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神戸市 都市局 公共交通課

神戸・三宮周辺をMaaSで活性化!各交通機関をシームレスに利用してもらい賑わいを拡げたい!

Point

解決したい課題

神戸の都心における回遊範囲が狭い。ルート検索でコベリンや沿線施設の情報等が表示されない。都心を回遊するための企画乗車券が電子化されていない。

想定する実証実験

神戸の都心において、スマホを用いた様々なモビリティやその他のサービスのシームレスな利用により、公共交通の利用促進や、回遊範囲の拡大を図る。

実現したい未来

MaaSの活用により神戸の都心における回遊性を向上し、各施設、店舗の利用者数の増加を促すことにより、賑わいをまち全体に広げる。

得られるもの

・交通事業者等との繋がりができる
・政令市 の中心市街地への先進技術導入実績
・神戸の都心における人流データの取得

Story

神戸都心の人の流れを広げていくために

神戸の都心には、北野エリアや元町エリア、ウォーターフロントなど、多くの観光スポットがありますが、来街者の回遊は三宮周辺の狭い範囲に留まっています。

三宮を起点とした来街者の回遊範囲
平成23年度プローブパーソン調査(来街者の交通行動調査)結果より

一方、これらのエリアでは、歩行者のための賑わいや憩いを創出する取り組みや民間事業者による再開発などが進んでおり、このようなエリアを含めた都心内での回遊性の向上を図りたいと考えています。

回遊性の向上に向けた手法の一つとして、MaaSの導入を検討しています。近年、自治体、交通事業者等によりMaaSの取り組みが進められていますが、その多くは、

①多様化している移動ニーズにきめ細やかに対応するための「新型輸送サービスの推進」
②利用者の利便性を最大限高めるための「運賃・料金の柔軟化、キャッシュレス化の推進」

を行うとともにスマートフォンのアプリやWebを利用し、より便利に交通手段やその他のサービスを一括して検索・予約・決済できるサービスを展開するものとなっています。

神戸の都心では、①については、既存の鉄道や路線バス、シティー・ループに加えて、本年4月からはポートループの運行も開始しています。また、ラストワンマイルを担う交通手段としてコベリン(シェアサイクル)があり、また、電動キックボードやパーソナルモビリティの導入も検討しています。

一方で、②については、市バスの普通区IC定期券で神姫バスの普通区に乗車可能となる制度があり、その他にも多数の企画乗車券はあるものの、紙や磁気媒体が多く、電子化されていません。

MaaSで神戸・三宮周辺への移動の幅を広げたい

そこで、スマホアプリやWebサービスを活用して様々な交通機関をシームレスに利用でき、回遊性を向上させることで、賑わいがまち全体に波及するような提案を募集します。
シームレスな移動が実現すれば、利用者はストレスなく移動でき、目的の選択肢も拡がります。結果として公共交通・施設等の利用者が増えれば事業者側の利益アップにもつながります。

具体的には、各事業者の提供する既存のアプリ等とも連携しながら、様々な交通手段(まずはポートループ、シティー・ループ、コベリン)やその他のサービス(施設利用)をスマホ(MaaSアプリ・ブラウザ等)により一括して検索・予約・決済できるシステムや、様々な企画乗車券をスマホを用いてわかりやすく使いやすくするためのシステムを構築することにより、公共交通の利用を促進させ、回遊範囲の拡大を図るようなご提案をお待ちしています。

三宮から北野エリアや元町エリア、ウォーターフロントへの回遊性向上を軸とした解決策の提案を想定していますが、他にも付加的なご提案があればぜひお伺いしたいです。

MaaSの一歩目の取り組みを共に作りませんか?

