Urban Innovation JAPAN


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スポーツ市民局広聴課、名東区役所企画経理室

SNSを分析し、もっと多くの声を名古屋市の市政に取り込みたい!~名東区の魅力発見から始めてみよう!~

Point

解決したい課題

・直接市に対して意見をすることの少ない方々の意見、ニーズ等を集約&分析し、市政に反映する仕組みを作りたい
・名古屋市名東区の魅力や強みの発見・把握

想定する実証実験

SNS等のソーシャルメディア分析等を用いて、名古屋市名東区に生活する人、名古屋周辺の居住を検討している人の意見、ニーズ等を調査し、名東区のまちづくり、街の魅力アップに活用する。

実現したい未来

SNSを始めとするソーシャルメディアの市政に対する意見、ニーズ等をデータとして集約、分析し、市政に反映することで、行政サービスや事業の質の向上につなげる。

得られるもの

同様の課題は多くの自治体の広聴担当部署や総合計画等の立案部署、民間でも抱えており、効果が認められれば広く展開できる可能性がある。

Story

これまでの方法だけでは把握しきれない、市民の声

名古屋市では広聴課を中心に、「市民の声」制度や「市政アンケート」等により市政に関する意見や要望等を聴いております。「市民の声」では、面接、電話、文書、インターネットなどの方法で受け付けており、その数は年間10,000件以上です。
また、「名古屋おしえてダイヤル」というコールセンターを運営しており、イベントや事業の案内など、市政に関する問い合わせに年中無休でお答えし、問い合わせ内容についても集約し、把握に努めております。こういった方法で得た市政に関する意見や要望等を市政運営に反映・活用するため、担当部署に伝える業務も行っております。
令和2年度以降、新型コロナウイルスの影響もあり、寄せられる意見や要望等は増加しており、内容も多様化しています。

しかし、意見や要望等を寄せるのは名古屋市の人口約232万人のうち、一部の方であるため、多くの声を聴き逃している可能性があります。

そうした背景の中、広聴課では、これまで広聴業務の効率化、市政への意見等を効果的に市政に反映させるため、新しい取り組みを行ってまいりました。
令和元年度には、内閣府Open Innovation Challengeに応募し、コールセンター(名古屋おしえてダイヤル)に寄せられる声を分析する実証実験を行いました。令和3年度においても、引き続き分析を進め、担当部署への情報提供を行っていく予定です。また、令和2年度にはHatch Technology NAGOYAに応募し、市役所での電話受付の自動化、または省力化の課題について企業募集しました。

SNS(ソーシャル・メディア)の声を、政策に活かしたい!

これまで行った取り組みについては、積極的に寄せられた意見や要望について分析するものでしたが、今回の実証実験では、直接市に対して意見をすることの少ない方々、いわゆるサイレントマジョリティーの意見やニーズ等について集約、分析を行い、市政に反映させていきたいと考えています。
その中で、私たちが注目しているのが、SNS(ソーシャル・メディア)での名古屋市に関する投稿です。近年、市に対して直接意見や要望等を寄せるのではなく、SNSを活用し、意見を発信する方も多く、最近では、SNSサービス「Twitter」において「児童手当」の廃止に反対する意見が多く投稿されたことがニュースにもなりました。今後もこのような動きが増えていくと考えられます。SNS等のソーシャルメディアの情報を活用することで、こういった意見も把握することが可能となります。

「SNS等のソーシャルメディアにより発信される意見、ニーズ等を集約、分析する」
その基盤をつくることが名古屋市政の今後の発展につながると考えています。その中で、例えば「ソーシャルリスニング」といったSNS解析技術を使うことで、直接市に対して意見をすることの少ない方の意見やニーズを把握し、市政に反映できるのではないかと考えています。

「ソーシャルリスニング」で名古屋市名東区の魅力を発見したい!

今回の実証実験では、人口の減りにくいまち、住み続ける価値の高いまちを目指し、サイレントマジョリティーを始めとした様々な意見を集約・分析して活用したいと考えている名古屋市名東区の魅力発見を具体的なテーマとして、上記のような新たな技術を用いた取り組みが実際にうまく機能するのかを検証し、その結果がよい形となれば、ぜひ全市的な取り組みとして展開をしたいと思っています。

名古屋市名東区は、豊かな自然が残り、市中心部へのアクセスが良好な住宅地として長年人気のエリアでしたが、ここ数年、人口減少の傾向が続いており、危機感を抱いています。近年、リニア開通を控えた名古屋市中心部や隣接している長久手市の方に人気が高まっていることも、1つの要因であると考えられます。人口減少の傾向にある現状から脱却すべく、名東区に住んでいる方だけでなく、区民でない方、転入を考えている方からの声も集約・分析し、区の魅力や強みを発見・把握するとともに、選ばれるまち・住んでみたいまちとなるよう積極的にシティプロモーションを行っていきたいと考えています。

名古屋市の魅力アップを目指して

SNS等のソーシャルメディアの情報から名東区に関する声を集め、分析をすることで、名東区の魅力や強み等を把握するとともに、行政サービスや事業の改善に活かす仕組みとサイクルを作り出すことができれば、名古屋市政全般の様々な施策やイベントへ意見等を反映することが可能となり、名古屋市の魅力アップにも繋げることができます。ぜひ、一緒に課題を解決していきましょう!

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Outline

背景 広聴課では「市民の声」制度や「市政アンケート」等により市民からの意見や要望を聴き、その声を市政運営に反映・活用するために担当課に伝える業務を行っているが、現在のコロナ禍において、意見や要望の数は増加しており、内容も多様化している。また、SNSの普及拡大により、SNSの意見の影響も大きくなってきている。
課題(詳細) ・市政に対する意見等は、市民の声や市政アンケート等によって集めているが、直接市に対して意見をすることの少ない方々の意見、ニーズ等を集約・分析する手立てを持っていないため、潜在的にある市民意見を市政に反映する仕組みを作りたい。
・名古屋市名東区では人口が減少傾向であるため、区の魅力や強みを発見・把握し、選ばれるまち・住んでみたいまちとなるよう魅力アップに活かしたい。
求める解決策 SNS等のソーシャルメディア分析を用いて、直接市に対して意見をすることの少ない方の意見、ニーズ等を集約・分析し、市政に反映しやすいデータ化をする。
想定する実証実験内容(詳細) 具体的事例として、現在年々人口が減少し、課題を抱えている名古屋市名東区に対するイメージや認識についてSNS等のソーシャルメディアにおける意見、ニーズ等を集約、分析し、まちの魅力や強みを把握し、まちづくりに生かす。
実証実験成功後の発展性 名古屋市名東区の具体的事例によりSNS等ソーシャルメディアからの情報の集約・分析等の方法、サイクルなどが効果的なものであると認められれば本実証実験のテーマに限らず広く展開していく可能性がある。
また、認知を広めるための広報面で協力も可能である。
提案企業に求める専門性 SNS等ソーシャルメディアの情報集約、分析をより的確に行うことができ、実際に活かせる形で結果を出すことができ、課題に対して解決しようという意欲があること。
プロジェクトの進め方打合せ方法 打ち合わせ回数については、状況に応じて適宜行う。
オンラインでの打ち合わせも可能。
提供可能なデータ・環境等 ・まちづくりをテーマに名東区で実施したアンケート結果
・名古屋市名東区の人口等の統計データ、歴史・観光スポットのデータ
・名古屋市名東区の広報媒体(ツイッター、インスタグラム、ユーチューブ)に関する情報
プログラム終了後の本格導入 効果が認められれば、本格導入に向けて予算を要求する。

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