Urban Innovation JAPAN


残り1

締 切

神戸市建設局

目指せ“除草”革命!道路や公園の隙間に生える厄介な雑草を根絶し、まちをキレイに!

Point

解決したい課題

市民の要望に応えるため、そして道路や公園を保全するため、草刈をするものの、何度も生えてきてキリがない現状を打破すべく 、新しい技術や発想によって、今より安価で、効果的に解決したい。

想定する実証実験

・除草剤を使用せず、草が枯れて根までとれる技術の検証。
・その他、隙間を埋める素材なども含めた検証。

実現したい未来

雑草の少ないきれいなまちを一つでも多くつくり、保っていくことで、魅力的なまちをアピールし、定住人口を増やしていきたいと考えています。

得られるもの

新たな技術の実証を行うことでノウハウを獲得し、兵庫県発で認知を広め、全国展開への足掛かりを得ることができます。

Story

隙間の雑草は本当に厄介

初夏になると一斉にはえる雑草。

ご自宅のお庭やガレージなどでも見栄えがわるく、草むしりも本当に大変ですよね。放っておくとコンクリートが割れたりもして・・・
道路や公園ともなると生える場所も広く、毎年草刈りや集草・処分に奔走しております。

人口が減るまちに少しでも活気をとり戻すため、神戸市では駅前の道路や広場、身近な公園のリニューアルに取り組んでいますが、その横で草が生い茂っていては台無しですよね。

この中でも、とくに隙間から生える雑草は見栄えが悪く、まちが荒れた印象に。


この隙間雑草、見えている部分を草刈りしてもすぐに生えてくる、厄介者です。
その原因は草の根が生きているから。
そしてその隙間をねらって違う草もはえてくるのです。
車の多い道路では、草刈りの際の飛び石などの心配もつきません。
除草剤は環境面から使用しません。

では草の根まで引っこ抜いては?
やってみると根っこは固くてなかなかとれません。途中でちぎれてしまうことも多いです。根がとれないと、隙間を資材で埋めるしかなく、シートをかぶせても、突き破ってしまいます。コンクリートからとってしまう大手術は、コストも手間もかかりすぎます。

解決の糸口は・・・?

予算の面から草刈りに困ったなかで、昨年海外で使用されている熱湯除草の展示を発見しました。

早速メーカーさんとお話しすると、熱いお湯をかければ雑草は枯れますが、根まで枯れるには高い温度を保つ工夫がいるとのことです。
植物も生物ですから、熱湯には弱いと頭ではわかるものの、
・本当に枯れるのか?
・すぐに冷めない方法って?
・表面部分はともかく、根っこまできくの?
・また生えないか?
モノは試しでやってみないとわからない、ということで、道路の縁石、公園のインロク舗装、植樹マスなどで試してみました。

そこでわかったのは、
・草の種類や施工する時期によって、効き目が違うこと
・熱が伝わりにくい場所では、根が死なないこと

残念な結果もあったけど、根気強く何度かまいて根を除き、ふたをして閉じ込めると確かに効きそうだ!

取組を進める中で、兵庫県西宮土木事務所で除草技術アイデアコンテストを行っており、熱湯除草にも色々な工夫があること、隙間を埋める資材も大事なことを知りました。


新しい除草技術を取り入れる一歩に

隙間雑草の対策として熱湯除草+パッキングが妥当であるか、それとも他の新しい除草技術があるのか、詳しく検証したいと考えています。

そのためには複数個所で試行し、施工の品質や作業効率、どれくらいのコストになるか調査して、工法や場所の選定を見極めたいと思います。

また、メーカー様には草刈りを担っている施工業者様と連携し、施工して頂きたいと考えています。

神戸市だけでなく、兵庫県、県下市町で連携して取組むことで、新しい除草技術を取り入れる一歩にしたいと思います。

自慢のTECHとまちづくり愛で、一緒に解決しませんか?

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Outline

背景

神戸市では人口減少社会に打ち勝つために、主要な駅前の道路や広場、公園のリニューアルに取り組んでいます。まちがさびれた印象では人も集まりません。
しかし限られた予算では全て新しい施設には出来ません。既存施設のメンテナンスがより大事な時代となっていますが、労働人口の減少による担い手不足が進んでいます。これまでの知識や経験と新しい技術や発想を結び付け、果敢にチャレンジしていく必要があります。

課題(詳細) 隙間に生える雑草は刈払機による草刈をしても、一旦は表面的に雑草はなくなりますが、根まで除けていないので草は再生し、年に何度も作業が必要です。
更に、刈払機での草刈には飛び石の防止など安全管理に課題があります。
隙間の雑草の根をとる場合、現在は人力作業しかなく、非常に手間がかかります。生きている雑草の根を抜くのは難しく、ちぎれてしまうことも。(除草剤はSDGSの観点からも使用しません)
せっかく根までとっても隙間があると種が飛んできて、違う種類の草が生えてしまいます。しっかり雑草種子の侵入を防ぐ必要があります。
雑草除根と隙間の間詰めを実施する場合の施工コストも課題です。
でも、たとえ初期投資が大きくても、数年程度メンテナンスフリーとなるのであれば、トータルコストが圧縮出来て本採用しやすくなります。
新工法の普及には、施工業者への周知と、仕様書、作業手順書、検査基準等の策定など、行政が業務として発注できる仕組みづくりが必要になります。
求める解決策 期待しているのは、根まで枯れて除去できること、飛び石がないこと、簡単に施工できること、環境にやさしいこと。
心配なことは、すぐに再生して効果が感じられないこと、施工に手間がかかること、コストがかかること、ユースケースが少なく普及しないこと。
想定する実証実験内容(詳細) 神戸市の道路で隙間から雑草が生えている場所を選定します。
新しい除草工法により施工を行い、雑草が再生しないか検証します。
施工に際しては市内の施工業者の団体に協力を要請し、使用感や作業手間などをヒアリングする予定です。
実証実験成功後の発展性 隙間雑草は市内道路・公園に多数存在しており、全国の自治体や民間企業への展開が期待されます
提案企業に求める専門性 除草に関する知見(特に施工場所や施工業者が変わっても、除草・防草にムラが生じない、失敗が少ない品質管理の事例・マニュアルを持っていたらベター。
また、場所により施工方法が変更となる場合は、その選定事例など。失敗ケース、難しいケースなどの知見。)
プロジェクトの進め方打合せ方法 施工場所の候補を提示し、成功するかの見極めや進め方について打ち合わせを対面・オンライン会議のいずれかで実施します。
現地施工までに2回程度、施工後に1回の打ち合わせを予定していますが、施工場所については現場への同行訪問をお願い致します。
提供可能なデータ・環境等 実験フィールド、施工する職員・業者、(必要であれば)水の供給など地域団体・関係機関との協議
プログラム終了後の本格導入 実証結果をふまえて、今後の本格導入の可否、予算化を検討します。

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