Urban Innovation JAPAN


残り8

締 切

環境部 収集業務課

ごみ収集から地域の情報も収集する!まちの情報収集・活用ツールの開発

Point

解決したい課題

ごみ収集は市民生活に最も密接している行政サービスです。収集職員が把握しているが見過ごされている情報は実は“なにか”の支援になり得るのではないか。

想定する実証実験

ごみ収集車にタブレット端末を搭載し、情報を集約することで市民サービスの向上につなげる。

実現したい未来

ごみ収集からまちづくりに繋がるツールとして、将来的には見守りや防犯、災害時にも活用したい!

得られるもの

近隣市町村でも同様な問題を抱えているため、開発したツールが他都市に導入される可能性がとても高いと考えられる。

Story

「10年前と何も変わってないじゃないか!」

これは人事異動によって収集業務課に戻ってきた職員の第一声でした。ごみ収集に関わる業務の多くは、いまだに紙や電話など手作業で進められています。

市民からの電話に対応する職員や現場で収集作業を行う職員がごみ収集に関わる問題の解決に向けて話し合いを重ねていますが、いまだに多くの紙を消費し、下記のような事務の手間が増えている現状が続いています。

  • 既にごみ収集が終了したかどうかは現場の作業員に電話で確認するしかない。
  • ごみステーションの異動(新設・移動・廃止)をする際には、申請者である自治会と何回も紙でやり取りをする。
  • ルールを守れていないごみはシールを貼ってその場に残すが、その詳しい理由は担当した作業員しかわからない。
  • 犬や猫が死んでいると市民から連絡があったときに住所を聞いて紙地図から場所を探す。
ごみステーションの異動情報の作成
紙地図を使っての電話応対の様子

集めているのはごみだけではない?!

豊橋市には5,000か所以上のごみステーションがあり、毎日50台以上のごみ収集車で回ってごみを収集していますが、職員が集めているのはごみ情報だけではありません。

市内を毎日巡回する中で、ゴミステーションの清掃状況からその地域の問題を察知したり天候による道路状況の変化を把握していたり、豊橋市を隅々まで熟知しています。実は住民と行政が最も頻度高くやり取りしているごみ収集業務から得られるこのような情報をまちづくりに役立てることができるのではないかと考えています。

しかし残念ながら、このようなごみ以外の情報はもちろんのこと、ごみ収集業務に関する情報も収集作業する職員の頭の中だけで把握されていたり、バラバラの地図システムの中に入っていたりしていて、統合されていないのが現状です。

(左)異動情報地図 (中央)市民からの問い合わせに対応する紙地図 (右)収集コースの地図

まちづくりに貢献するための情報の一元化に向けて

将来的にはごみ収集からまちづくりにつながるツールとして、見守りや防犯、災害時にも活用できるような情報基盤にしたいと考えていますが、まずは、とにかくごみ収集に関する情報を一元化したいです!

具体的には、用途別に複数の紙地図が存在しているので、年間約300件もの申請が出されるごみステーションの異動(新設・移動・廃止)の対応をするだけでも非常に時間がかかっており、地図を一元化することで業務の効率化を図りたいと思っています。

また、ごみステーションは校区ごとに番号をつけて管理を行っているので、「いつもきれい」や「いつも汚い」などの維持管理の状況や苦情の内容、現場で掲示を行っているラミネート看板の内容、ごみステーションの写真を含めた情報を、ごみステーションの番号で検索を行うことですべてを紐づけたい!

さらには、市民からの問い合わせに対して直接収集した職員しかわからない情報が多く、携帯電話に連絡をしても作業中では連絡に気づいてもらえず、最終的には事務所の職員が現地に出向いて対応をすることがあるので、作業中でも速やかに情報の共有や作業員の手に入れた情報を収集できるツールが欲しいです。

市役所の職員では思いもよらないアイデアを求めています

多くの職員は、「10年前と何も変わってないじゃないか!」という話が出るほど変化をすることなく続けていた業務を解決したいという想いに満ち溢れています!

今回のUITはそんな状況を打開できるかもしれない絶好のチャンスだと考えています。ごみ収集業務で得られる情報をまちづくりにつなげることで“なにか“が解決できるはず!収集業務課を含め市役所の職員では思いもよらないアイデアを求めています。

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Outline

背景 豊橋市では、毎日50台以上のごみ収集車が市内にある約5,000か所のごみステーションを巡回してごみを収集しています。ごみ収集にかかる業務は収集ルートの設定、収集状況の確認、市民からの各種問い合わせ、ごみの重量管理、作業日報等の作成など多岐にわたりますが、現在そのほとんどを手書きや電話などで対応しています。
特にごみステーションの管理のために豊橋市では、管理台帳としての地図、ごみ収集車が使用する地図、市民からの問い合わせに利用する地図、収集ルートを作成する地図が複数存在しており、自治会からごみステーションの異動(新設・移動・廃止)の要望があるたびに、現地確認などの調査を行ったうえで、すべての地図情報を個別に更新しており、非常に非効率な状況です。
一方、市内を毎日隅々まで巡回し、住民と行政が最も頻度高くやり取りしているごみ収集業務からは、地域の様々な情報も得ることができ、まちづくりに役立てることができるのではないかと考えています。
課題(詳細) ・既にゴミ収集が来たかどうかは現場の作業員に電話で確認するしかない。
・ごみステーションの異動(新設・移動・廃止)をする際には、申請者である自治会と何回も紙でやり取りをする。
・ルールを守れていないごみはシールを貼ってその場に残すが、その詳しい理由は担当した作業員しかわからない。
・犬や猫が死んでいると市民から連絡があったときに住所を聞いて紙地図から場所を探す。
・渋滞情報などの情報共有を職員個人の携帯電話を使用して行っている。
求める解決策 ・ごみ収集業務に関する情報を一元管理できるツールの開発。まずは地図の一元化を希望。
・ごみ収集車一台ごとにタブレットを設置し、速やかな情報共有やごみ収集に関する情報のみならず、まちづくりに繋がる情報収集・活用ができるツールの開発。
想定する実証実験内容(詳細) モデル校区(2校区程度)を選定したうえでのタブレット端末の実証実験
実証実験成功後の発展性 豊橋市に限らず、ごみ収集に関して同様の問題を抱えている他都市への導入に発展する可能性がある。
提案企業に求める専門性 ・まちづくりにつながる情報の収集・活用ノウハウ
・GISの活用技術
・業務効率化にかかる提案能力
プロジェクトの進め方打合せ方法 Zoom会議可、でも現場視察にも来てほしい
提供可能なデータ・環境等 ・ごみステーション情報(位置情報、管理情報)
・収集車両情報
・ごみ収集担当職員へのヒアリング
プログラム終了後の本格導入 実証実験の効果と金額により、令和5年度で予算化し、本格導入を検討

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