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教育委員会スポーツ課

マラソンDXで、歴史あるシティマラソンを続けられる大会にしたい!

実証支援金:最大50万円

実証にかかる実証プロジェクト経費の支払
1件(1課題)あたり50万円(税込み)上限

Story

どうしたら、データとデジタル技術を活かした「マラソンDX」で、交通への影響とスタッフの負担を抑えたコースと運営を実現し、参加者にとっても魅力的な大会を続けていけるだろうか?

ご応募お待ちしております

応募をご検討の方へ

担当課への直接のご連絡はお控えください。

ご不明な点は課題説明会に参加してご質問いただくか、事務局へお問い合わせください

課題詳細・想定する実証内容

課題の背景

課題背景

【課題サマリー】

トヨカワシティマラソン大会は、10km・5km・3kmの3つの距離を市内のコースで走る、歴史ある市民マラソンです。距離ごとにコースが異なるため多くのスタッフが必要で、約300人のボランティアの協力があっても人手が足りません。警察からも、交通量の変化を理由にコースの見直しを求められています。赤字も続き、「このままでは大会を続けられない」という危機感があります。データとデジタル技術を活かした「マラソンDX」によって、交通や沿道への影響を抑えたコースへの再設計とボランティアの配置の見直しや大会運営の効率化を進めることで、結果として、参加者にも魅力的で、続けていける大会にしたいと考えています。
参考:トヨカワシティマラソン大会(豊川市公式サイト)

課題サマリー

【参加者が減り、支える人も足りなくなっている大会】

大会の申込人数は、2013年の2,855人から2025年には2,125人まで減少しました。一方で、抽選がなく平坦で走りやすいことから、初心者が最初に出場する大会として親しまれています。ただし、参加者が増えればその分ボランティアも増やす必要があり、運営を支える人手の確保が大きな壁になっています。ボランティアは町内会やスポーツ団体からも協力いただいていますが、人員不足で、大会を安全に行えるかも課題になっています。

【交通・沿道への影響と、コース変更の難しさ】

コースは市役所を中心とした市の中心部にあり、交通量の多い姫街道を通ります。この区間を止めるため、どうしても交通に影響が出ます。沿道の方からは交通規制へのご意見が毎年寄せられており、事前にチラシを配布していますが、当日になって初めて通行できないと気づく方もいます。コースを変えるには、警察との協議、町内会等への周知、実行委員会の承認が必要で、時間もコストもかかります。さらに、どこへ変えれば影響が少ないかも、現状は感覚に頼らざるを得ません。

交通・沿道への影響と、コース変更の難しさ

【存続の危機と、見直しの好機】

コロナ禍の前には黒字の大会もありましたが、現在は毎回赤字が続いています。参加費は一般3,000円と愛知県内でも安く、値上げも一つの案ですが今の参加費のままでという気持ちがあります。一方で、2026年大会は、会場のOKAKENアスリートフィールド(豊川市陸上競技場)が第3種公認競技場の公認更新に向けた改修工事を行うため開催しておらず、コースの見直しを検討しやすい時期でもあります。担当者は「歴史ある大会をなくしたくない」という思いから、2027年大会に向けた新しいコース設計に挑もうとしています。

現在の業務フローと課題

前提となる関係者の役割:
  • トヨカワシティマラソン実行委員会:大会の主催。コースや運営の方針を承認する(事務局はスポーツ課)
  • ボランティア・スタッフ:町内会やスポーツ団体などから参加し、沿道の誘導などを担当
  • 市職員:交通規制や車両の誘導を担当
  • 警察:交差点の対応を担当するほか、コース変更の協議先
  • 委託事業者:公式記録の計測と、参加申込の受付を担当(コースの運営は行わない)
  1. 【コースの検討・承認】
    例年6月の第2週または第3週に第1回実行委員会を開き、大会の開催概要とおおよそのコース変更の協議を進めていきます。また、コースを変える場合は、警察との協議、町内会等への周知、実行委員会の承認が必要で、それぞれに時間がかかります。
  2. 【参加者の募集】
    8〜9月に参加者を募集します。インターネットでの申込のほか、スポーツ施設の窓口に現金を持参する直接申込があり、直接申込の事務量が大きな負担になっています。
  3. 【ボランティアの確保・配置】
    町内会やスポーツ団体などの協力を得て、約300人のボランティアを確保し、コース図の各地点に配置します。交差点を中心に、カラーコーンの設置、片側のみの交通規制に伴う誘導、ランナーが倒れた際にすぐ駆けつける役割などがあります。 現在の業務フローと課題

