Urban Innovation JAPAN


応募終了

神戸市 経済観光局 経済部 ファッション産業課

洋菓子の街歩きを楽しくする!神戸スイーツの革新的プロモーション実証実験

採択企業
  • 株式会社レポハピ

Point

解決したい課題

市内の各洋菓子店の情報を得るにあたり、利用しやすいツールがなく、質の高い神戸スイーツの魅力がうまく伝えられていない。

想定する実証実験

「神戸スイーツマップ」の電子化により、さらに利用しやすいものとするとともに、マップがどのような人に活用されているか等のデータを収集・分析し、次のステップへとつなげる。

Story

集合写真

神戸は洋菓子の街!!

神戸の洋菓子文化のはじまりは、神戸港の開港にまでさかのぼります。神戸の洋菓子は、異国文化を取り入れながらも、独自の創意工夫で発展してきた産業であり、今では市民に愛されるものとして、定着しています。

神戸市内には数多くの洋菓子店があり、全国に展開するナショナルブランドから、個人店舗まで幅広い店舗が点在しています。特に三宮界隈の都市部には人気洋菓子店が多く、観光名所とともに楽しんでもらうこともできます。

職人の技術が高く、見た目に鮮やかな神戸スイーツは、メディア等で取り上げられることも多く、神戸といえば「神戸スイーツ」という都市イメージにもなっています。

※洋生菓子の消費量 神戸市 第4位(総務省 家計調査 H27~29年カステラ、ケーキ、ゼリー、プリン、その他洋生菓子における消費額平均)

洋菓子店舗数 人口(千人) 店舗数/一万人
神戸市 274 1,543 1.8
大阪市 335 2,702 1.2
東京都23区 975 9,397 1.0
名古屋市 259 2,288 1.1
札幌市 227 1,952 1.2
横浜市 252 3,738 0.7

出展:NTTタウンページ「iタウンページ」、総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」より、神戸市作成(※店舗数は2018年10月3日、人口は2018年1月1日現在。)

「神戸スイーツを食べたい!でも、神戸スイーツってどこでどんなものが食べられるんだろう?」これまでも神戸スイーツをPRしてきたけど…

『洋菓子のまち・神戸』をPRするため、都市部に集積しているという特性を活かし、神戸市では「スイーツプロモーション」と題して、イベントの実施や紙媒体の神戸スイーツマップの作成、神戸公式観光アプリ「KOBE Official Travel Guide by NAVITIME」への店舗情報の掲載を行ってきました。

しかしながら、イベントは一過性の取り組みになってしまうとともに、アプリもあまり効果的に活用されていません。

また、紙媒体の神戸スイーツマップは、どのような人に利用されているのか等の把握が難しく、次なるプロモーションを検討するに際しても、課題を分析しにくい状況です。

どうしたらもっと神戸スイーツを食べにきてくれるんだろう?

神戸は元来から洋菓子の消費量が多い地域ではありますが、今後、洋菓子業界のさらなる発展のためには、域外のファンを増やし、その消費量を取り込む必要があります。
神戸港の歴史とともに、歩んできた神戸スイーツ。私たちはもっともっと神戸スイーツのファンを増やしていきたいと考えています。

一方で、「そのためにはどのようなプロモーションが効果的なんだろう…?」と日々頭を悩ませています。

そんなときに、手持ちのスマートフォンなどで手軽に、最新の神戸スイーツの情報を得られたら…!

もっと多くの人に手軽に神戸スイーツを楽しんでもらうために、「神戸スイーツマップ」を電子化してみたらいいのではないか!!さらに、マップがどのような人に活用されているか等のデータを収集・分析することができたら、さらなる次のプロモーションに活かすことができるはず!!と考えています。

神戸スイーツの更なる発展のために!

私たちと一緒に、集積している神戸スイーツの魅力における情報発信力の強化を行い、より効果的なPRの方策を探りながら、広域から継続的に人を集める仕組みづくりに取り組みませんか?

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Vision

実現したい未来

マップ電子化や利用状況分析により、さらなるプロモーション施策につなげ、神戸スイーツのファンを増やし、インバウンドも含めた広域から継続的に市内のスイーツ店を訪れてもらう。

得られるもの

・政令指定都市神戸市でのスイーツプロモーションの実績
・普段接することの少ないスイーツ業界との繋がり

Outline

背景 神戸は、人気洋菓子店が点在する洋菓子の街であり、神戸の洋菓子は「神戸スイーツ」として全国的に知られている。また、腕の良い職人が集まっており、神戸スイーツのレベルは高い。しかし、集積する神戸スイーツの魅力を充分に発信できているとは現状言い難い。さらに、PRツールとして発行している「神戸スイーツマップ」は、実際にどのような人に利用されているか等の蓄積データがなく、施策検討にあたって必要な現状の課題分析が難しい。
課題(詳細) スイーツをPRするツールとして、「神戸スイーツマップ」(紙媒体)を作成しているが、電子化されていないため、必ずしも利用しやすいツールとなっておらず、店舗と訪問者のマッチングがうまくできていない。また、紙媒体のマップでは、閉店してしまった店等の更新について早急な対応が難しいとともに、どのような人が手にとり活用しているか、訪問のきっかけ等、利用者のデータやニーズが把握できておらず、結果として、効果的なプロモーションの方法が見出せていない。
求める解決策 神戸スイーツマップの電子化を実施することにより、最新情報を提供できる体制を整える。さらに、電子化したツールを用いてどのような人がマップを活用しているか等のデータを収集・分析することで、現在のプロモーションの方策の課題を明らかにし、次の方策を検討する。
付加的・発展的な要素 多くの方に電子化したマップを定常的に使ってもらえる仕掛けをつくる。
想定する実証実験内容 神戸スイーツマップの電子化とマップ利用者のデータやニーズの把握、分析
求めるスタートアップ像 調整事項が多い中でも粘り強く柔軟に対応していただける人。
フットワークが軽く、積極的に提案・行動していただける人。
今回限りでなく、今後も活用していけるよう、長期的な目線で検討してくれる人。
スタートアップに求める条件 神戸スイーツマップを電子化させるだけではなく、マップ利用者のデータを収集・分析し、現状の取り組みにおける課題・解決策等を一緒に分析していただきたい。
提供可能なデータ・環境等 洋菓子店の店舗情報、兵庫県洋菓子協会や各店舗への協力依頼
プログラム終了後の本格導入 実証実験の成果次第で本格導入を検討。

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