Urban Innovation JAPAN


残り8

締 切

緑政土木局緑地事業課

緑の価値や効果を可視化して、緑のまちづくりを推進したい!

Point

解決したい課題

緑に関する事業の費用対効果が見えないため、積極的な緑の創出や投資に繋がりにくい。

想定する実証実験

人流データなどのデータ分析や、AI、アプリ、シミュレーション技術などの先進技術を用いて、緑の持つ価値や効果を検証する。

実現したい未来

産官学民による緑のまちづくりをより一層進め、都市環境と調和した緑あふれる状態にすること。

得られるもの

技術やサービスを市民に使ってもらえる、関係機関へ導入できる可能性やメディア露出・広報面等で協力できる可能性がある。

Story

緑の様々な効果を知っていますか?

 普段の生活の中に植物などの緑があると「心地良いなぁ~」と感じる人も多いと思います。

緑は、良好な景観の形成、気温上昇の抑制、二酸化炭素の吸収、雨水の貯留・浸透による防災・減災、煤煙や騒音の抑制、生物の生息・生育の場の提供、賑わいの創出、心のうるおいや心の健康の提供、人々の交流の促進など、様々な効果・価値を有しています。

感覚的には理解できますが、緑を創出する側からすると、費用対効果が見えづらい部分でもあります。

このままでは緑が失われ続けてしまう・・・

 本市では、平成2年から5年ごとに緑の現況調査を行っており、最新の令和2年の調査では、市域全体で約7,000haの緑があることがわかりました。

一方で、平成2年から令和2年の30年間で、市域全体で約2,700haの緑が失われたこともわかりました。これは、おおよそ東区と名東区を足した面積に相当します。名古屋市は市域全体の約6割が民有地であり、その民有地で土地区画整理や宅地化の進展などにより特に緑が減少しています。

戦後のなごやの緑被地の変遷 (令和2年度 緑の現況調査結果 概要版より)

市民アンケートでは「暑い街なのでオフィスや商業施設、繁華街に緑が増えると過ごしやすいと思う。あるところは実際気持ちが良い。」との声があがるなど、市民の方々にとっても緑の創出は重要な課題です。

本市では平成20年に全国で初めて市街化区域全域で緑化地域の都市計画決定を行い、一定規模以上の敷地を有する建築物の新築や増築を行う場合に、定められた割合以上の緑化を義務づけました。また、あわせて緑のまちづくり条例を改正することにより、市の中心部や市街化調整区域を含む市全域で緑化規制を強化しました。

しかし、緑を取り入れ、緑を良い状態で保つにはコストがかかるため、負担感が大きくなりがちです。

市民や民間事業者の皆さんと緑のまちづくりを推進したい!

 上記の課題を解決して市域の緑を確保していくには、市・市民・事業者が共に手を取り合って行く必要があります。今回の実証では、緑の価値や効果を数値で評価することにより、緑のメリットを市民や事業者の皆さんにお示しし、緑の創出への理解や投資意欲が高まるかなどの検証を行いたいと考えています。

例えば、商業施設であれば人流データの計測、マンションであれば購買意欲の計測、オフィスビルであればそこで働く人たちの交流機会の計測、公園等の花壇へのスポンサー協力であれば企業イメージ向上の計測、個人の庭であればそこで庭いじりをする人のウェルネスの計測など、市民や事業者の皆さんに訴求できるデータを可視化するイメージです。

過去データの分析や、何らかの施策を打ったあとの反応を計測する形でも結構です。使う手法も特にこだわりはありません。緑の価値や効果を計測できる実証実験のご提案を幅広くお待ちしております。

一緒に緑あふれる名古屋をめざしましょう!

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Outline

背景 都市における緑は、良好な景観の形成、気温上昇の抑制、二酸化炭素の吸収、雨水の貯留・浸透による防災・減災、生物の生息・生育の場の提供、心のうるおいや心の健康の提供、賑わいの創出、人々の交流の促進、資産価値の上昇など、様々な機能を有している。
これまで、本市は公園緑地の整備や緑地保全制度の活用などにより緑の保全と創出に努めてきたが、市内の緑は減少し続けている状況。
特に民有地の緑の減少が顕著となっている。良質な緑の導入・維持のためにはコストを要することから、緑の創出には相当な努力が必要となっている。
課題(詳細) こうした中で、市民や民間事業者らの積極的な緑の創出や投資につなげるため、緑の創出の効果について可視化することが求められるが、そうした緑の価値や効果を具体的に数値で示している事例が少ない状況。
求める解決策 緑の価値や効果をわかりやすく数値化し、緑のメリットを市民や事業者に示すことで、緑に携わる機会や関心の向上につなげ、緑のまちづくりを推進したい。
緑の価値や効果(ウェルビーイング、人流、地価、購買意欲、企業イメージ、景観、気温、CO2吸収、雨水貯留、生物多様性など)を、人流データなどのデータ分析や、AI、アプリ、シミュレーション技術などの先進技術を用いて検証する。
想定する実証実験内容(詳細) 名古屋市内のある特定の区域(中心市街地や公園周辺等)を選定し、緑の創出と関連するデータを時系列で分析しその効果、価値を検証する実証実験を行いたい。
過去のデータ分析でも、新たに緑を創出した際の効果を分析するのでもどちらでも手法は問わない。
緑の創出だけではなく、地域や企業などのボランティア活動・CSR活動等も含めた提案でも可。
分析した数値、あるいは、活動自体により、緑の創出への理解や投資意欲が高まるかどうかを検証する。
実証実験成功後の発展性 提供いただいた技術やサービスを、市民に使ってもらえる、関係機関に数多く導入できるなどの可能性有。
また、本市においても、提供いただいた技術やサービスの認知を広めるためのメディア露出・広報面等で協力できる可能性も有。
提案企業に求める専門性 緑の価値や効果について、これまでなかなか数値化できていないものを示すために、様々な角度からの分析と柔軟な発想ができること。
プロジェクトの進め方打合せ方法 打ち合わせ方法は、対面でもオンラインでもどちらでも対応可
プロジェクト開始したら、一度都市公園等の現場をご案内したい。
提供可能なデータ・環境等 ・緑被地のGISデータ(オープンデータとして市HPにも掲載中)
・アンケート結果(名古屋の「みどり」について他)
・都市公園の利用
・スポンサー花壇の協賛事業者やグットグリーン賞の受賞団体、FBC(学校花壇のコンクール)の参加校、緑のまちづくり活動団体などへの協力依頼
プログラム終了後の本格導入 有効性が確認できれば、本格導入を検討いたします。

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