    陸上競技場周辺のボランティア配置例

  4. 【交通規制の準備・当日運営】
    交通規制の看板の設置に約2日かかります。当日(11月第3日曜)は、ボランティアが沿道で歩行者や応援の方を誘導し、市職員が交通規制や車両の誘導を担当、交差点は警察にも協力いただきます。 現在の業務フローと課題

▶課題の所在:距離ごとにコースが異なるため、広い範囲に交通規制とスタッフの配置が必要になる構造が、人手不足・準備の負担・沿道への影響を同時に生んでいます。また、コース変更の根拠を感覚に頼らざるを得ないため、警察や沿道、実行委員会への説明にも時間がかかります。

対象業務の規模

  • 大会:11月第3日曜に開催。10km・5km・3kmの3部門(定員:10km 1,300人、5km 700人、3km 1,200人)
  • 参加者数:2025年大会の申込は2,125人(2013年は2,855人)
  • 参加費:大人3,000円、高校生以下1,500円
  • ボランティア:約300人(無償。活動は午前8時〜正午)
  • 収支:赤字が続く
  • コース:OKAKENアスリートフィールド(豊川市陸上競技場)発着。市役所を中心に、姫街道を含む市の中心部(距離ごとにコースが異なる)
  • 申込方法:インターネット申込と直接申込(施設窓口での現金受付)
  • 運営体制:実行委員会が主催。公式記録の計測と参加申込の受付は、専門の事業者に委託

参考:交通規制のお知らせ(豊川市公式サイト)

変えたいポイント

【現状】
  • コースの変更先を、感覚で判断している
  • 距離ごとにコースが異なり、交通規制・看板・カラーコーン・スタッフ配置が広い範囲で必要
  • 直接申込の現金受付など、事務の負担が大きい
【想定する解決イメージ】
  1. 交通量や人流などのデータをもとに、交通・沿道への影響とスタッフ数を抑えたコース案を作る
  2. コース案にあわせて、ボランティアの配置地点と人数を最適化し、必要な人数と一人あたりの負担を減らす

周回化や距離区分の見直しなど、コースを集約して準備の負担を減らしていきたいと考えています。(例:1周3kmのコースを1.5km×2周にする)
その結果、参加者にとっても魅力的で、参加者の増加や満足度の向上につながる大会になることを目指していきたい。

また、申込・受付のデジタル化などによって、事務の負担も減らすような提案も合わせて歓迎します。

プロジェクトのゴール

実証の成功指標

【達成したい成果】
  • 交通・沿道への影響、必要スタッフ数、参加者にとっての魅力を検討したコース案が示され、実行委員会・警察・町内会に説明できる根拠資料になっていること
  • コース案ごとに、ボランティアの配置地点と必要人数の案が示され、安全を保ちながら必要な人数と一人あたりの負担を減らせる見通しが立つこと
【さらに目指したい姿】
  • 2027年大会に新しいコースを反映し、交通規制とスタッフの負担が現在より小さくなること
  • 参加者数が、2013年の水準(2,855人)に近づくこと
  • 参加費と参加者数のバランス(値上げしても参加者が減らない分岐点)が見えること

※具体的な数値目標は採択後に協議します。

最終目標

歴史ある大会を無くさずに、金銭面・運営面で持続可能な大会にすることです。大会を通じて、市民のスポーツ機会を守り、豊川市の魅力を発信し、スポーツツーリズムの促進と活気あるまちづくりにつなげたいと考えています。

社会的意義

市民マラソンは、交通規制、ボランティアの確保、収支といった課題を抱える大会が少なくないと考えられます。データに基づくコース設計の考え方は、同様の課題を持つ他の自治体や大会にも応用できる可能性があります。毎年この大会を楽しみにしている市民の方々の、スポーツを楽しむ機会を守ることにもつながります。

想定する実証内容

検証したいこと

データとデジタル技術を活かした「マラソンDX」によって、以下の点を検証したいと考えています。コース再設計とボランティア配置の最適化を軸とし、その結果として参加者が増え、魅力ある大会になる流れを想定しています。進め方は提案内容に応じて協議します。

