトの進め方打合せ方法 オンライン会議等を活用して連絡を密に取り、企業のアイデア等伺いながら、一緒になって考えながら進めていきたい。
提供可能なデータ・環境等 一部区域の3Ⅾ都市モデル(LOD1)整備成果データ(提供時期:8月中下旬くらい)。
その他業務に必要なデータについては、関係機関等と調整。
プログラム終了後の本格導入 導入や導入に向けた予算化も検討していきたい。また、ユースケースの内容によってはLOD2の整備も考えている。

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