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安城市 納税課
税金支払いのリマインド革命!発送される督促状の数を減らしたい!
Point
解決したい課題
市税の支払い忘れを削減したい。
想定する実証実験
・期日までに納付を忘れない、すぐに納付できる仕組みの構築
・納付期限が近づいた人に効果的なリマインドができる仕組みの構築
・AIチャットなどを用いて納税状況、スケジュールなどを市民自身が把握できる仕組みの構築。
Story
増加する決済方法
みなさんは普段の買い物でどのような決済方法を利用していますか?スマートフォンの普及率の上昇に伴い、スマートフォン決済の方法も多様になってきています。市税についても、口座振替やコンビニでの納付に加え、クレジットカード決済、スマートフォン決済アプリでの納付もできるようになってきました。口座振替は、登録口座から自動で引き落とされるため、納付忘れがないというメリットがあります。一方で、決済方法によっては、ポイントが付くキャンペーンなどもあり、口座振替登録者が、口座登録を廃止してクレジットカード決済等に移行するケースがみられています。しかし、口座振替以外の方法は、納付期限ごとに自身で手続きする必要があることから納付忘れのリスクが生じてしまいます。
督促状の発送数は月5000通以上!?
納付期限を過ぎても市税が納付されない場合は、督促状を送付します。複数税目の納付期限がある翌月の督促状の発送数は5000通を超えることもあります。印刷代や郵送代を考えると莫大な金額です。納付期限内に納付があれば発送することもないため、うっかりでの納付忘れを0にすることは督促状の発送数を減らすうえでは非常に大切なことです。
「うっかり」をなくしたい!
現在は納税通知書に納付期限の一覧を示したチラシを同封していますが、より効果的な手段で納付忘れを防止することができれば、印刷代や郵送代を圧縮し、市民サービスを充実させることにつながります。その手段の一つとして、スマートフォンを用いたリマインド通知が活用できないかと考えました。
例えば、納税通知書に二次元バーコードを掲載し、スマートフォンで読み取ることで、スマートフォン内のカレンダー等に市税の納付期限が登録され、納付期限の1週間前、3日前、前日にプッシュ通知でお知らせするようなことができれば、うっかり忘れを減らすことができるのではないかと考えています。通知が来る市税の税目を選択できたり、納付後には通知をしない仕組みがあったりするとなお良いと思います。
またAIチャットなどで市民自身が納税状況の確認ができたり、スケジュールを把握することができることも課題解決につながるのではと考えています。
納税者目線で、こういったシステムにしたほうがより便利なのでは、といったご提案をいただけたら嬉しいです。
市税収納率を向上させ、市民の皆様に還元を
納税者に対する適正かつ公平な対応は、税務行政運営の一貫した基本原則です。うっかりによって納付期限を過ぎてしまう、そんな状況を0にし、市税収納率の向上と、督促状の印刷や郵送にかかる費用の圧縮を同時に達成し、市民の皆様に還元していく。納税課にできる大きな一歩だと思います。ともにこの課題に取り組んでいただける企業の方のご応募をお待ちしています。
Vision
実現したい未来
未納者への督促にかけている時間や予算を削減し、その分を市民サービスの向上に使える。滞納処分をより効率的にできるようになり市税の収納率が上がり、ひいては市全体のサービスが向上する。
得られるもの
同様の問題を抱えている自治体へ同サービスの提供が可能
Outline
実証支援金:最大50万円
実証にかかる実証プロジェクト経費の支払
1件(1課題)あたり50万円(税込み)上限
背景 |
市税の納付方法は、かつては納付書払いか口座振替しかなかったが、クレジットカード決済やスマートフォン決済等、近年は選択肢が増加している。 |
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課題(詳細) | 納付期限を過ぎても納付がない場合、督促状を送付している。督促状は1税目(市県民税、軽自動車税、固定資産税・都市計画税、国民健康保険税)あたり、多い月だと4000通近く送っており、税金の種類や納付回数を鑑みると、督促状の印刷代、送付料金だけでもかなりのコストになっている。 現在は納税通知書に納付期限の一覧を示したチラシを同封しているが、より効果的な手段で納付忘れを防止することができれば予算の圧縮に繋がるため、良い手段がないか検討している。 |
求める解決策 | ・LINE等による納付期限のリマインド通知 ・使いやすく、支払うことを面倒に感じさせない二次元コードやクレジットカード決済専用アプリの活用 ・市民自身が納税状況や締切の確認できるAIチャット などを想定しているが、他にも有効な解決策があればぜひご提案いただきたい |
想定する実証実験内容(詳細) | ・口座振替以外の方法で納税する人を対象に、納税ないし納税忘れ防止の新しい仕組みを利用してもらい、督促状発送数または滞納率が減るか検証する。 ・納付書送付する封筒に、納税ないし納税忘れ防止の新しい仕組みの利用案内を送り、登録・利用してくれるか、および督促状発送数または滞納率が減るか検証する。 |
実証実験成功後の発展性 | ・同様の問題を抱えている他部署や他の自治体に展開できる可能性がある ・リマインダーの有効性を利用者が実感できれば、提案企業の他サービス利用の可能性がある |
提案企業に求める専門性 | ・スマートフォンを用いた、指定の期日で通知をできるシステムのノウハウ ・AIチャットの構築ノウハウ |
プロジェクトの進め方打合せ方法 | ・オンライン会議の対応可 |
提供可能なデータ・環境等 | ・年間の督促状送付数やSMSを利用したリマインド回数 ・現在利用している納付書のフォーマットや封筒 ・これまで行ってきた対策等の情報 |
プログラム終了後の本格導入 | 実証実験の結果によって、次年度以降の予算措置等を検討する。 |
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