Urban Innovation JAPAN


安城市「Urban Innovation ANJO」の課題を公開し、提案募集を開始しました。(7/9まで)

「Urban Innovation ANJO」とは

UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。安城市の実証プロジェクト「Urban Innovation ANJO(UIA/アーバン・イノベーション安城)」は昨年に続いて2年目となります。特定非営利活動法人コミュニティリンクは事務局としてその運営をサポートします。

安城市付近はかつて「安城が原」と呼ばれ、荒地が広がっていましたが、明治用水というイノベーションで「日本のデンマーク」と呼ばれる農業先進都市になりました。現在は、自動車産業の世界なものづくりを行う産業都市としても成長を続けています。そして、公民連携のプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。

安城市にとって本プロジェクトは、民間事業者様等からの提案等を受け付けるワンストップ窓口「公民連携フロント」で取り組む手法の1つであり、社会実験として実施するものです。課題を解決するための技術や知見を持った皆様からの、たくさんのご応募お待ちしています。

審査により選ばれた事業者には、上限50万円の実証プロジェクト経費が支払われ、今年度の開発・実証実験を通じて、効果を検証し、次年度以降の展開を検討します。

▼オンライン説明会


(2023年6月28日(水)13:30-15:00)

事業概要、課題テーマの説明、担当部署と直接話せるQAセッションを実施します。参加費無料、当日参加も可能です。ぜひふるってご参加ください!

お申込みはこちらから

https://uia-2023.peatix.com/

課題は5つ 応募は7/9(日)まで

  • 課題1)ごみ袋の中からリチウムイオン電池等の火災の原因を取り除きたい!

強い衝撃や圧力が加わったときに発火しやすいという性質があるリチウムイオン電池が、誤って捨てられ、混入したまま収集・処理してしまうことを防ぎたい。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/anjo-city/2023-5/fire-causing-garbage-detection/ 
所管課:安城市 ごみ資源循環課

  • 課題2)道路パトロールと補修業務の効率化・省力化を目指したい!

現在、行っている現場作業員によるパトロールの軽減と市民からの情報提供による道路状況の把握の効率化を図り、併せて道路補修指示の省力化を解決したい。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/anjo-city/2023-5/road-condition-detection/ 
所管課:安城市 維持管理課

  • 課題3)給排水工事申請のオンライン化! 事業者、行政の負担低減へ

家の新築工事などで発生する給排水工事は、給排水工事の事業者が来庁して紙で申請を行うなどアナログな業務が残っているため、電子化により工事事業者や市職員の負担軽減をしたい。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/anjo-city/2023-5/promote-online-applicaiton/ 
所管課:安城市 水道工務課/下水道課

  • 課題4)議会のDXを推進!委員会オンライン化のための課題を洗い出したい!

模擬的な委員会のオンライン開催を通じ、ハードやソフトのツール・ルール・ノウハウに関して何が必要かを検証し、委員会のオンライン開催に向けたロードマップを作成する。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/anjo-city/2023-5/committee-dx/ 
所管課:安城市議会事務局

  • 課題5)公民館での文化・スポーツ活動をもっと探しやすくしたい!

各公民館では各種事業を実施したり、自主グループ活動の推進をしているが、「なにかやりたい!」という市民が簡単に自分に合った生涯学習事業等の情報を得ることができるようにしたい。

(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/anjo-city/2023-5/lifelong-learning/ 
所管課:安城市 生涯学習課