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豊橋市 環境部 環境政策課

530(ゴミゼロ)のまちを食品ロスもゼロのまちに!

要点 Point

解決したい課題

豊橋市の食品ロスを減らしたい!

想定する実証実験

食品ロス発生量の記録や食品ロスになってしまいそうな商品の購買機会の提供(購買希望者とのマッチング)等の機能を有するツールを開発し、食品ロス削減に効果的な解決策を検討・実施する

実現したい未来

市民、事業者1人1人に食べ物への感謝の気持ちを持っていただき、豊橋市を食品ロスゼロのまちにしたい

得られるもの

食品ロス削減のためのノウハウ・解決策
他都市への展開

物語 Story

集合写真

日本国内での食品ロスの発生量は年間約612万トン!

恵方巻が大量に廃棄される衝撃的な映像は、皆さんの中でもまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

この問題を皮切りに、“食品ロス”という言葉がメディアで取り上げられることも増え、おそらく多くの方が1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。日本における食品ロスの定義は、「本来は食べられるのに捨てられてしまう食品」です。

2017年度には、日本国内で年間約612万トンの食品ロスが発生したと推測されています。これは年間1人当たりにすると約48kg、一人当たりで計算すると、毎日お茶碗1杯分のまだ食べられる食品を捨てている計算になります。さらに、その食品ロスはごみとして、お金をかけて処理されているのです。とてももったいないことだと思いませんか?

食品ロスの状況 日本の食品ロスの状況(2017年度) 農林⽔産省⾷料産業局

2019年10月から食品ロス削減推進法が施行されるなど、政府も食品ロス削減に動き始めています。でも、食品ロスを深刻な問題として認識はしていても、「家庭から出る量なんて少しだけだし、きっと食品工場とか飲食店からたくさん出ているんでしょ?」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

実は、食品ロスの内訳は事業者から出るものと家庭から出るものが、ほぼ半分ずつだと言われています。つまり、事業者だけが努力しても、家庭だけで努力しても、食品ロスの問題は解決しないのです。

530運動発祥のまち

ここで、なぜ私達が強く食品ロス削減を進めたいのかをご理解いただくため、豊橋市というまちの特色を3つご紹介したいと思います。

一つ目は、今や全国に広がった、「ゴミゼロ(=530)運動」です。530運動は、「自分のごみは自分で持ち帰りましょう」を合言葉に始まった環境美化運動です。ただごみを拾うだけでなく、環境に対する意識を育む運動で、豊橋市が発祥の地と言われています。そんな530のまちだからこそ、食品ロスもゼロを目指したい。そう私達は思っています。

ごみゼロ運動イメージ 530運動に取り組む、とよはしの清掃キャラクター「そうじろう」

農畜産物が豊富なまちだからこそ大切にしたい

2つ目の特色は、農業です。豊橋市は、全国的に見ても農業がとても盛んな地域です。

市区町村ごとの農業産出額では、1967年から2004年までの37年間、全国第1位となっており、全国の市町村の合併が進んだ現在でもトップクラスを誇っています。郊外にはたくさんの美しい田畑が見られ、新鮮で美味しい野菜や果物を身近に楽しむことができます。
また、養鶏や養豚、うずらの生産も盛んに行われています。このように、豊橋市は素晴らしい食環境が整ったまちです。

生産者に近いからこそ、一生懸命育てられた野菜や果物、お肉等の食品をできる限り無駄なく消費したいと思っています。それが私達の食品ロスに取り組む思いです。

豊橋は農畜産物が豊富なまち 豊橋市郊外に広がるキャベツ畑

「生ごみ」も無駄にしない、100%エネルギー化の取り組み

そして最後が、「生ごみ」を100%エネルギー化する取り組みです。豊橋市では、もやすごみと生ごみを分別して回収し、「生ごみ」は下水汚泥等とあわせて「豊橋市バイオマス利活用センター」でエネルギーに変えられ、そこで得られたエネルギーは、一般家庭約1,890世帯分に相当する電力として売電しています。

