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神戸市 経済観光局 経済政策課

飲食店の起業ハードルを下げたい!キッチンカー市場の醸成ツールの実証開発

要点 Point

解決したい課題

神戸のキッチンカー市場を盛り上げて、キッチンカーによる起業のハードルを下げたい

想定する実証実験

現状分析、出店場所のマッチングや出店場所を表示するツールの作成等、神戸のキッチンカー市場の盛り上げに効果的な解決策を検討・実施

実現したい未来

神戸を、若者がキッチンカーで起業しやすいまち、おしゃれなキッチンカーで賑わうまちにしたい

得られるもの

キッチンカー市場を盛り上げるためのノウハウ・解決策、他都市への展開

物語 Story

集合写真

飲食店を開業するのにいくらかかるか知っていますか?

飲食店を開業する場合、固定店舗では、店舗の規模や立地等にもよりますが、一般的には1,000万円前後かかると言われています。

飲食店のイメージ

こんなにお金がかかるのかと驚かれる方が多いのではないでしょうか。
一方で、キッチンカーであれば、固定店舗での開業よりも低予算で開業できると言われており、その手軽さから、近年キッチンカーで開業する人も増えています。

キッチンカーのイメージ

神戸市はキッチンカーで起業する若者を応援しています!

神戸といえば食。神戸牛、スイーツ、パン、洋食、中華、日本酒などなど、例を挙げればきりがなく、神戸には魅力的な飲食店がたくさんあります。

神戸牛のイメージ

神戸スイーツのイメージ

神戸市では、「若者に選ばれるまち」の実現をめざしています。そのような中で、神戸には食に関する良質なイメージとマーケットがあること、また、飲食店は、地域に密着したビジネスであり、神戸に定着した展開が期待されることから、神戸市では、食ビジネス分野への起業支援を今年度から始めました。

支援の方法としては、若者の起業を応援するという観点から、前述のキッチンカーに着目し、キッチンカーでの起業支援を行っています。
具体的には、事業立ち上げ期の支援として、
(1)キッチンカー改修費などイニシャルコストへの一部補助
(2)市関連施設を中心とする出店場所の提供
(3)経営ノウハウ習得の支援
を実施しています。

キッチンカーでの起業支援分フレット

現在、選考により選ばれた4名の若者が、この支援を活用して起業をめざしています。この10月には、ついに1台のキッチンカーが神戸のまちでの営業を開始しました。残りの3台についてもキッチンカーが完成次第順次営業を開始していきます。

支援したキッチンカー

神戸のキッチンカー市場の現状は…キッチンカーのあるまちの景色にはほど遠い…

ところで、神戸でのキッチンカーの盛り上がりはというと、残念ながら東京圏と比べるとまだまだといったところです。

東京圏では、平日でもオフィス街を中心にたくさんのおしゃれなキッチンカーが出店し、多くのお客様で賑わっていますが、神戸では、平日のオフィス街でキッチンカーを見かけることはほとんどなく、市民もキッチンカーでランチという意識がない状態です。

東京のキッチンカーの様子

神戸市の起業支援で、せっかくキッチンカーで起業する人が誕生したのに、神戸では営業場所がない、買いに来る人も少ないといった状況では、持続的な経営が難しくなります。それは、起業支援が次につながらない、という私たちにとっての大きな課題でもあります。

もし、神戸でも、キッチンカーが東京圏のようにどこでも見られるようになれば、神戸でのキッチンカーによる起業のハードルは下がり、行政の支援がなくても営業が成り立ちやすく、ひいては、神戸が、若者がキッチンカーで起業しやすいまち、おしゃれなキッチンカーで賑わうまちになるのではないかと考えています。

神戸でのキッチンカー市場を盛り上げたい

そこで、今行っている支援に加えて、もっともっと神戸のキッチンカー市場を盛り上げていきたいと思っています。しかし、行政である私たちだけの力では限界があるのは明白で、今回神戸のキッチンカー市場を一緒に盛り上げてくれるスタートアップを募集するに至りました。

まずは、「そもそも、神戸にキッチンカーは何台いるのか。どこに出店しているのか。」「神戸では、いつ、どこに、どのようなシチュエーションにキッチンカーの需要があるのか。」といった現状分析からはじめたいと考えています。さらに、その分析結果をふまえて、キッチンカー事業者、出店場所提供者、市民(キッチンカー利用者)それぞれの動きを誘発するような、神戸のキッチンカー市場を盛り上げていくための解決策を共に考え実行できればと考えています。

集合写真

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募集要項 Outline

背景 神戸市では、全国的な人口減少の局面において、「若者に選ばれるまち」の実現をめざし、若手起業家の成長を促す起業支援施策を展開しています。
そのような中で、多様な食文化を背景にした良質な都市イメージとマーケットを持つ神戸ならではの特性を活かし、より地域に密着した食ビジネス分野での起業支援を行うことで、 若者の将来的な神戸への定着につなげていきたいと考えています。

