Urban Innovation JAPAN


残り12

締 切

岡山市 創業支援・雇用推進課 雇用推進係

岡山で働く選択肢を!学生へのアプローチ方法を模索したい!

Point

解決したい課題

岡山で暮らす・働く選択肢をもった学生(第二新卒も含む)を増やしたい

想定する実証実験

学生に向けた、岡山市で働くことが選択肢になるような取り組みの実施と効果検証

Story

「暮らしやすい」だけでなく「働きやすい」、岡山

岡山市は、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた生活環境の良さから暮らしやすく、中四国の交通の要所であることから企業の立地場所としても最適な場所です。中心部には商店街や商業施設が多く活気があふれており、ほんの少し離れれば豊かな自然が楽しめる、いろいろな魅力が共存する街です。また、医療・福祉・教育も充実しており、まさに「暮らしやすい」街です。

岡山市が「暮らしやすい」街というのは、全国的にも有名でありますが、実は「働きやすい」街でもあります。市内の中小企業には、先進的な取り組み、働きやすい職場づくり、積極的な人材育成などに取り組まれている企業もたくさんあり、多種多様な業種と働き方が選べる、「働きやすい」雇用環境も充実しています。

わたしたち雇用推進係では、雇用を促すために市内の中小企業の情報発信を行っています。
しかし、若者の働く場所として、そもそも地方都市が選ばれづらい、という状況にあります。人口減少社会へと転換、東京一極集中が進む中で、若者の地元定着、市内中小企業の人材確保は全国的な課題でもありますが、特に大学や専門学校が多く存在する岡山市においては喫緊の課題として捉えています。

令和4年度 市内8大学の新規学卒者の就職先(県内・県外)

さらに、リモートの活用や長期インターンなど、現在の就職活動の手法は多様になりました。これまでの取り組みではリーチできていないところに、就職活動をする若者のニーズがあるのではないか?そのニーズを把握したうえで何か新しい施策ができれば、働く場所として岡山市が選ばれるのではないか?

そういった想いから、今回のチャレンジに参加することを決めました。

これまでの取り組み

雇用対策として、新規学卒予定者を対象とした合同企業説明会、若者と若手社会人との交流事業などを行い、市内中小企業の若い世代の人材確保を支援する事業を展開してきました。

若者と若手社会人の交流事業の様子

また、市内中小企業を紹介する情報誌「OKAYAMA COMPANY GUIDE」は毎年作成。大学等へ提供し、企業の魅力を発信、市内企業に向けて人材確保に役立つ情報の提供も定期的に行っております。

若い世代だけでなく、就職氷河期世代支援事業を通じて、市内中小企業の中途採用についても支援しているところでもあります。

しかし、上記の取り組みについて一定の成果を上げているものの、労働人口の減少やオンライン採用の普及など就職活動の手法の変化により、各イベントの参加者は減少傾向にあります。

OKAYAM COMPANY GUID2025

学生が岡山市で暮らしたくなる・働きたくなるアプローチをしたい!

前述の通り、合同企業説明会や学生と若手社会人の交流会、地元企業の情報冊子といった、就職マッチイベント、岡山で暮らすことの魅力発信、働きやすい職場環境づくりに取り組む地元企業の紹介など、岡山で働きたいと思ってもらえるよう、なさまざまな事業を行ってきました。

しかし、岡山の学生は就職の際に県外へ出て行ってしまったり、県外に進学した学生が岡山に帰ってこなかったりと、若い世代が岡山県内に定着する傾向が弱まっていると感じており、時代に即したニーズの把握と最適なアプローチが必要です。

そのためには、まず、学生の就職に関するニーズの把握を行い、その後、「岡山市で働きたい」と思ってもらえるような仕掛けを行いたいと思っております。

具体的には、どうすれば、就職活動をする学生が、岡山で働くことを選択肢の中に入れてもらえるのか。どうすれば、岡山の学生にはそのまま残ってもらえるのか。どうすれば、岡山から県外に進学した学生に帰ってきてもらえるのか。学生が岡山に不足していると感じているものは何かなど、まずは学生のニーズを把握し、ニーズに応えられる新たな取り組みにつなげていけたらと考えております。

さいごに

日本社会全体が人口成長社会から人口減少社会に転換する中で、とりわけ、先んじて人口減少の大波に晒されてきた地域では、需要不足や人手不足など厳しい局面に直面しております。

その中で、今回の社会実証支援事業において、地域の実情・ニーズに合わせた支援事業の方法を確立できれば、他自治体での事業へと展開できる可能性もあります。

学生のニーズを探ることで、今後の地域経済を支える若い世代に「岡山で働く」選択をしてもらいたい、最終的には若い世代の地元定着と中小企業の人材確保による産業・経済の活性化につなげ、「暮らしやすい」し「働きやすい」街を目指していきたい、と思っております。

そのために、一緒に実証実験に参加してくれる皆さまから、ご応募お待ちしております!

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Vision

実現したい未来

・岡山市内の労働人口が増え、経済が発展すること
・若者が暮らしやすい・働きやすいまちづくり

得られるもの

学生が企業をえらぶ時の基準やニーズを知ることができる

Outline

実証支援金:最大50万円

実証にかかる実証プロジェクト経費の支払
1件あたり50万円(税込み)上限

背景 岡山市内には多くの専門学校、大学があり、学生の多いまちである。中四国や関西から進学で岡山にくる人たちも多い。
卒業後も岡山市に住み続けてもらえるよう、市内企業の情報をまとめた「OKAYAMA COMPANY GUIDE」の冊子を作成し、毎年配布を行っている
大学のキャリアセンターへの働きかけや、市内企業と学生が直接話せるカフェ事業などを行っているが、就職活動の手法の変化により、関西や関東など岡山市外で就職する学生が多い
課題(詳細) ・学生が企業を選ぶときの基準や、なにがあれば岡山での就職に繋がるのか、把握ができていない
・もっと学生が岡山で就職したくなるような取り組みをしたいが、ニーズが把握できていないため、実施が難しい
※この記事での学生は、就職を間近にしている若者と、第二新卒者を含みます
求める解決策 学生が、岡山市で暮らしたくなる・働きたくなるようなアプローチ方法の模索とニーズの調査
学生の中でも、特に東京など都心に出ている人たちを対象とし、UIJターンも促したい
想定する実証実験内容(詳細)

あくまでも一例ですが、以下のようなことを想定しています

学生へのニーズ調査、ヒアリングを実施したうえで、
・学生への市内企業に関する情報発信
・学生向けの就職に関するイベントの実施
・学生が市内企業について直接聞ける機会の提供 など

※提案していただく内容が効果的に働く対象(岡山市内の学生、東京都にいる岡山出身の学生など)を指定ください

実証実験成功後の発展性 本課題は全国的、特に地方では共通の課題のため、開発したツール・技術を横展開できる可能性が高い
提案企業に求める専門性 ・市内企業との連携実績
・学生への情報発信や直接的なアプローチの実績
・学生の就職活動や居住地を決める際の行動の知見
プロジェクトの進め方打合せ方法 ・定例会はオンラインミーティングを想定
・プロジェクトの進め方については、提案の内容に応じて適宜相談
提供可能なデータ・環境等 ・岡山市内にある大学のキャリセンターとのつながり
・岡山市雇用情報配信メール登録企業、「OKAYAMA COMPANY GUIDE」登録企業などの企業情報
プログラム終了後の本格導入 検証結果に合わせて、予算化を検討

選考基準・スケジュール・よくある質問など

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