当然この「生ごみ」には、食品ロスも含まれています。その生ごみがエネルギーになっているのだから、豊橋市には食品ロスは関係ないということでしょうか?…もちろんそんなことはなく、生ごみの中の食品ロスを減らしていきたいと思っています。そして、実はもう一つ、もやすごみの分別が不十分で、もやすごみの中に生ごみや食品ロスが混ざっているという問題もあります。

豊橋市では、食品ロス、生ごみ、もやすごみをきちんと分別して、食べられるものは食べる、どうしても出てしまう生ごみはエネルギーにするという無駄ゼロな社会を目指して食品ロス削減に取り組んでいます。

豊橋市バイオマス利活用センター 2017年10月に運用を開始した「豊橋市バイオマス利活用センター」

啓発だけに終わらない、食品ロスゼロのための仕組みづくり

さて、どうすれば食品ロスを減らすことができるのでしょうか。

私達が現在行っている主な活動は、市民への情報発信です。チラシやホームページを使って、必要ないものは買わない、たくさん作りすぎない、適切な保存方法を知る、外食時には食べ切ることができる量だけ注文する、といった、食品ロス削減に向けた啓発を行っているところです。

しかし、啓発活動だけでは限界があります。

そこで、事業者や家庭それぞれでできることを仕組み化していきたいと思っています。例えば、事業者側で言えば、食品ロスになってしまいそうな商品を消費者に周知して購買を促す仕組みが考えられますし、家庭の側で言えば、「食べられるのに捨ててしまった食品」(=食品ロス)を記録し、一定期間内で自らがどのくらい食品ロスを発生させているかを見える化するなども考えられます。

食品ロスもゼロのまちを目指します!

私達は、今と未来のために、環境も、食べ物も、大切に守っていきたいと思っています。

530(ゴミゼロ)のまちは食品ロスもゼロのまち!食品ロスの問題を一気に解決するような特効薬はないかもしれませんが、そんなまちの実現のため、一緒に解決策を考えていただけるスタートアップの方々のご応募をお待ちしています。

集合写真 環境政策課は「食」への熱い想いをもつスタートアップの皆様のご応募をお待ちしています!

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募集要項 Outline

背景 日本国内における食品ロスは年間約612万トンとも言われ、それだけのまだ食べられる食品が捨てられている現状があります。2019年10月から食品ロス削減推進法が施行されるなど、日本においても食品ロスへの関心は高まってきています。食品ロス発生の内訳は事業系と家庭系が半々あるため、双方での取り組みが必要ですが、各所で改善の取り組みが始まったばかりです。
課題 ・豊橋市においても、家庭からの食べ残しや手つかず食品、飲食店や小売店等からの廃棄等を減らしたい。
・もやすごみと生ごみの分別がされていない。(もやすごみとして捨てられた生ごみが年間約7,800トンあると推計しています)
求める解決策 消費者や事業者が食品ロスを削減する動機づけとなるような仕組みの構築を目指しています。
・食べられるのに捨ててしまった食品を記録・可視化して、行動変容を促す仕組み
・食べられるのに捨てられそうな商品を、購買ニーズのある消費者とマッチングし、食品ロスと廃棄コストの削減につなげる。
付加的・発展的な要素 ・フードバンク、子ども食堂などと連携した取り組み
・物流などサプライチェーン全体で食品ロスを削減する取り組み
など
想定する実証実験内容 ・市内の複数家庭での実証実験
・生産者、物流事業者、小売店などと連携した実証実験
求めるスタートアップ像 「食」への熱い想いをもつスタートアップ!
スタートアップに求める条件 定期的に打合せが可能なこと(オンラインも可)
提供可能なデータ・環境等 本市の家庭ごみ組成分析結果
スーパー等事業者、530会員への依頼、ごみ分別アプリの利用者への依頼等の協力体制
プログラム終了後の本格導入 実証実験の結果を踏まえ、費用対効果によっては本格導入の検討が可能。



お申し込み Application

<豊岡市>
締切:2020年9月30日(水)

<川西市>
締切:2020年10月11日(日)

<春日井市>
締切:2020年10月18日(日)

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