  1. 交通量・人流などのデータを活用し、交通・沿道への影響とスタッフの必要人数を抑えながら、参加者にも魅力的なコース案を作り、比較・説明できるか
  2. コース案にあわせて、ボランティアの配置地点と人数を最適化し、安全を保ちながら必要な人数と一人あたりの負担を減らせるか
  3. 【その結果として】魅力的なコースと運営によって、参加者の増加や満足度の向上につなげられるか(魅力の発信、参加費と参加者数の関係の分析など)
  4. 【あわせて歓迎】申込・受付のデジタル化によって、直接申込の現金受付などの事務を効率化できるか
  5. 【加点ポイント】収集・分析したデータを、交通安全など大会以外の目的にも活用できるか

※コース再設計とボランティア配置の最適化を軸とした提案を想定していますが、軸の一部に取り組む提案や、申込・受付などの取り組みと組み合わせた提案も歓迎します。学校開放・サッカー場の予約や、リレーマラソンは今回の対象外です。

実証の5W1H

When(期間)
2027年3月〜7月ごろを想定。2027年大会の開催概要とおおよそのコースは、例年6月の第2週または第3週に開く第1回実行委員会で決めるため(7月初旬への変更も検討中)、6月ごろまでに成果を報告できることが望ましいと考えています。大会当日(11月)は実証期間外のため、期間内は、過去の大会データや交通量データを使った分析・シミュレーションを想定しています。なお、リレーマラソンはコースの一部がシティマラソンと重なるため、その区間のシミュレーションに活用できます。
Where(場所)
市役所周辺から姫街道を含む現行コース。最小構成は、交通への影響が大きい姫街道の区間を中心とした検証からでも可能です。
Who(対象者)
スポーツ課職員、実行委員会のメンバー。必要に応じて、ボランティアや沿道の方へのヒアリング
What(想定内容)
現行コースの交通・スタッフ配置の分析と、新しいコース案のシミュレーション・比較(手段・技術は限定しません)。
How(想定する測定方法)
現行コースとの比較(交通量・規制の範囲・必要スタッフ数)、実行委員会や関係者による評価などを想定(詳細は採択後に協議)。

解決策の方向性

解決の手段はご提案に委ねますが、マラソンDXの方向性として、例えば以下のようなものが考えられます。

【例1:交通・人流データ分析型】
車両の走行データなどから道路ごとの交通量・混雑を分析し、影響の少ない区間を明らかにするアプローチ。
【例2:レースシミュレーション型】
ランナーの走行や混雑をシミュレーションし、コース案ごとの影響やスタッフ配置の目安を比較するアプローチ。
【例3:大会運営全体のDX型】
コースの見直しと同時に、申込受付やボランティアの募集・配置のデジタル化を組み合わせ、魅力向上と運営負担の軽減を図るアプローチ。技術だけでなく、大会運営のプロセス設計を重視する提案も歓迎します。

また、民間発想ならではの、上記以外のアプローチも歓迎します。
※分析やシミュレーションなど、実証後も活用できる成果物を伴う提案など。

提供可能なリソース

データ

  • 過去の大会のコース図、ボランティア・スタッフの配置図と人数
  • 参加者のデータ(申込人数、居住地、年齢層など。個人が特定されない形)
  • 交通規制の実績(規制の範囲・時間帯、看板の設置箇所)
  • 大会の収支の内訳(内部資料として提供)

提供範囲・形式は採択後に協議します。交通量・人流データ(車両の走行データなど)は、企業側が保有するデータの活用を想定しています。

フィールド

市役所周辺から姫街道を含む現行コースを、現地視察や分析の対象として活用できます。

人的リソース

  • スポーツ課の担当者が、大会の運営の流れや現場の状況を説明します
  • 実行委員会との調整、警察・町内会などの関係者との連絡は、担当課と実行委員会が行います(企業が関係者にヒアリングを行う際は、スポーツ課が同行します)
  • 大会運営の経験がない企業にも、丁寧に説明します
留意事項

