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豊橋市 シティプロモーション課
豊橋が『選ばれるまち』になるように。移住、定住、関係人口を増やすためのパートナーを見つけたい!
Point
解決したい課題
豊橋市は立地が良く、住民の居住満足度は高いですが、将来的に大きな人口流出が予測されています。行政としてさまざまな施策に取り組んでいますが、順調とは言えません。
豊橋のイメージアップ、ブランディング、豊橋での暮らしが具体的に体験してもらえる技術・ノウハウなどを持つ企業とともに移住、定住、関係人口を増やしたいです。
想定する実証実験
1、豊橋のイメージアップ・効果的なブランディングを進める取り組み
(豊橋市で移住定住施策を進めていく上でのKSF【重要成功要因】調査・SNSやメディアを活用したPRなど)
2、豊橋で実現できる暮らしの体験 ※場合によってはテックを用いた疑似体験も可
Story
進む人口減少。とくに20〜30代の流出が深刻
日本の人口減少が叫ばれるようになって久しいですが、私たちのまち、豊橋市でも人口減少が進んでいます。豊橋市では他の地域と比べ、外国人住民の流入が多く、総人口の減少幅は小さいですが、日本人住民の人口のみに着目するとここ数年は毎年2,000人近く人口が減少しています。
とりわけ20代から30代の若い世代の市外への転出が多いことが課題となっており、このままでは今後大きく人口が減少していくことが見込まれています。
程よい都会と程よい自然が豊橋の魅力
戦前は糸の町あるいは軍だった豊橋は、戦後は戦災復興事業、都市計画事業の推進により都市整備が行われ、公園・街路樹などの緑豊かな都市として生まれ変わりました。太平洋ベルト地帯の中間に位置する恵まれた地理的条件のもと、人口規模も順調に拡大。
市民意識調査では、自然が豊かなこと、食事がおいしいこと、道路や交通の便がよいこと、伝統芸能・祭り・イベントがあること、人のよさや優しさ、おもてなしがよいこと、などが高く評価されています。
全国的に見てもトップクラスの農業、少し市街地から離れるだけで楽しめる多様なアウトドアレジャー、大都市部と比べると不動産価格も安く、それでいて新幹線の停車駅となっていることから東京・大阪・名古屋などへも気軽に行くことができます。
仕事のある日は近郊で仕事をして、夜は地元の安くて美味しい野菜・果物を中心とした食事を楽しみ、休日はスポーツや豊かな自然を満喫できるレジャーに没頭する。
民間調査会社が行うアンケートでは、住民の生活満足度や住みたい街ランキングで上位になるなど、居住都市として高く評価されています。
程よさがあっても、具体的な決め手がない
わたしたちはこれまで、さまざまな取り組みを実施してきました。良質な居住都市としての福祉、子育て支援、医療、インフラ整備、防災・防犯といった住環境の充実。それらに加え、新たなまちの魅力創出のための映画・ドラマ等のロケ支援や、新規産業創出のためのイノベーションガーデンの整備、首都圏からの移住者を増やすための婚活ツアーなどを実施し、魅力あるまちを目指してきました。しかし、一定の成果がみられるものもありますが、人口減少に歯止めはかかっておらず、全体としては決して順調ではありません。
その一番の要因は、豊橋の魅力を「具体的に」発信できていないことにあると考えています。
「移住」は人生の大きな決断です。仕事やこれまで築いた人間関係、慣れ親しんだ環境など多くのことが変わり、これまでとは違った生活を送ることになります。移住してみたいが踏み切れないという方も多いでしょう。
豊橋の魅力は、総合的な評価の高さ。だからこそ、豊橋市の特徴を具体的に発信できておらず、それゆえに認知されていても、移住先として決め手になるような具体的なイメージも浮かばない事態に陥っていると考えています。
関係人口であって同様に、その地域と関わりはじめるきっかけが必要です。豊橋の魅力を具体的に発信できていない状況では、関わるきっかけも乏しいのだろうと考えています。
移住、定住、関係人口を増やすためのパートナーを見つけたい!
