Urban Innovation JAPAN


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山口県 観光プロモーション推進室

やまぐちの旅の魅力と感動を世界中でシェア!タイムリーで旬な観光情報を共有する未来型の情報環境の構築

Point

解決したい課題

来県意欲と認知度の向上や、誘客促進と観光消費増加に向けて、視覚に訴える観光情報(画像や写真)を簡易に収集し、嗜好やニーズあわせて皆が情報を共有するオープンな環境を整備

想定する実証実験

クラウド上に、地元住民や事業者、旅行者がタイムリーなレコメンド情報(画像等)を投稿し、世界中の人々がそれぞれの嗜好や目的に応じてその情報を得る

Story

旅の“通過点”ではなく“目的地として”選ばれる魅力発信を!

約3年のコロナ禍を経て、今年になって旅行に出かけた方も多いのではないでしょうか。
山口県には、コロナ禍前は、年間3,600万人を超える観光客が訪れていましたが、コロナ禍の危機を乗り越えつつある今だからこそ、かつての観光地の賑わいを取り戻すだけでなく、さらなる観光客の誘客につなげる施策を展開する必要があると考えています。

山口県の観光地というと、どこを思い浮かべますか?
秋吉台や錦帯橋、下関の唐戸市場などが有名ですが、他にも訪れてほしい場所はたくさんあります。
例えば、元乃隅神社。日本海側の長門市にある神社です。
アメリカの放送局CNNによる「日本の最も美しい場所31選(Japan’s 31 Most Beautiful places)」をきっかけに注目され、観光客が爆発的に増えました。

元乃隅神社

元乃隅神社のような魅力的な観光地が、県内にたくさんあるのに、隣県の広島や福岡の狭間で埋没しているから、それがあまり知られていないのではないか、というご意見をよくいただきます。山口県の観光の魅力をあますことなくきちんとお伝えし、認知度や存在感を高めること、そして旅の通過点ではなく、目的地として選んでいただくこと、これが目下の私たちの課題です。

写真に注目した山口県の観光プロモーション

日本全国の自治体や観光地がプロモーションを行っている中で、山口県を選んでもらうために、私たちは、様々な観光プロモーションを展開してきました。

【やまぐち幕末ISHIN祭(平成26年度~平成30年度)】
平成30年の明治維新150年に向けて、幕末維新をテーマとした観光キャンペーンを全県で展開しました。クーポン機能が付いた全県周遊型のパスポートブック「おいでませパスポート」の発行による県内周遊・宿泊の促進や、Instagramを活用してイチオシの観光情報を発信する県民参加型の観光プロモーション「SNS奇兵隊」、YouTubeを活用した観光動画コンテストなどを実施しました。

【YAMAGUCHI MAGIC!(平成30年度~)】
観光キャッチフレーズ「YAMAGUCHI MAGIC!」のもと、旅行目的として人気の高い「絶景」「温泉」「グルメ」「歴史」「体験」の5大要素を活かした観光キャンペーンを展開しています。
インスタ映えする熱気球の搭乗体験「そらから魅る超絶景」、デジタルクーポンやSNS投稿キャンペーンを組み合わせた謎解き県内周遊イベント「やまぐちのナゾさんぽ」の実施、観光客の年代や嗜好に即した情報をSNS等により効果的に発信するデジタルプロモーションなどを行っています。

そらから魅る超絶景

平成30年11月からスタートした、山口県観光連盟の公式Instagramは現時点で1.3万人にフォローされています。

様々な観光プロモーションの取組の中で、観光情報をお知らせする情報発信は、マーケティングの購買行動モデルのAIDMAやAISASで言えば、「Attention」の部分です。実は、ここから誘客に繋げるところが弱いのではないかと私たちは仮説を立てています。

