Urban Innovation JAPAN


残り7

締 切

神戸市 教育委員会 教科指導課

運動の日常化で体力UPを目指す!~「GIGAスクール構想×SPORTS」

Point

解決したい課題

子供たちが自分の学習用パソコンに「運動記録を入力・確認できるシステム」を導入することにより、運動意欲を高めて、体力UPに向けた運動の日常化につなげる。

想定する実証実験

子供たちの興味・関心を引くようなシステムとするために求められる機能や仕掛(ランキング機能等)を複数の実証実験校において検証する。

実現したい未来

子供たちが日常的、主体的に運動・スポーツに親しむことで、体力UPにつながることを目指したい。

得られるもの

子供の体力向上が全国的に課題となる中、神戸市立学校との実証実験を踏まえたシステムは、端末の効果的な活用を模索している他都市への水平展開も期待できる。

Story

スポーツが盛んな神戸市で…。

神戸市には、INAC神戸・ヴィッセル神戸、オリックスバファローズ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、久光スプリングスなど、各種スポーツ界のトップで活躍しているチームがたくさんあります。

そんなスポーツが盛んな神戸市において、子供たちの体力・運動能力や運動習慣にどんな課題があるかご存じでしょうか?

出典:「令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」(スポーツ庁)より作成

実は神戸市の子供たちは、小中学校男女ともに全国平均を下回る状況が続いているのです。さらに、コロナ禍での様々な制約による体力低下も懸念されています。

豊かなスポーツライフの実現を意識した体力向上施策

学習指導要領には「豊かなスポーツライフの実現に向けた資質・能力の育成」という言葉があります。これは生涯にわたってスポーツを「する」だけではなく、「見る・支える・知る」といった多様な関わり方でスポーツに親しむことを目指しています。

体力の向上についても、トレーニングを重ね、単に強靭な体をつくることを目指しているのではなく、自己の体力や体の状態に応じた高め方を「知る」とともに、学習したことを日常生活に取り入れる等、体力向上を図るための主体的な実践力を身に付けることが必要とされているのです。

本市では、こうした子供たちの体力向上を目指すにあたり、まずは、運動意欲を大切にすること(運動意欲の喚起)、体育授業の改善(運動内容の改善)や運動の日常化(運動機会の確保)を柱に取組を進めることとしています。

「GIGA×SPORTS」の可能性

出典:「令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」(スポーツ庁)より作成

これまで学校での体育の授業をはじめとする様々な取り組みにより、本市の子供たちの「運動意欲」については全国調査の結果を見ても比較的高い状況が保たれていますが、運動意欲の高さが体力向上につながっていません。体力向上に向けて体育の授業改善を進めることや授業以外の校内活動や放課後、自宅等での運動機会の確保等、運動の日常化に向けた取り組みを模索してきました。

そのような状況の中、文部科学省が推進するGIGAスクール構想により、子供たちに一人一台端末が配備されました。

GIGAスクール構想では、子供たちの学びの個別最適化や、これまでの積み重ねてきた教育実践とのベストミックスを図ることにより、教師や子供たちの力を最大限に引き出されることが期待されています。そこで、私たちはこの一人一台端末を子供たちの運動の日常化を支援するツールとして効果的に活用していきたいと考えています。

運動記録を「DX」

これまで子供たちの体力・運動能力の結果は、紙の記録カードに子供たちが手書きで記載するといった極めてアナログな方法で蓄積されてきました。

しかし、配備された端末を活用すれば、運動の記録はデジタルデータとして、日常的に自分の端末等に蓄積し、参照することができます。

出典:「令和元年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」(スポーツ庁)より

上記調査結果によれば子供たちは、「記録が伸びたとき」に運動やスポーツが楽しいと感じる割合が高くなっています。端末を活用した「運動記録の見える化」は、子供たちの運動意欲を高めるとともに、運動の日常化のきっかけづくりに大きく寄与すると考えています。

加えて、子供たちの興味、関心を引くような機能・仕掛け(ランキング機能、運動結果のフィードバック機能、動画配信機能等)があれば、更なる運動意欲の喚起も図れると考えています。

神戸市と一緒に、「GIGA×SPORTS」を実現しましょう!