人口減少対策という大きな課題の解決は、簡単ではありません。しかしなにもしないわけにもいきません。今回は、ぜひ私たちの目標を一緒に実現できるパートナー(仲間)を見つけたいと思っています。
以下の2点から素晴らしいアイディアをいただけるとありがたいです。
(1)豊橋のイメージ・ブランディング効果UP
総合点が高い代わりに決め手にかける豊橋が、選んでもらえるまちになるために、豊橋の具体的なイメージやそれを生みだすブランディングを効果的に実施していくことが必要と考えています。豊橋の移住定住施策を成功に導くための重要成功要因(KSF)は何かを探り、豊橋のまちの具体的な魅力を発信し、ブランディングを効果的に進めるための事業に取り組みたいと考えています。
【参考】表1 豊橋市シティプロモーション推進計画におけるKPI(取り組みを進める上での参考指標)
(2)豊橋で実現できる暮らしの体験
移住や関係人口の創出に関しては、はじめのハードルが高いという現状があります。また、せっかく移住をしてみたものの実際はイメージと違ったという声もよく聞かれます。こうした点を考慮しながら取り組みを進めていくことが重要だと考えていますが、そのノウハウがありません。総合点が高い豊橋の暮らしを体験できる事業を実施していきたいと考えています。
以上の2点から、素晴らしいアイディアをお持ちの企業の皆様をお待ちしております。
わからない点などございましたら、お気軽にご質問ください。
Vision
実現したい未来
豊橋市に対する好感度があがり、行ってみたい、また来たい、住んでみたいというマインドを醸成させ、人口減少に歯止めをかけたいと考えています。
得られるもの
全国的に地方創生の取り組みが進められており、首都圏一極集中を是正する可能性のある事業は多くの自治体からの必要とされています。本事業の効果が立証されれば他の自治体への水平展開が期待できます。
Outline
背景 | 現状、豊橋市の総人口は、外国人住民の流入が多いためそれほど減っていません。しかし、20代から30代の若い世代の市外への転出が多く、将来的にも人口減少が予想されています。今後も持続可能な都市であり続けるためには、まちの活力を維持することが必要であり、移住定住施策の推進、関係人口の創出に取り組まねばなりません。 |
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課題(詳細) | 豊橋市は東京・大阪・名古屋などの大都市圏からの距離も比較的近く、新幹線が停車するなど公共交通も整備されており、都市として立地に恵まれています。また、人口が30万人を超える中核都市なので、ほどよく都市機能が整備されていながら、海、山、川といった豊かな自然もすぐそばにあります。各種調査により住民の居住満足度も高いまちとしての結果も出ていますし、全国での豊橋の認知度は9割近いことがわかっています。それでも人口流出は取りません。
豊橋が今後も元気で活力のあるまちとして持続していくために、新しく豊橋に住んでくれる方(移住)、これからも豊橋に住み続けてくれる方(定住)、豊橋ににぎわいをもたらし、活力をくれる方(関係人口・交流人口)を増やすための施策を推進し、今以上に『選ばれるまち』にならなくてはなりません。 |
求める解決策 | 1.『住みやすい・住みたくなるまち』としての豊橋のイメージアップ・効果的なブランディングを進める取り組み 2.いきなりの移住定住ではなく、まずは体験から。豊橋で実現できる働き方や暮らし方の体験できるもの。 ※場合によってはテックを用いた疑似体験も可 |
想定する実証実験内容(詳細) | 1.豊橋のイメージ・ブランディング効果の促進のためのPRの取り組み及び効果検証 2.豊橋で実現できる暮らしの体験と効果検証 |
実証実験成功後の発展性 | 1.効果があることが検証された場合は豊橋市での事業化 2.他都市への水平展開 |
提案企業に求める専門性 | 1.事業の効果検証のためのノウハウ 2.事業を効果的に進めるためのマーケティング力及びテック |
プロジェクトの進め方打合せ方法 | 適宜、オンライン会議 |
提供可能なデータ・環境等 | 豊橋市市民意識調査、豊橋市イメージアンケート調査 |
プログラム終了後の本格導入 | 本格導入可、予算化予定あり(但し、どの部署で実施していくのかは要検討。) |
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