食ビジネス分野の中でも、固定店舗による開業と比べ、イニシャルコストが低く、自分のライフスタイルに応じて、営業場所や時間を自由に決めることができるため、若者を中心に多様な人材がチャレンジしやすい業態であると思われるキッチンカー事業について、今年度から、起業支援を実施しています。

具体的には、
(1)事業立ち上げ期の支援として、キッチンカー改修費などイニシャルコストへの一部補助
(2)市関連施設を中心とする出店場所の提供
(3)経営ノウハウ習得の支援
を実施しています。

この支援策をきっかけに、神戸が、若者がキッチンカーで起業しやすいまち、おしゃれなキッチンカーで賑わうまちになってほしいと考えているのですが、東京圏に比べて神戸でのキッチンカーの盛り上がりはまだまだといったところです。

神戸でもキッチンカーが東京圏のようにどこでも見られるようになれば、キッチンカーによる起業のハードルは下がり、行政の支援がなくても営業が成り立ちやすく、ひいては、神戸が、若者がキッチンカーで起業しやすいまち、おしゃれなキッチンカーで賑わうまちになるのではないかと考えています。
課題 そのため、神戸のキッチンカー市場を盛り上げて、キッチンカーによる起業のハードルを下げることが大切と認識しています。現在取り組んでいる起業支援で、何とか起業するところまでにはこぎつけられました。しかし、その後の、安定経営のための持続的なビジネスを行うための市場がまだ成熟しておらず、途切れのない支援が難しい現状です。
求める解決策 まずは、現状分析が必要であると考えます。
「そもそも、神戸にキッチンカーは何台いるのか。どこに出店しているのか。」
「神戸では、いつ、どこに、どのようなシチュエーションにキッチンカーの需要があるのか。」
といったことを調査・分析できればと考えています。

さらにその分析結果をふまえて、キッチンカー事業者、出店場所提供者、市民(キッチンカー利用者)それぞれの動きを誘発するような、神戸のキッチンカー市場を盛り上げていくための解決策を共に考え実行できればと考えています。
例えば、東京圏では、民間ビルの足元でたくさんのキッチンカーが出店していますが、神戸では民間ビルの足元に出店しているキッチンカーを見かけることはあまりありません。

それはなぜか。ひとつの仮説として、出店を認めることのメリット(空き地の有効活用、ビル入居者の満足向上、ビルの賑わいづくり等)を多くの民間ビルがまだ認識していないこと、また認識していても、キッチンカーを出店させるための諸手続きが煩わしいことが原因ではないかと考えます。
そこで、自社ビルにキッチンカーを出店させることのメリットを民間ビルに周知できれば、また、キッチンカー事業者との諸手続きを代行してくれる事業者やシステムがあれば、神戸のキッチンカー市場の盛り上がりにつながるのではないかと考えます。
また、市民(消費者)からすると、そもそも、いつどこでキッチンカーが出店するかわからない現状では、キッチンカーが食の選択肢になり得ないのではないでしょうか。

これらの仮説から、解決策のひとつとして、出店場所のマッチングや出店場所を表示するツール等の作成などが有効ではないかと考えますが、これ以外にも、神戸のキッチンカー市場の盛り上げに効果的な解決策を検討・実施できればと考えています。
なお、将来的には、行政の支援がなくとも、神戸が、若者がキッチンカーで起業しやすいまち、おしゃれなキッチンカーで賑わうまちになってくれることを考えているので、民間レベルで継続可能な解決策を期待しています。
付加的・発展的な要素 民間レベルで継続可能な解決策。
想定する実証実験内容 神戸のキッチンカー市場の現状分析、出店場所のマッチングや出店場所を表示するアプリの作成などを想定していますが、これ以外にも、神戸のキッチンカー市場の盛り上げに効果的な解決策を検討・実施できればと考えています。
求めるスタートアップ像 ・神戸の市場特性を理解したうえで、ゼロベースで解決策を検討・実施してくれるスタートアップ。
・神戸のキッチンカー市場盛り上げに今後も携わってくれるスタートアップ。
スタートアップに求める条件 ・定期的に打ち合わせができること。
・関係者(キッチンカー事業者、出店場所提供者、消費者など)の調整ができること。
提供可能なデータ・環境等 出店場所(市の関連施設)、市が支援するキッチンカー出店者情報の提供や、解決策にかかる取り組みの広報等(予定)
プログラム終了後の本格導入 将来的には、行政の支援がなくとも、神戸が、若者がキッチンカーで起業しやすいまち、おしゃれなキッチンカーで賑わうまちになってくれることを考えているので、民間レベルで継続可能な解決策を期待しています。ただし、行政が実施すべき解決策であれば、導入を検討します。

お申し込み Application

締切:2019年12月5日(木)

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