本実証は4ヶ月という限られた期間でありますので、神戸の都心を人が歩きやすく、自動車を使用せずとも公共交通機関を利用して移動しやすい賑わいのある神戸のまちにするためのより良い施策の検討、MaaSに活かしていく一歩目の取り組みとして、例えば実証中の利用者の動向や実験前後の乗降者数の比較などのデータ収集につながる取り組みから始めていければと考えています。

民間企業がMaaS関連の実証などを進める中で、交通事業者や施設事業者間の調整が一つのハードルであると考えています。本実証では交通事業者や施設運営者との協議等困難な部分については神戸市もサポートを行います。必要があれば神戸市が主体となって事業者との協議を行うことも、協働する企業と共に行うことも可能です。

実証結果を踏まえて、ゆくゆくは神戸市で行っている他プロジェクトや協働している企業との連携可能性も探っていければと期待しています。

今後も様々な都市で必要とされるであろう技術の確立に向け、神戸市で実証実験を実施いただける企業の応募をお待ちしています。

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Outline

背景

神戸市では、公共交通を中心に歩行者、自転車、自動車などがバランスよく組み合わされた、安全で快適な交通環境を形成することを目指している 。
特に三宮周辺の都心部では、人と公共交通優先の空間に変えていくとともに、回遊性の向上を図るため、「自動車交通のマネジメント」「歩行環境の向上」「公共交通など多様な交通手段の確保」の3つの視点から、歩く人が中心のまちの実現に向けた交通体系への見直しを行っている。

また、近年、自治体、交通事業者等によりMaaSの取り組みが進められている。その多くは、
①多様化している移動ニーズにきめ細やかに対応するための「新型輸送サービスの推進」
②利用者の利便性を最大限高めるための「運賃・料金の柔軟化、キャッシュレス化の推進」
を行うとともに、スマートフォンのアプリやWebを利用し、より便利に交通手段やその他のサービスを一括して検索・予約・決済できるサービスを展開している。

神戸の都心では、①については、既存の鉄道や路線バス、シティー・ループに加えて、本年4月からはポートループの運行も開始している。また、ラストワンマイルを担う交通手段としてコベリン(シェアサイクル)があり、また、電動キックボードやパーソナルモビリティの導入も検討している。

一方で、②については、こうべ街巡り1DAYクーポン等の企画乗車券があり、市バスの普通区IC定期券で神姫バスの普通区に乗車可能となる制度がある。

課題(詳細) 神戸の都心には北野エリアや元町エリア、ウォーターフロントなど、多くの観光スポットがあるが、平成23年度プローブパーソン調査結果によると、来街者の回遊は三宮周辺の狭い範囲に留まっている。
一般的なルート検索アプリ等では、コベリンなどのモビリティや沿線施設の情報等が表示されない。
都心を回遊するための様々な企画乗車券が交通事業者によって提供されているが、紙や磁気媒体が多く、電子化されていない。
求める解決策 公共交通機関をシームレスに利用でき、回遊性が向上し、賑わいがまち全体に波及するようなスマホアプリやWebサービス
・施設等目的地までの移動手段(電車、バス、ポートループ、シティー・ループ、コベリン等)やその他のサービスを含め、検索・予約・決済を一括して行うことができる。
・様々な企画乗車券をスマホを用いてわかりやすく使いやすくすることにより、交通機関や目的地施設等をお得に利用できる。
・また、今後の交通政策(MaaS)、まちづくり施策立案の基礎情報となるような利用者の移動の情報を得ることができる。
※なお、交通事業者や施設運営者との協議等は神戸市が主体となって行うことも、協働して行うことも可。
想定する実証実験内容(詳細) 各事業者の提供する既存のアプリ等とも連携しながら、様々な交通手段(まずはポートループ、シティー・ループ、コベリン)やその他のサービス(施設利用)をスマホ(MaaSアプリ・ブラウザ等)を活用し、一括して検索・予約・決済できる(予約・決済については段階的に実施でも可)ようにする。
様々な企画乗車券をスマホを用いてわかりやすく使いやすくするためのシステムを構築する。
これらにより、公共交通の利用を促進させ、回遊範囲の拡大を図る。
※三宮から北野エリアや元町エリア、ウォーターフロントへの回遊性向上を軸とした解決策の提案を想定しているが、他にも付加的な提案があれば受け付ける可能性がある。
実証実験成功後の発展性 基幹交通(電車、路線バス等)との連携、より広域へのアプリ等の展開
提案企業に求める専門性 交通、MaaS、ICT、まちづくりに関する知見
プロジェクトの進め方・打合せ方法 ICTをとりまく世の中の傾向等も踏まえ、フランクに意見交換をしながら検討したい。
提供可能なデータ・環境等 交通量調査結果、パーソントリップ調査結果等
プログラム終了後の本格導入 本格導入に向け予算化し、実証実験を続ける予定です。

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