ここまで、「運動記録の見える化」が運動意欲を喚起し、その運動意欲が体力向上につながっていくのではないかという私たちのねらいをお伝えしてきました。

端末が配備され、デジタルネイティブの子供たちによる利活用が進みつつある今、私たちのねらいを現実のものとしていくためには、子供たちが気軽に楽しみながら自分の端末に運動記録を入力するシステムの構築が求められます。

しかし、私たちは学校教育のプロフェッショナルですが、システム構築やその進め方はわかりません。

柔軟な発想や優れた技術力を持ち、子供たちの教育に関心を持って取り組んでいただける事業者様とともに、子供たちの体力向上に向けた課題解決に取り組みたいと思います。神戸から全国の自治体が真似したくなるようなシステムを生み出していきませんか?応募をお待ちしています。

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Outline

背景 ・本市児童生徒の全国体力調査の結果は、小中学校男女ともに全国平均を下回る状況が続いている。
・コロナ禍での様々な制約の中、子供たちのさらなる体力低下が懸念される。
・体力向上については、体育の授業以外での校内活動や放課後・自宅等での運動機会の確保等、運動の日常化に向けた取り組みが必要となる。
・今年度、全児童生徒に学習用パソコン(端末)が配備されており、ICTを効果的に活用した体力向上の取組を検討している。
課題(詳細) ・現在、全国体力調査等の結果は、紙の記録カードにより子供たちが手書きで記載する等、運動の記録はアナログ方式で行っている。
・運動意欲の向上のため、体力調査の結果だけではなく、日常的な運動記録を子供たちが気軽に自分の端末に入力し、デジタルデータとして蓄積することで、自身の成長記録を簡単に確認(運動記録の見える化)できるようなシステムが必要である。
・子供たちが意欲的に取り組むためには、興味、関心を引くような機能・仕掛け(ランキング機能、メダル機能等)も必要である。
求める解決策 ・専用アプリやWEBブラウザ上で、運動結果を入力し、その振り返り等が容易にできるシステム(サーバー含)の構築。

(システムの機能例)
・体力テストの結果だけではなく日常の運動記録を簡単に入力できる機能。
・入力した記録が振り返りシートのような形で閲覧できる機能。
・運動記録を他者と比較できる(ランキング)機能。
・挑戦して欲しい運動や運動のコツを紹介する動画が閲覧できる機能。
・教員が授業改善のために蓄積されたデータを参照できる機能。

想定する実証実験内容(詳細) ・教育委員会が実証実験校(校数の調整必要)を指定。
・実験校において子供が自分の端末に運動記録(体力テスト結果)を入力し、ランキング機能を活用する等により、運動意欲の高まりや記録の変化等を検証する。
・教員や子供(可能であれば保護者)の意見や感想のアンケート調査を行う。
実証実験成功後の発展性 ・市内の全小中学校でのシステム導入が期待できる。
・同様の課題を抱えている全国の自治体への展開が期待できる。
求めるスタートアップ像

学校現場や子供たちのニーズに合わせた専用アプリやWEBサービスを開発できるノウハウ。

プロジェクトの進め方打合せ方法 ・実証実験の実施までは、教育委員会と進捗状況に応じた打合せを適宜、開催できればと考えている(オンラインも可能)。学校視察も対応可能。
・実証実験実施中は、モデル校となった学校から随時、質問が上がってくることが予想されるため、随時対応していただきたい。
提供可能なデータ・環境等 児童生徒が使用している端末の情報。
プログラム終了後の本格導入

実証実験後にシステムの機能や効果、コスト面等を検証し、本格導入を見据えて、令和4年度以降の予算化の検討を行う。

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