Urban Innovation JAPAN


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春日井市 公園緑地課

年間3000件の公園使用申請をオンライン化し、業務のデジタル化を推進したい!

Point

解決したい課題

現在は紙の手渡しや郵送で対応している公園の使用許可をオンライン化することで、業務効率化を図るとともに、市民サービス向上につなげたい。

想定する実証実験

PCおよびスマートフォンで公園の空き状況や利用申請した際に業務が効率化されたかどうかを検証。

Story

集合写真

春日井市には500もの公園があります

春日井市には、500ほどの公園があり、それらは市民の憩いの場になっています。

例えば日本の都市公園100選にも選ばれている落合公園で行われる春日井市民納涼まつりは、夜空を彩る幾重もの大輪の花火が日本の夏の美しさを感じさせてくれるイベントで、毎年15万人以上の人が訪れます。市外からもたくさんの人が集う、春日井市の重要な観光資源のひとつです。

他にも、家族や友達と一緒にさまざまな遊びや体験ができる子どもの祭典「わいわいカーニバル」や市民の皆さんが制作したハニワを野焼きする「ハニワまつり」などの市のイベント、盆踊りやグラウンドゴルフなどの地域の行事、といったさまざまな機会で市民の皆さんに公園を利用してもらっています。

発火したバッテリー

年間3000件、公園使用許可の手続きは紙と対面でやってきました

公園を使用するためには、申請が必要です。その申請を「都市公園内行為許可」と言います。

現在、申請は公園緑地課窓口のみで書面による受付(先着順)となっているため、市民のみなさんは来課してから空き状況を確認することになっています。

窓口の様子

また、申請者区分が何種類かに分かれていて、各区分で申請できる時期や、利用できる回数が異なります。さらに、同じ区分でも行為内容により申請時期か利用可能回数が異なるため、職員が1件ずつどの区分に該当するのか確認しながら受付しているのです。
(参考:申請ルール一覧)

アナログな管理から脱却したい!

長年の管理方法は、カレンダー式の日付欄に申請のあった公園名を横方向に追記するスタイルでした。
申請を管理しているため、公園ごとの利用実績や利用団体数等、各種管理データの集計はなされていません。また、集計が必要になった際は、申請書を1枚ずつめくって確認する方法しかなく、とても非効率でした。

申請書類

この非効率さは長年課題と考えていて、令和2年度からエクセルによるデータ管理を始めています。しかし、データ量が多いため処理に相当時間がかかり、他の業務を圧迫している状態です。

公園申請の処理にかかる時間を計算したろころ、年間で約1,447時間でした…。

申請がオンライン化されれば、利用者が窓口へ足を運ばずに申請が可能となり、市民サービスが向上します。また、職員の業務も効率化されることで、他にやらねばならない仕事に時間を使うことができます。

ぜひ、まずは私たちと一緒に業務改善に取り組み、全国の公園申請を使いやすいものにしませんか ?

集合写真

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Vision

実現したい未来

PCおよびスマートフォンで公園の空き状況や利用申請が可能となることで、市民が公園の利用申請をしやすくなること

得られるもの

公園の利用申請は、全国の自治体での共通業務であり、他都市展開が可能

Outline

背景 現在、申請は公園緑地課窓口のみで書面による受付(先着順)となっている。市民は来課してから空き状況を確認することになり、希望日が利用できない場合もある。また、公園数が500公園ほどあり、申請状況の効率的な管理が難しい。
課題(詳細) 現在は当課窓口にて条例に基づいた規定の申請書(押印不要)に記入いただき、先着順で受付している。市民は来課してから空き状況を確認することになり、希望日が利用できない場合もある。また、申請者区分が複数あり、申請時期や利用回数に違いがある。
さらに、使用料や占用料が必要(または減免)となる場合がある。
これらの条件が適切に判断でき、かつPCやスマートフォンから空き状況の確認及び申請を可能としたい。

※なお、現在の条例では書面による申請書(押印は不要)と公印が押印された許可書が必要であり、許可書への電子公印は認められていない。

求める解決策 申請者が来課しなくてもPC、スマートフォンで空き状況が確認でき、同時に申請も可能となる仕組み。申請データは管理者側もPCで確認でき、修正、削除、集計もできるようにしたい。
想定する実証実験内容(詳細) 対象:申請者(申請区分別)
手法:PC、スマートフォンによる空き状況の確認と申請。
具体的な範囲:各申請区分別で定められている申請時期、利用回数を入力し、申請区分別の条件が正しく反映しているか確認する。管理者側で申請データの集計作業のデモンストレーション。
検証内容:該当業務がどれくらい効率化されたかを検証する。
実証実験成功後の発展性 他市町村での導入に繋がる可能性あり。
提案企業に求める専門性 必要とする条例等の把握:春日井市都市公園条例、春日井市都市公園条例施行規則、春日井市都市公園の行為許可に関する基準、公園名
システム不具合やトラブル時での早急な対応(土日問わず)
プロジェクトの進め方打合せ方法 オンライン会議対応可能
提供可能なデータ・環境等 公園名
プログラム終了後の本格導入 お見積金額により検討

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