留意事項

留意事項として以下の点をご確認ください。

【コース変更の調整】
警察・町内会・沿道の皆さまへのヒアリングには、スポーツ課が同行します。単独でのアプローチはお控えください。
【コースの条件】
発着点はOKAKENアスリートフィールド(豊川市陸上競技場)とし、それ以外に固定の条件はありません。姫街道はできるだけ回避したいと考えています(必須の条件ではありません)。ただし、姫街道沿いにある中日新聞は大会の主催者であるため、コースの一部にできればと考えています。距離(10km・5km・3km)の変更も検討の対象ですが、できるだけ変更しない方向で考えています。
【沿道・交通への配慮】
沿道の住民の方の生活への影響を抑えることも大切な目的です。コース案の評価では、交通だけでなく、沿道の方への影響も考慮してください。
【ボランティアの負担】
大会は無償のボランティアに支えられています。人員を減らすだけでなく、一人あたりの負担や待ち時間を軽くする視点を大切にしています。
【安全の確保】
コースやスタッフ配置の変更は、大会の安全(救護体制を含む)に関わります。安全面を損なわない提案をお願いします。
【個人情報の取り扱い】
参加者・ボランティアの個人情報を含むデータは、個人が特定されない形での提供を想定しています。
自治体の体制・推進姿勢

カウンターパート

  • 教育委員会 スポーツ課(スポーツ係):実行委員会の事務局を担当
  • トヨカワシティマラソン実行委員会:大会の主催。コース変更等の承認を行う
  • 商工観光課:Urban Innovation TOYOKAWA の事務局として、全体の調整を担当
  • 警察・町内会:コース変更に伴う協議・周知の相手(担当課と実行委員会が窓口)

プロジェクトの進め方

  • 採択後、スポーツ課の担当者と定期的に打ち合わせを行います(オンライン可。頻度は採択後に協議)
  • 実証の途中経過や結果を報告・説明するために、実行委員会を開催することができます(時期・方法は採択後に協議)

担当者に関する特記事項

担当者は、毎年この大会を楽しみにしている市民の方々のことを思い、自身もスポーツイベントが大好きです。市民のスポーツを楽しむ機会を守るために、歴史ある大会をなくさず続けたいという強い思いを持っています。熱意を持って取り組む職員と一緒にチャレンジしたい企業の提案をお待ちしています。

担当者に関する特記事項
実証後の発展性

本格導入の道筋

  • 実証の成果を踏まえ、2027年大会にコースの見直しを反映することを目指します(確約するものではありません)
  • 毎年の大会運営(コースの見直し、スタッフ配置、申込受付など)で継続的に活用いただくことも想定しています

横展開の可能性

  • 規模を問わず、交通規制やボランティアの確保に課題を抱える他の市民マラソン・駅伝大会
  • 実行委員会方式で運営される、他のスポーツイベントや地域のイベント
  • 交通量・人流データの、交通安全など他の分野での活用
求める企業像

専門性・技術

マラソンDXに取り組むために、以下のいずれかの技術・経験をお持ちの企業を想定しています。すべてを満たす必要はなく、人流・交通データの分析を得意とする企業からも、大会運営の支援・DXを得意とする企業からも、応募を歓迎します。

【主に想定する技術・経験】
  • 人流・交通量データの分析、レースやイベントのシミュレーションの経験
  • マラソン・スポーツ大会など、大規模イベントの運営支援・DXの経験
  • ボランティア管理・人員配置の最適化の経験
【あわせて歓迎する経験】
  • エントリー・受付のデジタル化の経験
  • スポーツイベントの集客・マーケティングの経験
  • 交通安全の分野でのデータ活用の経験

期待する姿勢

  • マラソンやスポーツが好きで、こういった市民マラソンを続けたいという思いに共感してくださる企業を歓迎します
  • 現場に足を運び、実行委員会・警察・沿道の皆さまなど、多様な関係者の合意形成を丁寧に進めてくださる企業をお待ちしています
  • 実証で終わらず、中長期でスポーツの分野に関わっていきたい企業を歓迎します

Urban Innovation TOYOKAWAオンライン課題説明会

開催日時:

豊川市課題説明会2026


【開催概要】
◯ 日時:2026年11月25日(水)13:30〜15:00
◯ 開催方法:Zoomミーティング(※申し込み頂いた方に接続先URLをお知らせします。)
◯ 当日プログラム
各課題の担当課とのQAセッションができる貴重な機会となっておりますので、ぜひご参加ください。

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