応募終了
Point
解決したい課題
次期総合基本計画策定に向けて若者(特に中高生や大学生)から意見を集めたいが、接点が少なく、意見の数と質の確保が難しい。
想定する実証実験
若者が気軽にスマホ等から神戸市の未来について提言できるデジタルツールの検証。また、集まった意見の取りまとめや深掘り、議論活性化の取り組みなども検証できると尚良い
Story
神戸市の大事な計画を決める時に、市民の声は不可欠!
神戸市がめざす方向性や都市としてのあるべき姿などは、「総合基本計画」にまとめられています。総合基本計画は主に「基本構想」「基本計画」「実施計画」の3つで構成されています。この1つである「神戸2025ビジョン」を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これらすべての計画が2025年度末に終期を迎えるため、私たち政策課では、次の総合基本計画の策定に着手しています。
次期総合基本計画に向けては、神戸市に関わる方の意見を集め、反映することは欠かせません。意見を集めるにあたって、
①デジタル技術を活用しながら、若年層を中心に、幅広い年代、属性から多くの意見を聴取すること
②新たな総合基本計画策定をきっかけに、神戸に関わる方の市政参画の機運を醸成すること
③今後も継続的に議論に参画してもらえるよう関係性を構築すること
この3点に重点を置きながら実施していこうと思っています。
未来を担う若者の声を聞きたい!興味を持ってもらうには?
たくさんの方から意見をいただきながら、ワクワクする未来を描く総合基本計画を策定していきたいと考えています。
意見を集める手段として、気軽に参加できるwebアンケートや、対面での意見交換の場としてワークショップの開催等を検討しています。他にも、市の様々なネットワークの活用を予定していますが、それだけでは目標に届くとは考えづらく、市民・メディア・学生・企業・ローカルプレイヤー・その他関係機関などのさまざまな方面の協力をいただきたいと考えています。
様々な神戸に関わる人の中でも、特に神戸市の未来を担う30代以下の若者に意見を聞きたいと考えています。
しかし、若者、特に中高生や大学生は市政への関心が低い傾向にあります。私たちには次世代の神戸市を担う若者からもっとたくさんの意見を集める仕組みがないかと考えています。
市公式HPやSNSで発信してWEBアンケートを実施する予定ですが、普段から市役所に行く機会が少ない若者へのPRは不十分であり、新たな手段が必要です。若者に興味を持ってもらえる新たな技術を率先して活用しながら、幅広い年代や属性の方々の意見が反映された総合基本計画策定にチャレンジしていきたいと考えています。
市政への参加のハードルを下げたい!
参加のハードルを下げ、「市政はちょっと面白いかも」「市政ってこんな感じか。意外と関わりやすいな」と思ってもらい、興味を惹くような意見を集める仕組みを今回の実証実験で模索したいと思っています。
さらに、集めた意見を集約してキーワードを見える化するような機能や、オンライン上で活発な議論が起きるようなAIによるファシリテーション機能など、さらにたくさんの意見を集めることができるアイデアも大歓迎です!
神戸の未来を、よりよくするために!ぜひ協力をお願いします!
若者が市政に関心が薄いことは全国的な課題です。実際に、高校生から「市役所には行ったことない」「神戸市って何してるか分からない」という声も聞きます。しかし、今回の課題が解決することで、これからの神戸を担う世代の市政参画意識の醸成に、ひいてはワクワクする未来のまちづくりに繋がると考えています。
神戸の未来を、若者と一緒に考える。市政に、当事者の声を。実現に向けて、一緒に取り組んでくれる皆さまからの応募をお待ちしております!
Vision
実現したい未来
次の総合基本計画策定へ意見を出すことをきっかけに、「市政に関わるってこんなに簡単なんだ」ということを感じてもらい、継続して積極的に神戸市政に参画する若者がたくさんいる未来
得られるもの
・総合基本計画策定における来年度以降の継続利用の可能性
・同じように市民の意見を集める他部門での導入の可能性
・実証実験に参加する若者へのサービスの認知度向上
Outline
背景 | 現在の総合基本計画(基本構想、基本計画、ビジョン)がいずれも2025年度末で計画終了。今年度は、約30年ぶりに基本構想の策定が開始する。様々な年代・属性から、神戸の価値観やあるべきまちの姿・神戸らしさについて意見を集め、他都市にないオリジナリティーのある基本構想を作りたい。 特に、神戸市の将来を担う若者(30代以下)から意見を集めて、市民参画の機運醸成や次年度以降の継続的な市民参画に繋げるきっかけにしたい。 |
---|---|
課題(詳細) | これからの神戸市に関することのため、次世代を担う多くの若者から意見を集めたいが、特に中高生や大学生などの学生との接点が少ない状況にある。また、学生が興味のあるコンテンツや普段から使用しているツールも把握ができていない。 現在、WEBアンケートの実施を予定しているが、市政への関心が薄い学生等へのアプローチには不十分であり、もっと若者に興味を持ってもらう意見聴取や意見交換のスキームの構築が課題である。 |
求める解決策 | ・若者が普段からよく使っているスマホ等から簡単にアクセスができるツール(プラットフォームなど)を使って、意見を集める仕組み。・意見交換の場を作るためのAIによるファシリテーション機能や集まった意見をテキストマイニング等で取りまとめができる機能 ・若者から総合基本計画をはじめとする市政への興味関心を得られやすいアプローチの構築 |
想定する実証実験内容(詳細) | 市内の若者(特に学生)にプラットフォーム上で、「これからの神戸」等をテーマに、意見の提言や議論をしてもらう。 多くの若者に参加してもらう仕掛け、活発に意見が出るテーマ、議論を深める運用方法について検証したい。 |
実証実験成功後の発展性 | 次期基本計画策定にむけ、来年度以降も継続して意見聴取を促していくため、対象者を拡大しての同スキームの実施や、神戸市内他所管課で活用するなどの発展が見込まれる。 |
提案企業に求める専門性 | ・若者(特に学生)が興味を持って参加してくれるデジタルツールの知見 ・若者を巻き込むデザイン性や広報戦略 ・AIなどデジタルによるファシリテーションの技術 ・意見取りまとめの手法 |
プロジェクトの進め方打合せ方法 | ・週に1回1時間程度の打ち合わせ ・オンライン、対面どちらも可能 |
提供可能なデータ・環境等 | 現行の基本構想・基本計画・ビジョンデータの提供 |
プログラム終了後の本格導入 | 解決策の有効性が認められた場合、次年度以降の基本計画等の策定でも、同スキームが必要であるため、予算化の予定あり。 |
選考基準・スケジュール・よくある質問など
資料請求・新着課題
地域・社会課題解決に繋がる、
本当の意味での地域創生をともに実現しませんか?