そのため、現行の山口県観光連盟の公式サイト「おいでませ山口へ」では、「Attention」の次の接点を想定したコンテンツを用意しています。
具体的には、写真を重視したサイト設計にしていたり、観光モデルコースなどの実践的な観光情報を提供するなど工夫をしています。
もっともっと、山口県の観光に関心を寄せていただけるような、人それぞれのニーズや好みにきめ細かく応える情報発信、情報提供を行いたいと思っています。

私たちが解決したいのは、興味を持ってくださった旅行者のニーズにあった、「いま」行ってほしい場所の魅力をしっかり伝えることです。

山口県観光連盟の公式サイト「おいでませ山口へ」

やりたいのはUGCと公式観光ツールの融合

今回実証したいのは、写真を使った山口への旅行レコメンドツールの検証です。

ありがたいことにInstagramやYouTubeで山口の魅力を発信してくださっている方がたくさんいらっしゃいます。実は、個人レベルでは、そうした情報の方が、公式の観光コース紹介よりも、ニーズに合ったものに出会えるような時代だと思っています。

ただ、こうした個人発信のコンテンツ(UGC: User Generated Content)と、私たちの公式の観光案内は、うまく融合していないのが実情です。写真にもコンテンツにも権利があるので、勝手に利用するわけにも行かず、悩ましいところです。

また、最近、AIを活用した観光コースの提案などを行っている自治体が出てきました。
確かにきめ細やかなニーズにあった観光コースの提案ができるようで、本県でも今後、導入を検討していくことになると考えています。

個人で作られているコンテンツや、撮っていただいた写真や動画なども活用させていただきながら、旅行者のニーズに合った観光提案を行う、そんなツールが作れないものでしょうか。(もちろん収益や権利を横取りするつもりはありません!)

今回のシビックテックチャレンジでは、そのようなツールの原型を作って実証ができないかと考えています。私たちのチャレンジに一緒に取り組んでもらえる企業を募集します。

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Vision

実現したい未来

・行政や関係団体だけでなく、地域住民や旅行者各々の参加により、山口の旅の魅力を自ら発信する「おいでませ山口へ」の具現化
・観光素材が世界中に拡散することによる、本県観光地の認知度向上

得られるもの

新たなデジタルプロモーション手法として、全国的な横展開が期待され、WEB3.0に向けたプラットフォームへの足掛かりとしてのビジネスチャンスにもつながる

Outline

実証支援金:最大50万円

1件(1課題)あたり50万円(税込み)上限

背景

山口県の観光プロモーションにおける重要な課題は2点あると考えている。
①本県の観光の魅力を、国内外の旅行者の嗜好や好みに応じて的確に情報伝達することにより、本県への来県意欲と認知度を高めること
②旅行者の旅行中の利便性を高め、県内周遊を一層促進することにより、観光消費の向上につなげること山口県の観光プロモーションにおける重要な課題は2点あると考えている。
①本県の観光の魅力を、国内外の旅行者の嗜好や好みに応じて的確に情報伝達することにより、本県への来県意欲と認知度を高めること
②旅行者の旅行中の利便性を高め、県内周遊を一層促進することにより、観光消費の向上につなげること

今回の実証実験では、①に重点を置くことを想定している。具体的には、「旅マエ」「旅ナカ」の段階において、インターネットとSNSを活用し、旅行者の多様な嗜好や現在地に合った情報を提供したり、タイムリーなレコメンドを行うようなデジタル環境を整備して観光プロモーションを強化したい。

やまぐちの旅の感動を世界中の人々とシェアするデジタル環境を、今回の実証事業により、その原型をかたちづくりたい。

課題(詳細)

旅行者の多様な嗜好やニーズに合致し、満足度が高く、さらに視覚に訴える写真を幅広く収集する。そして、収集した写真を、本県を旅行中の人はもちろん、これから旅行を検討している世界中の人々が効果的に活用する環境を構築する。旅行者の多様な嗜好やニーズに合致し、満足度が高く、さらに視覚に訴える写真を幅広く収集する。そして、収集した写真を、本県を旅行中の人はもちろん、これから旅行を検討している世界中の人々が効果的に活用する環境を構築する。

