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兵庫県 養父市 経営政策・国家戦略特区課

山椒需要に応えたいけど、収穫が間に合わなくて増やせない!採り残さずに済む方法を一緒に考えて!!

Point

解決したい課題

朝倉山椒収穫期の1-2週間に集中的に発生する作業への対応

想定する実証実験

・人材募集施策
・収穫効率向上施策(疲労軽減施策、収穫機材の改良など)

Story

<養父市を取り巻く現状>

養父市は、兵庫県北部但馬地方に位置する市です。農家の高齢化が進んでおり、耕作放棄地が増加する中、農繁期になると人手不足が深刻な問題となっており、地域の農業生産活動の維持に大きな影響を与えています。
当地発祥で特産の朝倉山椒は著名レストランによる起用、輸出による知名度向上や加工品ラインアップの拡充等の努力により、需要が伸びてきています。その需要に応えるべく、近年生産者有志による苗の改良で生産の安定化が行われてきました。

(写真:育成中の朝倉山椒優良苗)

<これまでの取り組み>

養父市では、国家戦略特区制度を活用して農家の高齢化や耕作放棄地増加への対策として、従前のリース制度に加え企業でも農地を取得しやすくしています。具体的には農地法の特例として農地所有適格法人以外の法人が農地取得し事業を行うことを可能にする取組などを行ってきた結果、酒米、施設型園芸(温室トマト・レタス他)等の生産フィールドとして法人が参入、その農業生産により一定規模の遊休農地が活用されています。(一定の要件があります)
生産者団体が「朝倉山椒ファンクラブ」という消費者向け朝倉山椒の木のオーナー制度を運営していますが、実際には収穫には来ないオーナーさんも多く、収穫期の作業負担は減少していないのが現状です。

<農繁期の人手対策の必要性>

山椒生産は季節労働の性質が強く、5月中旬の青実収穫適期の1-2週間に一時的に人手が必要です。このタイミングが水稲の田植と重なることが特に人手の確保が難しい背景の一つです。収穫しきれずに樹に実を残してしまうと木に負担がかかり枯れやすいと言われており、全ての実を収穫するのに必要な人手が確保できないために、樹園の維持拡大をためらう事業者が少なくありません。
また、10年以上の高齢の木は生産量が減少するうえ、雪害、霜害、シカ等鳥獣害、天候不順などにより毎年一定数の樹木が枯れてしまうため、生産量を維持していくには補植が必要です。このままでは朝倉山椒を求め、期待を寄せてくれている消費者、外食関係者、食品製造事業者の皆様に十分な供給ができなくなる可能性があります。

<解決に向けた意気込み>

養父市では、農繁期の人手不足による山椒生産縮小の懸念に対応するために積極的な取組を行いたいと思っており、今回のひょうごTECHイノベーションプロジェクトに申し込みました。
農業者、市役所職員の考えを越えたアイデアを一緒に考えていただける方を募集します。
青実山椒の収穫に限らず、農繁期の作業量対応は全国各地の農業者の悩みであると考えます。
これに対応できるサービス、製品をお持ちの事業者様にとっては大きな潜在市場への提案材料が得られる機会といえるのではないでしょうか。

養父市経営政策・国家戦略特区課とやぶパートナーズ
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Vision

実現したい未来

・朝倉山椒の生産量の維持拡大による消費者・食品事業者需要への対応
・農業生産における大きな制約を解消、更なる豊かな食生活の実現

得られるもの

・農繁期の作業量対応を求める農業生産者のニーズがあるサービス・製品の開発・使用実績
・これにより、全国の農業者への提案可能性が広がる

Outline

実証支援金:最大50万円

1課題あたり補助率1/2以内、最大50万円(税込み)
(例:総事業費70万円の場合、35万円の補助
   総事業費200万円の場合、50万円の補助
※支払いのタイミングは、実証事業が完了し、事業実績報告書の検査完了後になります。

背景 農業は作業量の繁閑が大きく、収穫など農繁期に大きな労働力が必要。
当地特産の朝倉山椒は著名な料理人にも起用されるスパイスとして山椒そのものに加え、加工品の需要が高まっている。
一方で、朝倉山椒は収穫適期が約1週間しかなく、採り残すと木に負担がかかって枯れることもあり、自身で収穫できる量に園地面積を限定されることが多い。
近年は既存従業者の減少・高齢化により農繁期の労働力が減少し、事業規模を縮小する事業者が少なくない。
そのため、農繁期(山椒収穫期)の作業対応を事業継続可能な投資・費用で行える施策を募集したい。
課題(詳細) 当市特産品の朝倉山椒青実の収穫適期は1年に1週間であるが、この時期が水田の田植と重なることが作業者確保のハードルとなっている。
圃場は凹凸や傾斜地が多く、水田のような農機を入れることは困難。
収穫対象の青実は地上約50cmから200cmまで樹の全体に分散。
手またはハサミで実のついている房を摘み取り、かごに入れ収穫する。
腕を上げ続ける姿勢が続くため、肩と腕の負担が大きい。
1人時あたり1-2kg程度、1日早朝から作業して1人当たり10kg程度の収穫が標準的。雨が降って実が濡れると傷みやすく収穫作業が出来ないため、実質的な作業可能日数は4-5日程度。
根を傷つけると枯れることも多く、大型機械は入れにくく、人の作業時も足元には注意する必要あるなど、収穫に多くの課題がある。
求める解決策

山椒収穫時の作業量への対応を現実的な投資・費用でできる施策。
人材募集サービス、人材育成、疲労軽減施策、ロボットに限らず収穫機材・手法など手段は問わない。

想定する実証実験内容(詳細) 農業者、市役所職員の考えを超えたアイデアを広く募集したい(以下は一例)
・限られた農繁期に、一定の質を担保した人材を確保するための方法の考案と人材の募集
・確保した人材に作業ノウハウを共有し、時間単位の収量を上げるための仕組み作り
・人材の疲労を軽減、一日により長い時間効率的に収穫作業が出来る施策
・収穫機材・手法の導入
実証実験成功後の発展性 ・農繁期の人手確保は全国的な課題であり、全国各地への農業者への提案機会が期待できる。
・施策内容によっては地域内においても対象作物の拡大などが期待できる。
提案企業に求める専門性 ・農業に関する知見
・人材募集に関する仕組み、システムや知見
・作業効率化に関する専門的な知見
プロジェクトの進め方打合せ方法 ・打合せは適時、初回は対面、以降現地で行う必要がない打ち合わせはオンラインも可能
・実際の収穫時期(R6年5月)においては、現地において実証を希望したい。
提供可能なデータ・環境等 ・山椒についての資料やモニター生産者候補
・収穫方法などの説明
・研修会の実施は公共施設の利用が可能
プログラム終了後の本格導入 来年(R6年)5月に山椒の収穫を予定しており、本プロジェクトが成功すれば、再来年(R7年)5月より拡大導入に向け生産者団体と相談したい。

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