具体的には、以下を整備したい。
①観光客や地域住民から写真を投稿してもらう仕組み
②投稿された写真を公開してもよいか判別する仕組み
③収集した観光情報を、嗜好や好みに応じて的確に情報伝達する仕組み

求める解決策

山口県の公式観光・旅行情報サイト「おいでませ山口へ」を活用して、旅行者や地元の方から写真を投稿してもらい、サイトでその写真を公開し、サイト利用者の嗜好やニーズに応じて検索・閲覧・ダウンロードできる仕組み山口県の公式観光・旅行情報サイト「おいでませ山口へ」を活用して、旅行者や地元の方から写真を投稿してもらい、サイトでその写真を公開し、サイト利用者の嗜好やニーズに応じて検索・閲覧・ダウンロードできる仕組み

①投稿された情報を、オンライン上で公開・共有することについて問題がないか、自動的にチェックする仕組みをつくる。
・地域住民や事業者、旅行者に投稿を呼び掛け、おすすめ画像を収集
・AIなどによる投稿情報の判別
 例)不適切な画像や表現が含まれていないか、個人が識別できる情報が入っていないか、誹謗中傷の類の情報がはいっていないか、等

②投稿された写真が公開・ダウンロードできるように加工する。
・観光連盟のHP等の著作権フリーの画像や投稿された写真を活用
・個人や団体等の使用目的や嗜好、ニーズにあわせて検索し、画像を閲覧、ダウンロードできる仕組みをつくる。

最終的には、各観光地に関する、四季を通じて様々な時間帯に撮影された写真や観光情報が蓄積されることで、利用者のニーズに適した写真等を検索して閲覧やダウンロードできる場所を「おいでませ山口へ」に設置することを目指す。

想定する実証実験内容(詳細) 1.一定期間、クラウド上に地域住民や事業者、旅行者のお勧め画像を簡易に投稿できるスキームをつくる。
2.特定の観光地の地域住民や事業者、旅行者に投稿を呼び掛け
3.投稿情報をチェックし、情報の検索・活用・追跡が容易になるよう、キーワードや タグ、位置情報等を付与し、公開に向けた仕掛けをつくる。
4.クラウド上の写真を、一般向けに、簡易かつ目的や嗜好にあわせて閲覧できるスキームをつくる。また、市町やメディア等向けにクローズ環境で投稿情報を検索、活用できるスキームをつくる
実証実験成功後の発展性 行政や関係機関・事業者だけでなく、地域住民の方々がお勧めの情報を投稿することで、地域の魅力を再認識し、地域の誇り(シビックプライド)の醸成につながる、地域ぐるみで観光地を盛り上げていくような仕組みとしたい。
令和6年度以降の本県の新たな観光プロモーションの中核を成す事業にまで発展させたい。
提案企業に求める専門性 ・クラウドストレージ、クラウドデータベースの構築や活用に精通していること。
・AI等を活用したデータ抽出等のアルゴリズムの構築に精通していること。
・データ保護、オープンデータ等の法制的な取扱について造詣が深いこと。
プロジェクトの進め方打合せ方法 ・基本はオンライン会議やTeams等を使ったやりとりで対応可能。
・実証にあたっては、旅行者の観点でどのような投稿が期待できるか実感いただけるよう、対象となる観光地域の自然や食や温泉等を体験する視察をぜひ組み込んでいただきたい。
提供可能なデータ・環境等 ・山口県観光客満足度調査
・「山口県オープンデータカタログサイト」における観光施設一覧
・「やまぐちDMO推進戦略」における観光マーケティングデータ
・実証地域については、県又は山口県観光連盟から協力を呼び掛けることで対応可能。
プログラム終了後の本格導入 実証実験によりその有効性、実現可能性、将来的な発展可能性が確認できたら、新たなデジタルプロモーション事業として、予算化・事業化を検討する。

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